禁煙研修会のお知らせ
アルカロイドの一種で、神経毒性の強い猛毒です。 化学物質としては毒物に指定されています。 たばこの葉に含まれており、喫煙によって煙から体内に取り込まれます。 血液中のニコチンは急速に全身に広がります。
名探偵ポワロ(62)「三幕の殺人」
アガサ・クリスティー原作の「名探偵ポワロ」を4Kで!ポワロの知人が開いたパーティーで客がカクテルを飲んだ直後に急死。別のパーティーでも同じような状況で死者が…
ポワロは知人で元俳優のチャールズが開いたパーティーに招かれる。そこには精神科医のストレンジなど、さまざまな人が集まっていた。だが、その席上で客の1人がカクテルを飲んだ直後に急死する。殺人事件を疑うチャールズにポワロは病死だろうと告げる。しかし1か月後、ストレンジは自分が主催したパーティーでワインを飲んだ直後に急死する。
この物語の「殺人の毒」に、「ニコチン」が使われている。物語の殺された人は、急死して、とても、怖ろしい毒に、描かれている。外国の人が、日本人にはないほどタバコを嫌っているわけが、この映画を見てわかった。この物語のニコチンの毒が大変に強烈な毒に表現されているので、タバコを怖がるのだなと。
私も若かりし頃、友があまりにタバコをすうので、どんな味がするのだろうと、1呼吸、タバコの煙を吸ったことがあった。すると、すぐに、強烈に頭が痛くなって、その反応の速さと、ひどい頭痛に驚いて、その毒性が尋常ではないことを知った。でも、その頃の日本の男性の喫煙率は、90%以上であり、タバコを吸わない真面目っぽい人は、魅力がないと女性たちは思っていた。学校の教員室も、職場の事務室も、自宅も、タバコの煙で煙っていた。そんな状況が日本だった。
そして、私は、頸癌、咳喘息になり、子どもの頃から受動喫煙した息子たちの健康が心配。タバコ依存が強い。
農家の皆様、タバコ栽培は止めて、食物を植え栽培してください。
タバコをこの世からなくしましょう。
たばこポイ捨ての高山市長、1~3月の給与を5割減額…「市のイメージを損なった」
岐阜県高山市の田中明市長(61)は21日、同市の条例に違反してたばこのポイ捨てを行った問題の責任を取り、自らの給与を来年1~3月の3か月間、5割減額する条例改正案を市議会に提案し、全会一致で可決された。
田中市長を巡っては、吸ったたばこを自宅前の側溝に捨てる2日分の動画がSNSに投稿され、今月15日に記者会見で謝罪。さらに別の日の動画投稿が続き、17日には、12~13年前から常習的に行っていたことを認めた。
提案理由説明で田中市長は「自らの不祥事で、市民に多大な迷惑をかけ、市のイメージを損なった」などとした上で、「信頼回復のため、今後の市政に誠心誠意取り組んでいく」と述べた。また、発覚以来、市に250件以上の批判意見がメールや電話で寄せられたとした。
加熱式たばこ、健康に懸念 赤ちゃんに低体重リスク 米国はニコチン規制方針 「医療新世紀」
タバコの葉を原料とする「加熱式たばこ」を使っているのは日本人の10人に1人を占める。依存性が強いニコチンなどの有害物質が含まれ、健康への影響が懸念される。妊娠中の女性が吸うと生まれてくる赤ちゃんに低体重やアレルギーのリスクが高まるとの報告も出てきた。大阪国際がんセンターの田淵貴大(たぶち・たかひろ)医師は「新しいもの好きな日本人がたばこ会社の宣伝に乗せられている」と指摘。「周囲への配慮に加え、自分の健康のためにも吸うのをやめることを考えてほしい」と話す。
▽喫煙者に定着
田淵さんらは国内販売が始まった翌年の2015年以降、加熱式たばこなどの使用状況を調べる「JASTIS研究」を実施する。日本人全体の使用者の割合は17年ごろから急増。19年に11%を超えて横ばいとなり、21年は10・7%だった。
19年の国民健康・栄養調査では、紙巻きたばこを含む喫煙率は男性27・1%、女性7・6%。喫煙者の一部が加熱式に切り替えて定着したらしい。「たばこ会社がテレビや新聞、雑誌などで宣伝を展開した影響だ」と田淵さんはみる。
JASTIS研究で加熱式を使う理由を尋ねると「他のたばこより害が少ないと思った」との回答が最多。「人に迷惑をかけるのを避けるため」も多い。煙が立たず有害物質が少ないとのイメージを抱いているようだ。
▽リスク軽視
ただ田淵さんらが国内で妊娠中の女性5600人以上を調べると心配な結果が示された。
加熱式を吸っていた女性から低体重の赤ちゃんが生まれる割合は5・9%で、吸わない場合の2・7%より高かった。妊娠中に加熱式を吸うと赤ちゃんが低体重で生まれるリスクが2・5倍になる計算。別の分析では、子どもがアレルギー疾患になるリスクが2倍に高まっていた。
加熱式は刻んだタバコの葉をヒーターや溶液の高温蒸気で熱し、出てきたエアロゾル(微粒子と空気の混合体)を吸う仕組み。紙巻きのように目立つ煙は出ないが、エアロゾルにはニコチンやアセトアルデヒド、グリセロールといった化学物質が含まれる。
「たばこの有害物質は少量でも健康影響を起こす。紙巻きより少なくても病気になるリスクは減らず、日常的に吸えば悪影響が考えられる」と田淵さん。「吐いた息を通じて周囲で受動喫煙も起きており、加熱式の健康リスクは軽視されている」と指摘する。
▽依存性
加熱式の主成分であるニコチンにも厳しい目が注がれている。バイデン米政権は6月、紙巻きに加え、米国で普及している電子たばこなど幅広い製品に対し、ニコチン規制を導入する方針を明らかにした。
ニコチンは血液を通じて全身に広がり、脳神経に働いて快楽物質のドーパミンを放出させる。吸うのをやめられなくなる依存性を引き起こす。「報酬系」という脳の働きを狂わせ、食事がおいしくなくなるなどの弊害も起きる。
米食品医薬品局(FDA)は今後、たばこ製品に含まれるニコチン量の上限を検討する。FDAは「将来の若者世代がたばこ依存による被害をなくすか最小限にするのにつながる」と強調する。
一方で「加熱式に切り替えた人はたばこをやめやすい人でもある」と田淵さんは語る。JASTIS研究では、自分の体にいいか、周りの人の健康にいいと思って加熱式を吸っている人が少なくないことが分かってきた。「人を思いやる意識の高さを、加熱式も含めた禁煙に挑戦するきっかけに生かしてほしい」と訴える。(共同=吉村敬介)
NZ、紙たばこ禁止法成立 業界・コンビニは反発
【シドニー共同】ニュージーランドで2009年以降に生まれた人が生涯にわたり、紙巻きたばこを吸えなくするための法改正案が、19日までに成立した。来年1月1日から施行される。たばこ企業は、密輸や密売といった闇市場が拡大すると反発。たばこを扱うコンビニの店主らも「強盗の標的になりかねない」と法改正を批判した。
法改正によって現在の子どもは、従来は喫煙が可能だった18歳になっても、たばこが吸えなくなる。加熱式たばこや電子たばこは当面容認する。
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ニュージーランドの広報担当者は「たばこの合法的な供給を根絶し、違法な闇市場の成長に拍車をかけるものだ」と批判した。
法改正により、たばこを販売できる店舗の数は現在の10分の1程度の600まで減る見通し。
ニュージーランドでは最近、若者らによる小規模店舗を狙った強盗事件が多発している。大手コンビニチェーン、デーリーのオーナー組合は「われわれは犯罪の緊急事態が悪化することに備えている」と表明した。
法改正案は議会が今月13日に賛成多数で可決。国家元首である英国王の王権を代行する総督が16日に裁可して成立した。
~ウィズコロナ時代のタバコ(産業医科大学産業生態科学研究所 大和浩教授)~
しまねさんぽメルマガより
タバコまめ知識 ◆
有名な話ですが、改めて数字を確認してみてください。医学誌「ブリティッシュ
メディカル ジャーナル:2012年」によると、喫煙者は非喫煙者に比べ、男性
で8年、女性で10年寿命が縮まるとのこと。20歳から1日に20本×50年間
喫煙すると、総喫煙本数は36万5,000本。寿命10年を1本あたりで割ると、
タバコ1本で14.4分の寿命が縮まることになります。20本入りのタバコ1箱で
4.8時間の命を削っています。
命を削るとわかっていても、目の前の「ニコチン摂取」という快楽を選んでしま
う。それが依存症なのです。責めることなく、理解し、寄り添い、粘り強く支援し
ていきましょう。
たばこ年齢毎年引き上げを 英政府の独立委が勧告 「医療新世紀」
英国が掲げる「たばこフリー社会を2030年までに」という目標を達成するために、たばこを購入できる年齢を毎年1歳ずつ引き上げるなど、思い切った対策を講じる必要があるとする勧告を、英保健省の独立委員会がまとめた。
若い時期に喫煙を始めるのを防いで深刻な健康被害から将来世代を守る目的。ニュージーランド政府が、法施行時点で14歳以下の紙巻きたばこ購入を生涯にわたって非合法化する法案を提出する方針で、英国もそれに続くべきだと政府に促した格好だ。
英国でたばこが購入可能なのは18歳から。仮に勧告が法制化されれば、この年齢が毎年引き上げられるので、下の世代はたばこを生涯購入できなくなる。
反対意見もあって実現性は不透明だが、独立委は「たばこ産業に対して『喫煙は時代遅れだ』との最後通告を突きつけることにつながる」と意義を強調する。
英政府は18年に14%の喫煙率を、30年までに5%に下げる「たばこフリー」目標を19年に打ち出した。喫煙率は下降傾向にあるが、このままのペースでは5%まで下がるのは目標から7年先になると独立委は指摘。取り組みの強化を求めた。
不可欠な対策として、喫煙者の禁煙支援などの予算増や、たばこ購入年齢の毎年の引き上げなどを勧告。たばこ製品の流通を減らすための対策も求めた。
日本では健康増進法が改正されて20年から屋内原則禁煙となったが、例外規定も残る。国際的には喫煙対策の「劣等生」とみなされており、ニュージーランドや英国などの姿勢に見習うべき点が多そうだ。
コンビニから灰皿・喫煙所の撤去を 広島県医師会が各社に要望書
広島県医師会(広島市東区)は、コンビニ大手3社に対し、受動喫煙の対策として店舗から喫煙所や灰皿を撤去するよう求める要望書を提出した。コンビニ側は中国新聞の取材に対し、加盟店と協力する姿勢やより良い環境づくりを進める考えを示した。
2016-18年、米国疾病予防管理センター(CDC)の行動危険因子サーベイランスシステム(BRFSS)年次電話調査に回答した成人117万3646人を対象に、電子たばこ使用と視力障害の関連を横断的集団調査研究で検討。
その結果、電子たばこの非使用者に対する現使用者の視力障害の調整後オッズ比は1.34(95%CI 1.20-1.48)、過去使用者では1.14(1.06-1.22)だった。従来の紙巻きたばこの非使用者(66万2033人)の部分集団解析で、電子たばこの非使用者に対する現使用者の視力障害の調整後オッズ比は1.96(1.48-2.61)、過去使用者では1.02(0.89-1.18)だった。
◆タバコまめ知識◆
喫煙者は新型コロナウイルスワクチンの効果が35%低下することが、国立病院機構
宇都宮病院の研究で分かりました。ワクチン接種後3カ月後の抗体価は中央値よりも、
喫煙歴がない人は12%高く、喫煙者は35%低くなりました。禁煙した人は21%減
でした。研究チームによると「喫煙は接種直後の抗体産生には影響しなくても、抗体の
維持に影響する可能性がある」とのことです。ちなみに飲酒頻度では顕著な差は認めら
れなかったそうです。
しまねさんぽメルマガ第15より