島根大学医学部付属病院 重症者の救命率向上へ 高度外傷センター設置
大学 2015年6月29日(月)配信毎日新聞社
島根大学医学部付属病院(出雲市塩冶町)は26日、交通事故などによる重症患者に対して専門的な治療をする「高度外傷センター」を院内に設置、来年度から稼働させる方針を明らかにした。
外傷診療、緊急手術、集中治療に関する研究を推進する外科の新たな領域「アキュート・ケア・サージェリー」を学ぶ講座も、医学部に新設する。教授の公募を26日から始めた。今年度中に教授を選考する。
公募した教授に加え、講師、助教2人の計4人を、高度外傷センターに配置する。2017年度は8人に増員する予定。また、緊急血管造影や緊急手術などを同時にできる救急救命室の建設工事に来年度着手し、2017年の完成を目指す。
記者会見した井川幹夫病院長は「交通事故を含めた不慮の事故による県内の死亡率は高い。救命率を向上し、死亡率を全国一低くしたい」と語った。【山田英之】
大学 2015年6月29日(月)配信毎日新聞社
島根大学医学部付属病院(出雲市塩冶町)は26日、交通事故などによる重症患者に対して専門的な治療をする「高度外傷センター」を院内に設置、来年度から稼働させる方針を明らかにした。
外傷診療、緊急手術、集中治療に関する研究を推進する外科の新たな領域「アキュート・ケア・サージェリー」を学ぶ講座も、医学部に新設する。教授の公募を26日から始めた。今年度中に教授を選考する。
公募した教授に加え、講師、助教2人の計4人を、高度外傷センターに配置する。2017年度は8人に増員する予定。また、緊急血管造影や緊急手術などを同時にできる救急救命室の建設工事に来年度着手し、2017年の完成を目指す。
記者会見した井川幹夫病院長は「交通事故を含めた不慮の事故による県内の死亡率は高い。救命率を向上し、死亡率を全国一低くしたい」と語った。【山田英之】