さわやかな秋の一日
すがすがしい青空
ひかる白い雲
なのに悲しみしか浮かばない朝
とおい思い出でもなく
ちかい昨日のできごとでもなく
きょうの不安でもなく
夕べの夢
でも覚えていない夢
魔物の館に
入ろうとする人々を
ひっしにおさえようとするけれど
でも
吸い込まれていく・・・・・・・・
津波の襲う海岸
のぼってものぼっても
波が上がって
飲み込まれていく人々・・・・・・・・
たゆたゆと流れる川
大川にかかる橋から
子が落ちていく
だめだめ~~
落ちないで~と叫ぶ母
でも
落ちていく・・・・・・・・
流れるわが子
一人追いかける母
いけどもいけども
追いつけない
ふわりふわり
浮いてはしずむ子達・・・・・・・
胸張り叫ぶ声
川の音にかき消されて
空は青く澄み切って
白い雲はゆっくりと流れ光
風はそよかぜ
香りはラベンダー
花はコスモス
小鳥は飛び
おだやかな太陽
なのに
母は泣きながら歩く
そんな夢を見たのかな
この朝の憂鬱は・・・・・
原因不明の憂鬱は・・・・・・・・・
仕事に行きたくない
じっと
朝の空を見ていたい
そんな憂鬱は・・・・・・・・・
ああ
そんな日
久々にむかえたそんな日
釈尊の涅槃のときを思う
身は滅びるとも
法と道の中に
生ききることこそ
安穏なり
永遠なり
我 涅槃のとき 法に従え 道をきわめよ
我 なすべきこと 伝えるべきこと みな話した
我のことば わすれるべからず
憂鬱は 肉のなせるひと時
すぐに立ち去る
この世の形あるものすべて
いずれ消えいく
おそれるなかれ
弟子たちよ
安穏たれ
死を語るなかれ
生を語ろう
この憂鬱は
生なるが故
必然の事柄
泣くことはなしと
すがすがしい青空
ひかる白い雲
なのに悲しみしか浮かばない朝
とおい思い出でもなく
ちかい昨日のできごとでもなく
きょうの不安でもなく
夕べの夢
でも覚えていない夢
魔物の館に
入ろうとする人々を
ひっしにおさえようとするけれど
でも
吸い込まれていく・・・・・・・・
津波の襲う海岸
のぼってものぼっても
波が上がって
飲み込まれていく人々・・・・・・・・
たゆたゆと流れる川
大川にかかる橋から
子が落ちていく
だめだめ~~
落ちないで~と叫ぶ母
でも
落ちていく・・・・・・・・
流れるわが子
一人追いかける母
いけどもいけども
追いつけない
ふわりふわり
浮いてはしずむ子達・・・・・・・
胸張り叫ぶ声
川の音にかき消されて
空は青く澄み切って
白い雲はゆっくりと流れ光
風はそよかぜ
香りはラベンダー
花はコスモス
小鳥は飛び
おだやかな太陽
なのに
母は泣きながら歩く
そんな夢を見たのかな
この朝の憂鬱は・・・・・
原因不明の憂鬱は・・・・・・・・・
仕事に行きたくない
じっと
朝の空を見ていたい
そんな憂鬱は・・・・・・・・・
ああ
そんな日
久々にむかえたそんな日
釈尊の涅槃のときを思う
身は滅びるとも
法と道の中に
生ききることこそ
安穏なり
永遠なり
我 涅槃のとき 法に従え 道をきわめよ
我 なすべきこと 伝えるべきこと みな話した
我のことば わすれるべからず
憂鬱は 肉のなせるひと時
すぐに立ち去る
この世の形あるものすべて
いずれ消えいく
おそれるなかれ
弟子たちよ
安穏たれ
死を語るなかれ
生を語ろう
この憂鬱は
生なるが故
必然の事柄
泣くことはなしと