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穏やかな日々を

原爆投下の惨状 克明に

2023年09月30日 23時55分21秒 | テレビ映画

原爆投下の惨状 克明に

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映画「ひろしま」の一場面(c)奇跡への情熱プロジェクト
映画「ひろしま」の一場面(c)奇跡への情熱プロジェクト
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 原爆投下直後の惨状を克明に描いた映画「ひろしま」(1953年、関川秀雄監督)が8月4~10日、宝塚市のミニシアター「シネ・ピピア」で上映される。

 広島で被爆した子どもたちの文集「原爆の子~広島の少年少女のうったえ」を基にし、全国の教職員の寄付で制作された。

 広島市出身で宝塚歌劇団員だった月丘夢路さんや、岡田英次さん、山田五十鈴さんらが出演。被爆者を含む延べ8万8000人の市民がエキストラとして参加し、原爆投下後の救護所や水を求める人で埋まった太田川の様子、戦後の被爆者の苦しみを再現した。

 1955年にベルリン国際映画祭で長編映画賞を受けたが、「反米的」などの理由で当時は上映の機会が限られた。6年前に映像を鮮明にしたデジタル化を終え、制作から70年を迎えた今年、全国で公開している。

 「ひろしま」の上映活動を続ける映画プロデューサーの小林開さん(50)は、祖父がこの作品の監督補佐を務めたといい、「犠牲者への鎮魂や原爆被害を風化させたくないという願いを込めて多くの市民が映画にかかわり、その思いがスクリーンににじんでいる」と話している。

 シネ・ピピアでの上映は各日午前10時から。このほか、戦争映画特集として▽「雪道」(8月3日まで)▽「父と くら せば」(11~17日)▽「ひまわり」(11~24日)▽「島守の塔」(18~24日)――をスクリーンにかける。問い合わせはシネ・ピピア(0797・87・3565)へ。

 

私が10歳ごろ、学校で見た、原爆の映画だろうか?

印象が強烈で、歌も覚えている。でも、その後この映画はどこかへ行ったのか?

一度も、再度、見ることはなかった。どうしてだろうかと思っていたが、上記のような理由だったのか?

『故郷の街焼かれ

身寄りの骨埋めし

焼け土に

今は白い花咲く

ああ

許すまじ原爆を

二度と許すまじ原爆を

我らの街に』

今も歌える原爆の歌、私の戦争体験となる。終戦は昭和20年8月。私、まだ2歳だった。

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ロシア軍の死者、侵略開始以降「27万人超」…直近1日でも340人死亡とウクライナ軍発表

2023年09月30日 23時47分09秒 | 戦い

ロシア軍の死者、侵略開始以降「27万人超」…直近1日でも340人死亡とウクライナ軍発表

配信

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アミロイドβに結合する磁気粒子をヒトの脳サイズで撮像可能な「磁気粒子イメージング装置」を開発

2023年09月30日 00時05分59秒 | 健康の保持増進

アミロイドβに結合する磁気粒子をヒトの脳サイズで撮像可能な「磁気粒子イメージング装置」を開発 三菱電機と岡大、阪大

2023年9月27日(水)
画像診断支援AIについて
m3.com会員情報を引き継ぎ、M3AIが構築した外部の体験サイトに移動します。
M3AIの担当者より、折り返しご連絡を差し上げます。


アルツハイマー病の原因物質とされるアミロイド βに結合する磁気粒子を、ヒトの脳サイズで撮像できるイメージング装置の試作機が、日本の研究チームにより世界で初めて開発された。これまでの課題とされた電源の大きさなどをほぼ解決しており、疾患の発症につながらないよう、定期的にアミロイドβの蓄積状況を健康観察の一環として行える可能性が出てきた。

研究成果を発表したのは、三菱電機、岡山大学、大阪大学大学院工学研究科の研究グループ。日本における65歳以上の認知症患者数は、2025 年には700 万人に達する※1と見込まれ、また、認知症患者のうち 67.6%をアルツハイマー病が占めるという統計結果※2も報告されており、予防、または早期発見と治療開始は喫緊の課題となっている。アルツハイマー病発症の原因として、アミロイドβと呼ばれるタンパク質の異常蓄積が強く疑われており、脳内のアミロイドβの蓄積状況を測定する技術が求められている。

アミロイドβを検出する技術のひとつとして、この物質と結合する磁気粒子の測定技術が検討されている。これを実現する磁気粒子イメージング装置は、コイルが発する交流磁場により体内に注入した磁気粒子の磁気信号を誘起し、これを検出することで、3 次元画像を生成する装置で、交流磁場の周波数が高いほど磁気信号を高感度に検出できるため、既に製品化されているマウスなどの小動物用の小型装置では、25kHz 前後の高い周波数が使用されている。同等の周波数でヒトの脳サイズの領域を撮像可能なように装置を大型化した場合、コイルも大きくなって必要な電源容量が増大するため、電源装置が非常に大型になることが実用化を妨げる要因の一つとなっていた。

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図1 開発した交流励磁コイルと信号検出コイル構造図

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図2 実証試験の様子(チューブに磁気粒子を注入してM字型に折り曲げ[写真左]、本装置で撮像[写真右])

今回、三菱電機がその電磁気学技術を深化させ、交流磁場を発生するコイルと、信号検出コイルの配置を精密に調整し、磁気信号の検出の障害となる不要な信号(ノイズ)を最小化できる構造を確立したことで、1kHz 以下の低周波でもヒトの脳サイズの領域の磁気粒子を高感度に撮像でき、電源装置の大型化を抑えた「磁気粒子イメージング装置」を世界で初めて開発した。研究グループでは、この開発成果はアルツハイマー病発症前の画像検査の実現に向けた大きな前進となるとし、2030 年頃に実用化の目途を付けることを目標に、他社との協業も視野に入れて検討を進めていくとしている。

※1 出典:「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」(平成 26 年度 厚生労働科学研究成果データベース)
※2 出典:「都市部における認知症有病率と認知症の生活機能障害への対応」(平成 24 年度 厚生労働科学研究成果データベース)

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慶大、世界で初めて開発した全身用立位CTを予防医療センターに導入

2023年09月30日 00時02分08秒 | 医療情報

慶大、世界で初めて開発した全身用立位CTを予防医療センターに導入

2023年9月29日(金)

慶應義塾大学医学部は9月27日、同大学予防医療センター(麻布台ヒルズ森 JP タワー6 階)に全身用立位・座位 CT(以下、立位 CT) を11月6日より導入し、健診に用いていくことを発表した。

全身用立位CTは、慶應義塾大学医学部放射線科学教室の陣崎雅弘教授らの研究グループにより、産学連携の下、世界で初めて開発された。2017年に同病院に臨床第 1 号機が導入され、有用性が検討されてきた。その結果、腰痛やヘルニア、臓器脱、変形性膝関節症といった、立位で症状が顕著となる疾患の早期診断、骨盤底筋の緩みの判定や体の筋肉量の変化を経時的に捉えられるなど、従来の臥位で撮影を行う CT 検査と比べて、複数の有用性があることが明らかにされている。

さらに立位 CTは、X 線検査のように立ったまま検査が行えるため、検査の総時間を短縮できたり、臥位になる際の介助を必要としないため、完全非接触・遠隔で検査が可能だったりと、検査時のワークフローの改善にも繋がる。

慶應義塾大学病院の臨床第1号機に続いて、今年5月に臨床第2号機が藤田医科大学病院にも導入され、このたび、麻布台ヒルズ森JPタワー6階に開業する「慶應義塾大学予防医療メンバーシップ」に導入する。

陣崎雅弘教授は今回の導入について「立位 CT は、がんや動脈硬化などの器質的疾患の診断に加え、フレイルの評価や運動器の異常といった、健康長寿を維持するために鍵となる機能障害の早期診断にも有用だと考えている。また、寝台に寝る必要がなくワークフローがよいため、健常人を対象とした健診における有効性は更に高い。年々進む超高齢社会において、立位CTは重要な役割を果たすだろう」と語った。

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大学の統合・再編促進へ 少子化加速で規模是正 文科相が中教審諮問

2023年09月28日 22時32分13秒 | 行政

大学の統合・再編促進へ 少子化加速で規模是正 文科相が中教審諮問

 2023年9月26日 (火)配信共同通信社
 

 盛山正仁文部科学相は25日、新型コロナウイルスの影響による少子化の加速を踏まえた高等教育機関の将来像の検討を中教審に諮問した。大学の統合・再編の促進を議論の柱とし、定員規模の是正に向けた新たな政策につなげる。2025年3月までに答申を得たいとしている。

 中教審は18年、経営困難な私立大に撤退を含む判断を促す指導を国に求め、私大間で学部譲渡を進めるといった改革を答申にまとめた。文科省は、その後の大学の動きが不十分で、40年代には入学者が今の定員の8割程度に減るとの推計もあるとして「国公私立の枠を超えた連携や統合・再編の議論は避けられない」と判断。新たな枠組みや規制に関する制度の検討を進めることにした。

 主な諮問項目は(1)大学間の連携強化や統合・再編の促進(2)デジタル・脱炭素といった成長分野の人材育成(3)地域における質の高い高等教育の在り方(4)教育や経営に関する情報公開―。特に地方の小規模私大は定員維持の見通しが厳しく、教育機会確保のため地域社会との連携推進などが重要な議題となる。

 海外と比較した研究力低下への懸念が強く、研究費における公的支出や民間投資の確保策についても検討を要請した。大学生らの学費を支える制度をどう改めていくかも話し合われる。

 盛山氏は25日の中教審総会で「少子化はわが国が直面する最大の危機。高等教育全体の適正規模や、国公私別の役割分担の検討が必要だ」と述べた。委員からは「各大学は他校と重複するような学科ではなく、特色ある分野を伸ばすべきだ」との指摘があった。

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【滋賀】5病院に入院調整機能

2023年09月28日 22時25分07秒 | 地域

【滋賀】5病院に入院調整機能

 2023年9月26日 (火)配信読売新聞
 
県、10月から コロナ医療体制発表

 県は25日、新型コロナウイルスに関する10月以降の医療提供体制を発表した。患者の入院先調整や情報管理を一元的に担ってきた県のコントロールセンターが9月末で閉鎖されることに伴い、県内5病院の医師が「新型コロナ感染症入院コーディネーター」として任命され、新たな調整機能を担う。(藤岡一樹)

担当医師 新たに任命

 コントロールセンターは2020年4月に開設し、県内の患者の入院・転院先の決定を全て担い、病床不足に陥らないよう管理してきた。ピーク時は1日100件以上の調整をしていたが、5月に新型コロナの感染症法上の分類が季節性インフルエンザと同じ5類に移行したことで、7月以降規模を縮小。多くても1日十数件となっていた。

 コントロールセンターがなくなる10月以降、入院が必要な患者の調整は原則、各保健所管轄の2次医療圏内での医療機関の連携で完結させる。ただし、県内の4ブロック(大津・湖西、東近江、湖南・甲賀、湖東・湖北)で中心的な役割を果たす大津市民病院(大津市)、近江八幡市立総合医療センター(近江八幡市)、済生会滋賀県病院(栗東市)、長浜赤十字病院(長浜市)と、滋賀医大付属病院(大津市)の計5病院に新型コロナ感染症入院コーディネーターが置かれ、重症患者の受け入れ先が決まらない場合などに調整役を果たす。

 現在、446床ある最大確保病床は10月からなくなり、今後感染が再拡大して入院者数が約300人に達した際には、酸素投与が必要な患者ら向けに約40床を確保する。

 高齢者向けの宿泊療養施設(52床)は今月末で閉鎖し、自宅療養に移行する。

 自宅療養者の相談に応じていた自宅療養者等支援センターは閉鎖し、発熱やのどの痛みといった症状の相談に応じてきた受診相談センター(077・528・3621、24時間対応)に窓口を一本化する。

 ワクチン接種に関しては、今年度中は無料のまま継続され、既存の新型コロナウイルスワクチン専門相談窓口(077・528・3588、毎日午前9時~午後6時)で対応する。

 また国の制度変更に伴い、新型コロナ治療薬の費用は来月から一部自己負担となり、年齢や所得に応じて一定額を支払うことになる。

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付き添い入院 病児を抱える親の負担軽減を

2023年09月28日 22時22分36秒 | 行政

付き添い入院 病児を抱える親の負担軽減を

 2023年9月26日 (火)配信読売新聞
 

 入院中の患者のケアは看護師の仕事だが、子どもについては例外として家族が泊まり込みで世話をする「付き添い入院」が認められている。

 しかし、家族の負担が大きく、様々な問題が生じている。子どもの療養に安心して向き合える環境づくりが必要だ。

 付き添い入院は、乳幼児が重い病気で療養する際などに行われ、主に母親が担っている。子どもと同じベッドで寝起きし、食事も売店で済ませるなど、過酷な状況で体調を崩すことも少なくない。

 無理なく付き添えるよう、病院側の配慮が欠かせない。付き添い用にソファベッドを用意し、有料で食事を提供している病院もある。こうした事例を参考に、他の病院も改善に努めてほしい。

 国の規定では、付き添い看護は禁止されているが、患者が子どもの場合には、家族の希望があって医師が許可していれば付き添うことは可能だ。ただし、その場合でも、家族に看護業務を担わせてはならないとしている。

 しかし、現実には、付き添い入院をする家族が、食事や排泄の介助のほか、点滴の管理まで行う例もあるのが実情だ。

 また、家族が付き添い入院を希望していなくても、病院側から求められる場合さえある。

 民間団体の調査では、付き添い入院をした人の7割が「付き添いが必須だった」と答えている。その中には、実際は病院から「付き添い願い書」を提出させられた人が多かった。家族の意向が無視されているとしたら問題だ。

 背景には、看護人材の不足があるという。医療現場の人手不足を補うために、看護業務の一部を親任せにしているのであれば、改める必要がある。看護師の配置を手厚くする対策を講じるべきだ。

 そもそもこの問題は、20年以上前から指摘されながら、解消されてこなかった経緯がある。

 こども家庭庁は今年度中に実態調査をするという。現状をしっかり把握して、具体的な改善策を検討してもらいたい。

 闘病中の子どもにとって、家族がそばにいる安心感は、病気の回復にもかかわる。その家族が、子どもの付き添いで健康を損なうような事態は避けねばならない。

 付き添いによって長く仕事を休まざるを得なくなり、経済的な不安を抱える親も多い。

 家族が、自らの健康を維持し、仕事をしながらでも子どもが闘病生活を送れるよう、国は支援体制を整えることが大切だ。

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生きることへの疑問

2023年09月27日 18時06分04秒 | 原子力

日本は今日も痛々しい事件が放映されて、

生きることへの、疑問が膨らむ。

釈迦は、人間の善と悪を説き、幸への道を説いた

善なる人々の大なる活動を祈りたい、失望を認識しながら、希望を忘れない。

鬼子母神でさえ、改心できたのだから、

ほんとは、宇宙もゴミだらけで、失望を誘うけどね。

この狭い日本の、どこに核ゴミを置こうというのだろう、と、50年前から、言っていた人がいた。核は地球のがん細胞とも言っていた。もうそのがん細胞は、行くところないぐらい蔓延したね

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アルツハイマー病新薬承認

2023年09月26日 20時37分58秒 | 行政

アルツハイマー病新薬承認 厚労省、年内実用化へ レカネマブ軽度患者ら対象

 2023年9月26日 (火)配信共同通信社
 

 厚生労働省は25日、製薬大手エーザイと米バイオジェンが共同開発したアルツハイマー病新薬「レカネマブ(商品名レケンビ)」の製造販売を承認した。年内にも保険適用され実用化の見通し。病気の原因物質を除去することで進行抑制を狙った初の認知症薬となる。

 岸田文雄首相は記者団の取材に応じ「アルツハイマー病の原因物質に働きかける画期的な新薬で、認知症の治療は新たな時代を迎えた」と評価。27日に「認知症と向き合う幸齢社会実現会議」を立ち上げ「認知症施策の総合的な推進に向けて検討を深める」と述べた。

 対象は、アミロイドベータが脳内に蓄積した軽度認知症患者と、その前段階の軽度認知障害の人。国内に500万~600万人いるとみられるが、エーザイは実際に使用するのはこのうち1%程度と推計する。

 臨床試験(治験)では症状悪化を27%抑制し、進行を遅らせる効果が認められた。病状を戻したり、根治したりといったことは期待できない。脳のむくみや、出血などの副作用も報告された。

 25日公表されたレカネマブの添付文書では、検査などの体制が整備された医療機関でリスク管理ができる医師の下で使用するよう明記。副作用のリスクについて十分な情報提供をした上で患者や家族らの同意が必要とされた。投与開始前に脳のむくみや一定程度の微小出血がある人は使えない。

 エーザイの内藤晴夫(ないとう・はるお)最高経営責任者(CEO)は「この病気は、当事者らに大きな障害や負担をもたらすだけでなく、社会全体にも甚大な影響を及ぼす。治療を必要とする方に届けることに全力を尽くす」とのコメントを出した。

 レカネマブは患者の脳内に蓄積し神経細胞を傷つけるとみられるタンパク質「アミロイドベータ」に結合し除去する抗体の薬。2週間に1回、点滴で投与する。

 米国では7月6日に本承認された。標準的な価格は年2万6500ドル(約390万円)。日本でも今後薬価を決める手続きが行われるが、高額になると懸念されている。

 1月に申請され、審査期間を短縮する「優先審査」の対象となった。厚労省専門部会が8月21日、承認の方針を了承していた。

 ※レカネマブ

 エーザイなどが開発したアルツハイマー病治療薬。記憶障害などの症状が出る10~20年以上前から脳に蓄積し、神経細胞を傷つけるきっかけになると考えられているタンパク質「アミロイドベータ」に結合、これを目印に免疫細胞が除去する。従来の薬は残った神経の働きを助けるもので、一時的に改善した後は無治療と同じ速度で悪化する。これに対しレカネマブは悪化の速度を緩める働きを示した。既に失った神経は再生できないため、効果が見込めるのは早期の患者に限られる。

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世界アルツハイマーデー:あたたかい支援を

2023年09月26日 20時34分14秒 | 地域

世界アルツハイマーデー:あたたかい支援を 世界アルツハイマーデー 豊中でライトアップ /大阪

 2023年9月26日 (火)配信毎日新聞社
 
 認知症への理解を呼びかける「世界アルツハイマーデー」の21日に合わせ、豊中市の市立文化芸術センターの外壁が、認知症支援のシンボルカラーであるオレンジ色にライトアップされている。28日まで、日没から午後10時ごろまで点灯する。

 世界アルツハイマーデーは、国際アルツハイマー病協会と世界保健機関(WHO)が制定。この日を中心に認知症への理解や支援に関するイベントが各地で開かれている。

 20日には同センターで「豊中市老人介護者(家族)の会」の設立35周年記念イベントがあった。同会は介護保険の導入前から相談活動や介護者同士の交流会、関係機関との連携などを続けてきた。

 若年性認知症の当事者で、講演活動などを精力的に続ける丹野智文さん=仙台市=が講演。39歳で認知症を発症して10年の経験から「認知症は誰でもなり得る病気だが、人生は認知症になっても新しくつくることができる。当事者が失敗を恐れず自立する気持ちを持てるサポートをしてほしい」と訴えた。【宇城昇】

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健康危機予防へ国際協調を 厚労相が国連会合報告

2023年09月26日 20時27分41秒 | 行政

健康危機予防へ国際協調を 厚労相が国連会合報告

 2023年9月26日 (火)配信共同通信社
 

 武見敬三厚生労働相は26日の記者会見で、国連総会に合わせて今月、米国で開催されたハイレベル会合に出席した結果について報告した。全ての人が適切な医療を受けられる「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ」に関し議論を深めたとした上で「将来の健康危機の予防や対応のための、国際的な協調の必要性を発信した」と述べた。

 現地でインドネシアの保健相らと会談したことや、創薬について医療関係者らと意見交換したことも明らかにした。

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被害意識が「人間失格」に 太宰入院巡る井伏書簡発見

2023年09月26日 20時24分40秒 | 

被害意識が「人間失格」に 太宰入院巡る井伏書簡発見

 2023年9月26日 (火)配信共同通信社
 
 作家の井伏鱒二(いぶせ・ますじ)が、「パビナール(鎮痛剤)中毒」で精神科病院に入院していた弟子の太宰治(だざい・おさむ)に強い被害者意識がある様子を、井伏の師だった佐藤春夫(さとう・はるお)に伝える書簡が26日までに見つかった。太宰は「だまされて入院させられた」などと訴えていたとし、専門家は「この時味わった屈辱感や被害者意識が不信感にさいなまれる主人公として文学的に表現され、代表作『人間失格』につながった」とみている。

 新たに見つかった書簡は井伏から佐藤に宛てた7点。実践女子大が進める佐藤の遺品整理中に見つかり、東京大の河野龍也(こうの・たつや)准教授が確認した。

 太宰は1935年4月の虫垂炎などの手術後、パビナールを多用して依存症になり、井伏が本人を説得し翌年10月に入院させた。同月23日に井伏が書いた手紙では、病院長に会った当時の太宰の妻、初代からの伝聞を基に「まだ苦痛がとれないで妄想的なことを口走っている」「私たちが太宰をだまして入院さしたと憤慨している」などとつづっている。

 当時、太宰は芥川賞受賞を3回逃した直後。入院前には、選考委員だった佐藤が芥川賞授賞を確約したような内容を小説で暴露し、佐藤を激怒させていた。河野准教授は「井伏が佐藤に病状を細かく報告していることから、2人が連携して太宰を回復させ作家として再起できるよう気遣っていた様子も分かる」と話している。

 今回見つかった書簡は30日に神奈川近代文学館(横浜市)で始まる「没後30年 井伏鱒二展」で公開される。

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ロボで歩行解析、病気未然防止へ 医療機器開発社と南相馬市連携

2023年09月26日 20時19分29秒 | 健康の保持増進

ロボで歩行解析、病気未然防止へ 医療機器開発社と南相馬市連携

 2023年9月26日 (火)配信福島民友新聞
 

 福祉機器や医療用機器の研究開発などを手がけるRDS(東京都)は10月から、南相馬市で歩行解析ロボットを活用した実証実験を始める。健康と密接に関係しているとされる歩行のデータを解析して健康課題を早期に発見し、病気に至る前に健康状態と向き合う「未病対策」につなげたい考え。同社と市は25日、連携協力に関する協定を結んだ。

 同社によると、糖尿病や認知症、転倒骨折などは健康寿命を縮める主な原因となっており、糖尿病や認知症の患者は小さい歩幅で足を上げずに歩く特徴があるという。

 実証では、国立障害者リハビリテーションセンター研究所との共同研究で開発したロボット「CORE―Ler(コアラー)」を活用。3Dカメラで歩行動作を測定し、得られたデータをサーバーで保存、解析する。健康診断や敬老会などで取得したデータと、さまざまな病気やけがを持つ患者の歩行データを比較して検証するほか、歩行データの蓄積もする予定だ。

 協定には、市が実証場所を確保したり、事業者との連携について調整したりすることなどを盛り込んだ。締結式では、杉原行里(あんり)社長と門馬和夫市長が協定書を取り交わした。杉原社長は今後、拠点事務所を同市に構える考えを示し、「データを市民に還元できる仕組みづくりを市と協力して考えていきたい」と語った。門馬市長は「高齢化が進む南相馬にとって期待の高い分野。RDSの取り組みが市民のためになれば」と話した。

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飯田典之さん:医道まい進、31年の生涯 中1でがん、闘病しながら夢到達

2023年09月26日 20時10分49秒 | ガン

飯田典之さん:医道まい進、31年の生涯 中1でがん、闘病しながら夢到達

 2023年9月26日 (火)配信毎日新聞社
 
 小児がんと闘う中で医師の道を志し、その夢をかなえた男性が今月、31年の生涯を閉じた。東京都文京区のがん・感染症センター都立駒込病院での研修を今春に終え、民間の診療所に勤めていた神戸市出身の飯田典之さん。再発と手術が続く過酷な運命を背負いながらも、自らの闘病経験を生かして患者に向き合った。

 ◇偲ぶ会で同期「太陽みたいな人だった」

 家族によると、飯田さんは幼少期から勉強が得意で、ラグビーやスキーなどスポーツも万能だった。体に異変が生じたのは中学1年の秋。39度台の熱が1週間ほど下がらず、大学病院の検査で腹部に2キロの巨大な腫瘍が見つかった。手術を受け、入院しながら約1年にわたる厳しい抗がん剤治療に耐えた。

 命も危ぶまれると告知された時、母美佳さん(61)は「訳が分からずショックだった」という。本人に不安が伝わらないよう努めて前を向いたが、同じ頃に妹紘子さん(29)はストレス性胃腸炎で入院。中学入学の時期が重なった紘子さんは、「一人でいろんなことをため込んでいた」と振り返る。家族もまた、必死に闘っていた。

 高校で飯田さんは兵庫県内有数の進学校に入学。体力が落ち、体育の授業や学校行事についていくのに苦労した。母親はくたくたになった息子の脚をマッサージしながら励ました。

 闘病生活の支えは、趣味のギターだった。ギタリストの押尾コータローさんの大ファンで、その技法にあこがれ、爪が擦り減るほど押尾さんの楽曲を練習した。

 2008年7月、高校1年だった飯田さんは毎日新聞社主催の小児がん征圧キャンペーン「生きる」のチャリティーコンサートを鑑賞した。押尾さんも出演しており、ステージの最後に両手の親指を突き上げて「頑張れよ」とサインを送ってくれた。

 コンサート時の取材に、飯田さんは小児科医になるという夢を明かした。家族には「(自分の)顔を見た患者さんがうれしくて、免疫力が上がるような医者になりたい」と話したという。

 鳥取大医学部に現役で合格。3年時に再び腹部に腫瘍が見つかり、小腸の一部を切除した。その後は再発と手術の連続だった。卒業後、駒込病院で医師の基礎を身に付ける初期研修(2年間)や、泌尿器科専門医になるため必要な研修(4年間)を受けた。

 飯田さんは同院で勤務しながら数回にわたり手術を受けたが、術後は1~2週間で復帰して医療現場に立ち続けた。腎泌尿器外科の古賀文隆部長は「社交的な愛されキャラで、職場のみんなに慕われた。チームの一員として有機的に機能してくれていた」と語る。

 古賀さんは、患者から「飯田先生も最近手術を受けたのに、もうあんなに元気になって」と言われたことがある。「自分の経験を医療にうまく生かしている。患者さんは安心するし、心強いですよ」。患者にも慕われながら医師として成長していった。

 治療にかかる費用面などを考慮し、飯田さんは研修後の勤め先に埼玉県内の民間クリニックを選んだ。しかし、腫瘍が肺に転移したことから、8月に駒込病院へ入院。生きることを最後まで諦めなかったが、病魔を押し返すことはできなかった。

 9月4日に自ら希望し、入院先から都内の自宅に戻った。5日夕、付き添っていた美佳さんが「あと1カ月は持つよね。頑張って」と声をかけると、飯田さんはソファに体をぐったりと預けたまま腕を伸ばし、Vサインに薬指を加えた3本指を立てた。息を引き取ったのは、ちょうど3日後の朝だった。

 25日夜、文京区内で家族主催の「偲(しの)ぶ会」が営まれ、医療関係者らが献花して遺影に手を合わせた。会場でBGMに流したのは、あこがれの押尾さんの楽曲だった。研修医時代に同期だった医師、菅澤駿一さん(33)は「大変だったと思うけれど、常に明るく、ネガティブなことは一切言わない。太陽みたいな人だった」と別れを惜しんだ。

 「生きることにこんなに苦労するなんて」。大学生の頃に飯田さんがこぼした言葉を、美佳さんは忘れない。「いつも前向きに、太く短い人生を全力で駆け抜けていった。私たちの誇りです。最後まで、よく頑張ったね」【千脇康平】

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2023年09月24日 22時04分09秒 | 運動スポーツ

貴景勝4度目V「絶対負けられない」熱海富士との決定戦制し逆転 全休明け大関Vは20年ぶり

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日刊スポーツ
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