日々

穏やかな日々を

今夜は

2008年03月31日 01時03分19秒 | Weblog
悲しいことはみんな忘れた
苦しいこともみんな忘れた
憎かった人のことも忘れ、
こころ穏やかなのはどうしてだろう

明日はきっと、またまた、いやなことが、起きる

なのにどうしてこんなにも穏やかな気持ちでおれるだろう

春のそよ風
春のおぼろ
春の陽だまり
春の花たち
春のいちご
春の野菜
春のきのこ
春の木の芽

あぁ きりがない

春の空は忙しく変わり
晴れたり曇ったり、雨だったり、大風だったりするけれど

こんなにも、安穏な、気持ちはどうしてなんだろう

今夜だけの春の海かな
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新しい風

2008年03月30日 02時22分42秒 | Weblog
新しい風が吹く
すがしい風
かっこいい風
いかす風

雪柳のような心の少女がいた
連翹のような心の少年がいた

新しい風が吹く
恋のめざめ

春だから

ひなたびっこの春だから
つくしんぼの春だから

あなたが好きになるかもしれない

新しい風
すがしい風
ここちいい風
恋をさそう風

チューリップのような心の少女がいた
もくれんのような心の少年がいた

沈丁花の香りがさそうから
あなたが好きになるかもしれない

新しい風
恋をさそう風

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知らなかった

2008年03月30日 02時04分02秒 | Weblog
山に木があるなんて知らなかった
川に水があるなんて知らなかった
空に雲があるなんて知らなかった

目の見えなかった人がいう

わたしも同じ
知らなかった

山の木が風に揺れて葉っぱが白く
ひっくりかえって騒いでいるよ
杉の木は怒っているけど
ヒノキはわらっているよ

川に流れる水はつるつるのすべり台
木の葉がすべって行くよ
でも、雨あがりは恐いよ、逆巻く龍だよ

空の雲は白く綿菓子のように浮かんでいるよ
でも時に黒くなって雨を降らすよ

山はうすむらさきで、遠くにあって
木なんて見えなかった
川はどこにでもあって流れていたけど
龍になったりすべり台になるなんて
空は青くてきれいだけど
二度とない雲の主張に気づかなかった

あぁ!

この地球の
このすばらしさ
このすがすがしさを
知らなかった
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100っ歩の疾走。

2008年03月25日 22時05分20秒 | Weblog
薄暗い西の空が 2回 光った
あれ~
いやな予感

小降りだった雨

自宅の駐車場近くになると
大玉雨

ライトに光る雨は落ちるガラス玉

やれやれ
傘は?

透明のビニール傘あり・・・
ほっとする

そうする小雨になってきた
それっとばかりに
家まで走る。。。。。。。。

子どものようにうれしくなった。
ビニール傘は車の中

100っ歩の疾走。


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Aamazing Grace

2008年03月25日 01時19分40秒 | Weblog
いやされて眠る
amazing grace
驚くばかりの主の恵み

賛美歌のいやしに今夜は眠ろう

友よ
ありがとう

かなしみの少女に帰った私を
その歌でいやしてくれて
ありがとう
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だから

2008年03月24日 23時58分29秒 | Weblog
怒りも収まった
安穏な時
ふと 自分を振り返る。

ずっと 愛した人がいただろうか

19歳も上だった彼
わたしは14歳だった

初めての人だった

突然別れを告げられて
狂ってしまった

それからは憎むことで平静になれた
だから
かなしい少女となった

だから

だから

だから

悲しい少女となった

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しずかに

2008年03月23日 22時30分12秒 | Weblog
しずかに しずかに 時が 流れていきます。
あなたと過ごした数年間 いったい 何時間だったというのでしょうか?
あなたを感じた数年間 いったい 何日だったでしょうか?

しずかに しずかに 時が 流れていきます。
あなたのまなざしで見つめられた瞬間の
あなたの瞳を覚えています。
その目は愛を語っていました。
その目が私に向けられていたのは いったい 何年間だったでしょうか?

恋する時と 愛する時と そんなに違うというのでしょうか?
人の気持ちは 恋から愛に必ず変わります。
なのに 愛があった時は いったい どれぐらいあったでしょうか?

あなたは逝ってしまった・・・・・・・・・
愛を遠くに飛ばしたまま
愛を風に託したまま

愛は消えてしまったのでしょうか?

逝ってしまった今に 愛は存在しないのです。

だから 愛がわからなくなってしまったのです

もう、二度と 愛は来ないような気がしています。

しずかに しずかに 時が流れて行きます。
愛のないあなたを 愛していました
できることならば ずっと ずっと そのまま 愛していたかった
少女のけがれない 真心を ずっと そのまま 感じていたかった

求めない愛があると感じるその日まで・・・・・・・・・・
求めない愛があるとしずかにわかるまで その日まで。
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うれしいもの

2008年03月23日 14時32分45秒 | Weblog
こうこうと照る月に心洗われ
友と見て
喜び生まれ
うれしいお茶をする

そんなささいなできごとが
としをとるとうれしいもの

今日は雨
一日中降る雨

音のない雨
小鳥が飛べる雨

椿に蜜を吸いに来る

椿の花の大きいを愛でる
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終わりの近づき

2008年03月21日 23時17分02秒 | Weblog
終わりに近づくとき
喜びより
悲しみが大きく

それに耐えることで
時間が動く

お父さんって甘えて言ったことがなかった
お母さんって甘えて言ったことがなかった

さよならが近づく時
緊張がせまる
明日のため


明日はただの一日
空はあおく
雲は白く
3月21日は
満月に近く
やや南東に
オレンジの月が登る

終わりに近い
今日だから

月の輝きが
まぶしい

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親しき者

2008年03月21日 02時19分01秒 | Weblog
夫が死んでもう13年になる
生きていたら67歳だ。

弟が死んで20年になる
生きていれば60歳だ。

二人とも
ごくどモンって父が言っていた

そうだよ、あんた達は、好きに生きてきた
だから、体、こわしたんだよ。

自殺じゃないけど
自殺行為だったよ

もったいなかったね
くれた命粗末にしたね

弟よ
母が泣いたよ
父は泣かなかった
私も泣かなかった
妻は泣いただろうか?
旅の空で死んだね
旅館の床の中で
朝、四時ごろとのことだったね
心臓が止まったとのことだったね

夫よ
私は泣かなかったよ
泣く涙もなかったよ
でも、斎場で火がつけられてから
少し、ぐっときたさ
目頭が少し熱くなって
顔がゆがんだ

幼子もなかなっかたよ、10歳だった。
そうだよね、
その7年前、
別れていたからね
ずっと、父親の影もなかったからね

初恋の人が死んだのは、20年も前のこと
生きていたら84歳

それから、二人の恋人が20代で死んだ
30代で死んだ恋人、一人いた

自分とかかわった男性
早く死ぬと思った
自分で違和感を感じて
言葉が出なかった
そんな若いときがあった

もう
ばぁばになったから
そんなことないと思う
たまたま、早死にしたんだと思う

水の中で、
水の中で、
死よ 浮かべ
清らかな水の中で
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風 

2008年03月20日 23時12分33秒 | Weblog

痛いほど吹いて
心揺さぶる

あなたのいない
寂しい私が
こんなにも強く
笑顔ゆたかに
過ごしているなんで
想像できないからって


痛いほど吹いて
心揺さぶる

あなたのいない
さびしい私が
こんなにも充実の
熱い眼差しで
やり遂げる日々を
楽しんでいるからって

驚いたりしないでよ

むしろそれより
あなたの残す
日々の片割れを
さっさと片付けて
強い風に吹かれて
行ってしまいな

薄情と思わないで

もういいのよ
幾日も幾日も
うちに帰らず
もんもんとしていた頃は
若い頃の
夜のことよ

悪かったって
そんなに
謝らなくても
とうに私は許しているわ

風が
どんなに強く冷たく
吹いたからといって
心揺さぶるその時に
あなたを
恨んだりはしない
あなたが残した
かわいそうな事実は

とうに
強い風に吹かれて飛んでいってしまった

熱い熱い
情熱は
事実が飛んでいったあとも
恋するときと同じように
生きる力になっている

あなたを求めるその思いは
今一人生きる力になっている






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雨に逢いたい

2008年03月20日 02時38分16秒 | Weblog
春の寒い雨
一日中降ったね。

まだ、冬のまま、アノラックを着て
マフラーをし、駐車場まで走る。

傘は派手な花柄、
でも、いつもの白いユニホーム、


明るい笑顔で迎えたよ
あなたの言葉
あなたの仕草
あなたのこころ

こんな雨の日は
事の外あなたに逢いたくて
ノートに書いた

逢いたい逢いたい
逢いたい逢いたい

あなたあなたあなた

春の寒い雨
冷たく足を濡らして
あなたを想い
外出て
風をあびる。


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笑って

2008年03月17日 09時18分31秒 | Weblog
なんにもできごとはないのに
かなしいよ
わからない
・・・・・・・


夕べ
遅くまで仕事だった
食事は十分摂れなかった
でも、いつものこと

今日は
いつもの時間に起きれなかった

どうして?
わかっているのよ
あなたがいないから
あなたが逝ってしまったから

ひとりでだいじょうぶ
それは嘘ではなかったし
だから
さよならした

せつなくも
がまんして
じっと
ひとり
子を寝かせ
ひたすら待つ
それが日々の
姿だった

いつもの時間に起きれない
そんなとき
きっと夢を見るのよ
覚えていないけど
きっと
たくさん夢を見るのよ
あなたと行った紅葉の山
白銀の山
新緑の山
花咲く山

しあわせな気分に満たされて
二人歩く私達
子もそばにいて
笑い声が響く
そんな夢見てるのに
急にあなたが見えなくなって
わたしは探すの
探しても探してもいないから

朝起きた時かなしいのは
きっとそんな夢を見たからよ

わかったでしょ
ばあば


悲しんでないで
朝よ

きっと
仕事に行けば
あなたが逝ったことも忘れ
子たちが
巣立って離れたことも忘れ

笑って一日終わるから
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その時

2008年03月17日 00時50分01秒 | Weblog
めぐり逢うは
運命

砂の数ほどの
多くの中から
あなたのまなざしを
受ける日

めぐり逢う
そのときのために
生きていたと感じる
激しくも
悲しく
幼いときの
涙の
ほとばしる
切なき痛み
胸の奥の
固い塊
痛いほどの
強い灼熱

とんがったガラスの

指に刺さって
吹き出る
したたる
赤い
潮さい
ほほにあたる
破片

輝きながら
捕らえられた
恋という
抑えられない
衝動の
いとなみ

めぐり逢う
運命の
繋ぎ

太い鉄線の
頑健な縛りより
もっともっと
強く
惹かれて

もっともっと
強く強く
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五日目の月

2008年03月16日 02時18分56秒 | Weblog
悲しくなったら
五日目の月を見よう

少しふくれたよ。

半円がすこしふっくらとして
茶碗にもった、
ばあばのご飯みたい

だから、
にっこり
したくなるのさ~

五日目の月は
半円が
これからふくれるよって言ってるみたい

だから、ご飯をたべたあとの
おなかみたい
だから
にっこり
できるよ。

悲しいときは
五日目の月を見ようよ。

そしたら、すこしは、にっこりできるよ。

さあ、これから、
満月にむかっての
スタートラインって
絶対
思うよ。
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