日々

穏やかな日々を

修学旅行の思い出

2008年08月31日 23時44分29秒 | 思い出
その子は痩せていた。
可愛い目は大きく、こぼれおちそうだった。
とても色白だった。
洋子は、あの時の、あの子の笑顔を忘れない。

「さあ、これから、今度行く、修学旅行の、班作りをしましょう。」
「えっ、班作り?」
「そうよ、自分が一緒になりたい人の名前を、この紙に書いてください。」
先生はそう言って、私たちに、友達の名前を書かせた。
こんなこと、初めてであった。

洋子はうれしかった。
就学旅行もうれしかったが、好きな友達と一緒に行けるなんて、
そんなことが、この世にあるなんて!
おおげさだけどそれぐらいうれしかった。

その子が話しているのを洋子は聞いたことがなかった。
その子の名前も知らなかった。
同じくクラスでもう六ヶ月にもなるのに。
先生もその子に発表を一度もさせたことがなかった。
いえ、当てなかったような気がする。

修学旅行はいつもの仲良しの友達ばかりで、とてもうれしかった。
その中にその子がいた。
班長だった洋子はその子の名前を知らねばならなかった。
でも、その子も含めて先生から班長にとみんなの名前を書いた名簿を貰っていたので
その子に名前を聞かなくてもよかった。
洋子はほっとした。
だって、クラスの友達なのに名前を知らないなんて言えないし。

七時三十分集合場所は国鉄の駅前。
その子は、洋子が来る前にもう来ていた。
班のみんなが集まると、次々と後ろに下がっていつも、私から一番遠くにいた。
だから、その子の声も聞くこともなく、笑い声も聞かなかった。
でも、班から、絶対に離れることはなく、
洋子を心配させることは全くなかった。

一時間汽車にゆられ、
三十分バスにゆられ、
到着したのは、大きな山のふもとだった。
さあ、これから、山登りだ。

リュックと、くつと、水筒をチェックした。
ぼうしと、ハンカチもちゃんと確かめた。
気に入った友達と、笑いあって、山登り、スタート。
洋子の友達はみんなおてんばだった。
足の速い子、腕っ節の強い子、よく笑う子、
洋子はその中でも一番けんかっぱやい子だった。
男の子が女の子をいじめると、もう、我慢がならなかった。
すぐ、男の子を怒ってやめさせた。
洋子は大きな声を出すことができた。
普通は大きい声を出す子ではないが、
男の子のこととなると、許せなかった。

元気はつらつグループは、出発した。
はじめは、男子グループが出発した。
クラスは男子25人女子27人合計52名の大所帯だった。
学校は5クラスあって、
洋子たちの学年はみんなで250人はいた。
それが、一列になって山登りだ。

道なき道、今でもはっきり思い出すことができる。
れっきとした、登山道だが、
昔のこととて、整備などされていなかった。
今で言う獣道?
たぬきやきつねが歩くだろうか?
秋の初め、太陽が照り付けていた。
みんなは、離れないように、みんなのおしりを見ながらのぼった。
洋子は男の子のグループの次のグループだった。
つまり、女の子の第一頭、
洋子の後をみんながついて歩いた。
幸いに洋子達のクラスは4組だったから、
150人が歩いた後だった。
道に迷うような所はまったくなかったが、
ススキが顔にかかったし、ところどころに、
月見草のしぼんだのや、薄紫の野菊が咲いている。
横目で見ながらよいしょ、よいしょとのぼった。
はじめは、草をかき分けながらしばらく歩いた。
前に草がなくなるころ、きゅうな上り坂になって、みんなの姿がみんな見えるようになった。
洋子はもう安心した。
これで、道に迷うことはなくなったと。
みんな元気で笑っている。

黒い帽子、白い帽子、
白いシャツ、赤いブラウス、色とりどりの蟻が行く。
そんな感じでみんな登っていった。
もくもく、もくもく、しばらく登ると、もう笑わなくなった。
声もあげなかった。
汗はぽたぽたと流れるままだった。
それでも、時々は汗を拭いて、ハンカチは濡れた。

頂上についてお昼ご飯を食べて、おやつをたべて、水筒の水を飲み、
寝転がって休んだ。
げんきのいい男の子は騒いでいたが、女の子は座ったまま・・・・
おしゃべりもしていたかもしれない、
なぜか、洋子はそこのところ、ほとんど覚えていない。
寝転んでいたのだろうか?
草花を探していたのだろうか?

帰りはもうスピードだ。
だだだだだっと・・・・走った。
すぐ、ふもとの温泉町についた。

黄色のお湯の温泉にはいった。
町の銭湯だった。

みんなそろって、大広間で、夕食を食べた。
わらびのにしめがとてもおいしかった。
噛むとにゅっとおいしい肉が出てくるようだった。
班の子は全員元気でぐっすりと眠った。

なにもかも終わった。

解散の合図があって、
集合した国鉄の駅でみんなと別れるとき
その子は洋子の前に急に現れ、
「ありがとう」
と、下をむいて言った。
少し笑っていた。

洋子は驚いた。
急にその子が口を利いてくれたこと、
ずっと、後にばかりいたから、
話したことはなかったし、
すっかり、忘れるほどだったから。

「ありがとう」の声は低く、鼻にかかって、聞き取りにくかったが
そう言ったことはわかった。
あわてて洋子は「さようなら」って手を振った。
その子はそういうと帰っていったけれど、
その時の、はにかんだ笑顔はよく覚えている。

後日先生が洋子に言った。
「加戸さっちゃんはね、あなたの班になりたいと書いたのよ。
だから、あなたの班にいれたの、ありがとうね。」

洋子はそれからしばらくして、
さっちゃんが生まれつき、
話せない、
喉に異常があったことを知った。



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行水で思い出す

2008年08月31日 22時16分17秒 | 思い出
暑いときは行水ばかりであったが、
ここのところ
お風呂が気持ちいい。。。。。

体にかけても
湯船に入っても
お湯が気持ちいい。

涼しくなりました~

行水で思い出すのは子どもの頃
狭い台所のコンクリーに木のタライ、、、
母が良い湯かげんにして
子をひとりひとり洗ってくれた。

涼しくなった夕暮れ
気持ちよくなった夕暮れ
洗濯した「しみず」を着て
夕涼みで外にしばらくいると
「ごはんだよ」と母が呼ぶ

どんな「おかず」だったかな~

なすびの煮しめ
かぼちゃの煮しめ
とまとの切ったの
きゅうりの酢の物
さかな・・・・・さばの焼いたの?
かれいの煮物?
なんか、粗末なようで、今の食卓と比しても、そこそこだね~
いや、むしろ、豊かだったかね~
とまとはむきむきのぷりぷりの
よい香りがし
なすびは「いりこ」の入ったあつあつ
かぼちゃはから甘く味がしてあってやっぱり「いりこ」入り

父は明太子をつつき、コップ一杯の冷。

母は働きに行かず(夏は宴会もなく)
ごはんをよそってくれた。
そうそう、夕食は冷ごはん
竹の籠にいれてあったな~
その竹の籠についたごはんを乾燥させて
油で炒って、砂糖をまぶしておやつにした。
何日かしないと溜まらないから楽しみに待っていたね。
時々冷ご飯に水道水をかけて食べたのも
おいしかったね。
出雲市は水道水が斐伊川の伏流水で
それはそれはおいしかったし
冷たかった・・・・・・・

外から炎天下帰っても
水道水を頭首にぶっかけて
「おーーーつめたーーーい」って騒いだよね。

5人の家族に、扇風機1個
ぐるぐる回しながらも
暑いとその動きに合わせて顔を動かしたりした(^^)
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土曜の夕

2008年08月30日 20時21分31秒 | 
お休みの安楽を一度に破った
同僚からの電話
それから
お休みは一変し
仕事モードに

それから
沈黙に浸りながら
仕事モードはまだ続いている。。。。

明日もお休みだから
私の針仕事は安穏のはず

でも、明日は午後5時からの糖尿病の研修に出かけなければならないので
そう安穏ではおれないけど、
電話は完全にわたしを仕事人間にする。

秋までに揃えなければならない
書類の数々。。。。。。。。。。との話し・・・

家で思っていても仕方ないけれど
脳は独占されたまま

テレビは
モディリアーニとジャンヌ
熱烈に愛し合った二人の芸術家

美術館に見に行ったけど
その時より鮮明に訴えかける目
瞳のない目
傾いた首
長い首
肩のない肩
優しそうでもあり
微笑んでいそうでもあり
悲しんでいそうでもあり

テレビは明るく
実物の絵より大きく拡大されていて
美術館の薄明るい(薄暗い)ガラスの中の絵とはまた違って見える

モディリアーニは仕事バージョンのわたしを
また
休日モードに返してくれる

仲のいい若き恋人そのものの夫婦?
子の誕生からのしあわせ?

苦悩の画家ではなく浄化の画家とも
でも
売れない絵

悲しみのジャンヌ
無口で沈黙のジャンヌ
無反応のジャンヌ?

愛と葛藤の日々と・・・・・・

病に伏せるモディリアーニ
結核、不治の病
ベットに丸くなるモディリアーニ
カフェをさまよい
酒に酔う彼


お願いだから死なないで

永遠のしあわせにむかって
一心同体なんだよ
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欲望という名の電車

2008年08月29日 23時54分34秒 | 
桜吹雪の中を
舞踏家が踊る

恋の乱舞

心の葛藤
心の歪み
心の痛み
心の迷い

失望
絶望

裏切りの行為
偽りの行為

孤独への帰還

桜吹雪の中
舞踏家は踊る

花柳流の創作舞踊

欲望という名の電車
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笑み

2008年08月28日 02時13分52秒 | 
うふって笑いたくなったとき
あなたはしあわせ
あなたは充実
あなたは満足

うふって微笑みたくなったとき
あなたはありがとう
あなたはうれしい
あなたは心踊って

うふって頭をかたむけて
あなたを見つめたら
いっぺんに
恋人同士になるでしょう

唇と唇を重ねあうだけの
幼い頃の憧れに
そよ風のような
爽やかさを感じながら

うふって笑ってうつむいて
この世にいる今だけが
あなたを覆ってしまうでしょう。

まるで
童話の中にいる
うさぎさんのような
赤い目の
ハムスターのような
真ん丸い
小動物になって
うふって顔をあげ
キスのおかえしがしたくなるでしょう。

でも、握り合っていた指にそっと力を加えただけで・・・

充分満たされて
ほほえみが今
永久に
続くと思うでしょう。

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おやすみ さようなら

2008年08月28日 01時57分35秒 | 
地球が眠っています。
縦半分眠っています。

恋人達のささやきも
友人達の熱弁も

夫婦の語らいも
兄弟の雑談も

静かになっていきました。

地球の縦半分が眠っています。

赤ちゃんの指吸いも
猫のあくびも
犬のくしゃみも
滞りなく終了し
夜は更けていきます。

誰かにさよならがいいたくなりました。
誰かに抱きしめられた後の残り香に漂いながら
しあわせだったあの頃の
おやすみに似たさよならがいいたくなりました。

グッドナイト グッドバイ・・・・・・・
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きびしい言葉

2008年08月28日 01時11分07秒 | 
小鳥の声で目が覚める
夏の終わりの朝

・・・・・・・

あなたの文章は支離滅裂
そんな厳しい言葉を
わたしはあなたに投げかけてしまった

ごめんなさい
でも
そうなのよ
一貫性がないのよ
説明になってないのよ

意味が同じなのに
いろいろな言葉が選んであって
結果
それで?
わたしはどうすればいいの?
と思うじゃあありませんか。

伝えるべきことはきちんと
遠慮しないで
はっきりと
告げるべきです。

指導する立場の人間は
行くべきか
行かざるべきか
きちんと判断し
伝えなければなりません

いざ
関が原、
迷いの武将では
部下はどうすればいいのでしょうか?
結局
大将の旗の下
ゴーという指揮命令に
従わなければ
その軍団は
烏合の衆
戦いどころか
戦わずして
散ってしまうでしょう

あなたは「長」
長(おさ)なのです。

押します
推します
圧します
捺します

進めます
勧めます
薦めます
奨めます

同じ音
同じ意味
同じような意味
違う意味

日本語はややこしすぎるのか?
さっしの文化なのか?

イエス
ノー

必要
不必要

行く必要あり
行く必要はない

しなければならない
しなくてもいい

専門家でお金を頂くのであれば
最良な方法を
提示し
ゴーサインを
発しなければならないのです。

いいか
悪いか
脅すだけ脅して
あと
あなたが選び決めなさいと投げてしまう
そんなやり取り
今はすべきではありません。

いっしょに歩きます。
だから
いや
だから
いっしょに歩かなければならないのです。
お許しください
生意気にも
心傷つける
厳しい言葉をいいました。


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完全なる爺婆

2008年08月27日 09時03分28秒 | 
完全なる爺婆

無職が条件

フリーが条件

年金が条件

孫が条件

お小遣いが条件

嫁が条件

ありがとうが条件

煮しめが条件

漬物が条件

カメラで夫婦お出かけが条件

お茶、お花、日本の渋が条件

着物が条件

あ======

よほどとおいばぁば

不完全燃焼~~~~~~~~~~(TT)

爺はいない
これは完全

女長生きをゴールとす。
すでにゴールか(笑)
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おわる

2008年08月27日 00時26分06秒 | 
きょうがおわる
なつがおわる

はながおわる

きょうがおわる
なつがおわる


たのしかったことがおわる
かなしかったこともおわる

ふぼのじんせいがおわった
おっとのじんせいもおわった
おとうとのじんせいもおわった

しゅっさんがおわった
たんじょうびがおわった

べんきょうがおわる
しゅくだいがおわる

たたかいがおわる
げーむがおわる

かたらいがおわる
しょくじがおわる

しごとがおわる

きょうがおわる

ありがとうがおしまいになって
また
あした
おわりをまつ
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雨傘

2008年08月26日 10時14分18秒 | 
あざやかなブルーの傘をたたんで
アパートに入ってくる人を見た

シェルブールの雨傘の
 カトリーヌ・ドヌーヴ 
を思い出す。


物語はすっかり忘れたが夫と恋愛していた頃いっしょに見に行ったことは覚えていた、
というより
今思い出した。
当時の夫はベン・ハーのような映画ばかり好んでいた
この映画はそんな夫を
むりやり連れてったことを覚えている。

夫は先に逝き。。。。。。。

あざやかなブルーの雨傘からは
おばちゃんがでてきた。。。。。。

おばちゃんもきっとあの映画を思い出して
買った傘かもしれない。


時が   過ぎた。
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よい雨

2008年08月26日 08時24分39秒 | 
しとしと雨が降ってます
風のない
音のない
夏の終わり
しとしと雨です

ランタナが何度咲いたでしょう
花が終わるとその上に枝が伸びていきます
その上に蕾が3つか4つか つきます
その繰り返しを夏の間していきます
やや濃いピンクと
やや薄いピンクの2本が広がっています

チェリーセイジがたくさん花をつけました
みごとな赤い花です
ちいさい赤い蝶が飛んでいるように
蕾が上に上に咲き進んでいきます
つぼみの枝が見えなくて
はっぱからかなり離れた上に咲き進みます
そんな咲き方が蝶々が飛んでいるように見えるのです

悲しくなっても
この花が癒してくれます
さびしくなっても
この花が癒してくれます

ムクゲも終わりに近づきました
今年は
サルスベリが貝殻虫にやられ
蕾が一枝にしか来ませんでした
カイガラムシがびっしりつくまで
気が着きませんでしたから
小枝は切ることになりました

夏百合が涼しそうに咲き
散っていきました
また来年の8月半ばまでさよならね
これからたくさんの種をつけるのよ
ひらべったい
風に飛ぶ種だよ

花を咲かせたい場所に
また
巻いてあげるからね

こぶしに実がなったよ
ベージュのとてもいい色
ちいさい琵琶のようだよ

しとしと雨を身に浴びて
しっとりと
濡れている
夏のみどり

雪柳の小枝が重たくなって深く垂れている
エニシダが小さい水滴をたくさんつけて
少し枝を広げたよ

庭に出るフェンスのドアの
丸い糸金に光る水滴

音のない夏
まだ子たちの夏休みは続く
でも、
宿題の追い込みの夏終わりかな?

よい
雨よ
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たいしたこと

2008年08月26日 01時28分10秒 | 

たいしたことしていないけど
今日は
燃焼した
そんな日は
長くテレビを見ている

ちょうどいい映画があった

たいしたことしていないけど
仕事で
燃焼した
そんな日は
自分のノットを忘れる

たいしたことしていないけど
こころが
燃焼した
そんな日は
心地いい眠りが待つ

たいしたことしていないけど

たいしたことしていないけど

話したい人と話せた
隠さないで心が開いた

いやなことはいやだと言おう
できることは力を尽くそう
そう思うだけで
燃焼できる

だれかだけの問題ではない
気づきはずっと前からあった

たいしたことしてはいないけど

燃焼にむかう自分には気づかなくても
この脱力感が証明する

たいしたことしていないけど
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さるすべり

2008年08月25日 00時28分49秒 | 草花

さるもすべるさるすべり

百日紅もさるすべり

変換しても百日紅

えっ
どうして?

かき氷のような花
ピンクはイチゴ
白はみぞれ

さるもすべるさるすべり

200年も生きてきた

さるすべりの歴史

松江イングリッシュガーディンにあるよ
渋いピンク
やや小花
武家屋敷に似合うよ

夏も終わりいくその頃に
3ヶ月も続きさくのかな?
秋になって
冬まで咲くのかな?

だから百日紅

街路樹になっている
松江の北

なごやかな
はなやかな
夏の色
なごりおしい
夏の花

くねくねと
曲がり
つるつると
すべる幹

昔からある木は
さるすべり

園芸種の木は
あざやかな
大きい房の
百日紅

いずれも
こころ温かい
夏のピンク

子どもをあたたかくつつむ色

夏の花
さるすべり
百日紅

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なにをみたか?

2008年08月23日 22時52分35秒 | 
きょうはなにをみたか?
特急バスの一番前の席で、松江から、広島までの、景色。
広島バスセンターでの刺身定食。
広島の家庭裁判所。
タクシーの運転手、行き禁煙車、帰り禁煙協力車。

中国山脈は緑緑
家々の庭にサルスベリ少々
黄花コスモス少々
鶏頭の花少々
















車車




そして
会議・・・・・・・・・

広島弁当
焼き鯖と広島菜のお弁当

3時間半と3時間半のバスの中

きょうはなにをみたか?

すこしでもゴールに近づいたか?
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人生

2008年08月21日 07時40分56秒 | 
人生の嵐
この世を駆け巡る
めぐり来る季節のように
めぐり来る太陽のように
めぐり来る月のように

安穏な日々よ
求めてはいけないのか?

暗雲の雲よ
今朝は霧雨を送り
私を慰めてくれるのか

キリスト教の原罰?源罰?
キリスト教信者は
まずその、原罰を懺悔すると聞いた

私もその原罰を懺悔しなければならないのか?

若い頃の言動
成人の頃の言動

子どもの頃の言動

そして、今の言動・・・・・・・

確かに懺悔は
数限りなくあり・・・・・・・・・

しばし
路上に立ち
過ぎ行く人を眺め
流れ行く
人込みに身を任せ
垂れ下がる木々の匂いを
探してみようか

あぁ
人生の暗雲よ
人生の青雲に変われ!!
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