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アレルギー:親の唾液でアレルギー予防?

2023年05月29日 13時54分12秒 | 大学

アレルギー:親の唾液でアレルギー予防? 乳児期摂取、発症低下 研究チームが調査

 2023年5月28日 (日)配信毎日新聞社
 

 和歌山県立医科大などの研究チームは、1歳までの乳児期に親の唾液を口にした小中学生は、アトピー性皮膚炎とアレルギー性鼻炎の発症リスクが下がる傾向があると発表した。約3600組の親子を対象に、大規模な疫学調査をした。親の口の中にいる細菌が乳児の免疫を刺激し、アレルギー予防につながっている可能性があるという。

 チームは2016~17年、石川県と栃木県の小学1年~中学3年の子どもとその親計3570組を対象に調査。アンケートで乳児期の生活習慣などを質問し、94・7%が回答した。

 調査結果によると、小中学生のアトピー性皮膚炎の発症は、乳児期に親と食器の共有をしていると48%低下し、親が口の中に入れたおしゃぶりを使っていると65%低くなった。アレルギー性鼻炎の発症は、おしゃぶりの共用で67%低下したが、食器共用とは明らかな関連は見られなかった。

 13年にスウェーデンで同様の調査が行われ、乳児期に親の唾液を摂取すると3歳時点でのアレルギー発症リスクが低下するとの結果が発表されたが、小中学生にまで広げた研究は初めてという。

 チームの久保良美・和歌山県立医大博士研究員は「乳児期のどのタイミングで親の唾液に触れるのが一番効果的なのか、さらに研究が必要だ」と指摘した。

 一方、親の唾液が乳児期の子どもの口の中に入ると、虫歯の原因となるミュータンス菌に感染するという指摘がある。久保研究員は「ミュータンス菌は、歯が生えてから定着する。歯が生える前の唾液接触が重要だ」と話した。【露木陽介】

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インフルエンザ:学校でインフル集団感染 5類移行、対策緩和が一因

2023年05月28日 23時08分59秒 | ウイルス

インフルエンザ:学校でインフル集団感染 5類移行、対策緩和が一因

 2023年5月28日 (日)配信毎日新聞社
 

 全国各地の学校で季節性インフルエンザの集団感染が相次いでいる。東京や九州では5月に1校で3桁の感染者を確認。新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが、8日に「5類」に引き下げられて感染対策が緩んだことが一因とみられるが、専門家はコロナ下で免疫力が低下したことも背景にあると指摘する。

 ◇休校・学級閉鎖相次ぐ

 東京都内にある小中学校では、5月に入っても集団感染が目立つ。調布市内の市立小学校では児童や教員104人がインフルエンザに感染し、18日に休校となった。保健所が調査したが学校の感染対策で特に不十分な点はなかったという。

 八王子市では、23日までに小中学校の計5校で学級・学年閉鎖が出た。いずれの学校も感染者は10人程度だが、4月は小学校1校の学級閉鎖だけだった。市教育委員会の担当者は「5月は運動会シーズンで、今年は気温が高い日も多かった。熱中症対策で、マスクを外していることが一因なのではないか」と推測する。

 府中市では22日までに市立小中学校3校計4クラスが学級閉鎖になった。市教委の担当者は「5月に流行するのは珍しい。学校も困惑している」。市教委は小中学校にうがい、手洗いの励行を呼びかけている。

 都によると、3桁以上の集団感染は珍しいが、「5類」移行で人的交流が活発になり「都内で同時多発的に集団感染が広がっている」(担当者)とみる。今シーズン、都内で1医療機関の週あたりのインフルエンザの患者数は3月にピーク(10・42人)を迎えたが、5月14日までの1週間は0・96人まで減り、流行開始の目安「1人」を切った。

 だが、15~21日の1週間は2・01人と前週の倍以上に増え、感染者の約7割を14歳以下が占める。春から夏は感染が収まるのが例年の傾向で「5月に2人を超えるのは異常だ」とする。

 宮崎市内の私立高で起きた集団感染は9日に生徒1人の感染が確認され、11日には30人に広がった。学校側は症状のある生徒を早退させるなどした上で、週末に体育祭を開催。週明け以降も感染は拡大し、休校期間中(15~22日)の16日には職員を含む感染者は491人に上った。体育祭が拡大の要因とみられる。

 厚生労働省が把握しているだけでも、15~21日に全国の小中高校など15施設で休校、308施設で学年・学級閉鎖の措置が取られた。ただ感染状況は地域で異なり、福岡市医師会の平田泰彦会長(70)によると、小児科を中心に市内でも感染者の報告はあるが、規模は小さいといい「感染は局地的なものではないか」と話した。【朝比奈由佳、塩月由香、平川昌範】

 ◇コロナ下で免疫低下

 厚生労働省によると15~21日に全国約5000の定点医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は9275人。新型コロナウイルス禍前の同時期(20週目)と比べても多い。医療機関1カ所当たりの患者数は1・89人で、5月に「流行」の目安となる1人を超えたのは2019年以来だ。都道府県別では、新潟5・92人▽山形5・63人▽群馬4・54人――などの順に多くなっている。

 「季節外れ」に見える流行だが、感染症に詳しい久留米大の溝口充志教授(免疫学)は「想定していた」と話す。要因の一つは、新型コロナの「5類」移行で、子どもたちにマスクの着用や、給食などでの「黙食」を求めなくなるなど対策が緩和されたことだ。さらに運動会など全校行事が通常開催されるケースが増えたことも感染リスクを高めていると指摘する。

 「免疫力の低下」も要因に挙げる。もともと冬季以外でもインフルエンザの感染は珍しくなかった。しかし約3年半に及んだ新型コロナ禍でマスク着用などの対策が強化された結果、ウイルスに接するほど強くなる免疫力がインフルエンザについても徐々に低下し、発症者が多くなったとみられるという。

 溝口教授は「過剰な感染対策を取れば、免疫力が低いままになる。免疫力を徐々に高めるためにも、対策は適度なものにとどめるべきだ」とし、休校や学級閉鎖など感染者数に応じた対応が妥当との見方を示した。その上で「高齢者など重症化リスクの高い人は、マスク着用など自らを守る対策を取ることが望ましい」と話した。【平川昌範】

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 昨年8月、新型コロナウイルスワクチンを接種した女子中学生=当時(14)=が接種2日後に死亡

2023年05月28日 01時07分42秒 | ウイルス

 昨年8月、新型コロナウイルスワクチンを接種した女子中学生=当時(14)=が接種2日後に死亡

 昨年8月、新型コロナウイルスワクチンを接種した女子中学生=当時(14)=が接種2日後に死亡し、司法解剖した徳島大法医学教室がワクチン接種と死亡の因果関係を認定していたことが24日、分かった。経緯を論文にまとめ、日本法医学会誌に発表した。

 厚生労働省によると、コロナワクチン接種後の死亡報告は今年3月までに約2千件あるが、このうち40代女性の1件が「ワクチンとの因果関係が否定できない」と認定されたのにとどまる。論文を執筆した主田英之(ぬしだ・ひでゆき)徳島大准教授は「接種後に死亡した患者はほとんど解剖されず因果関係が不明になっており、原因究明すべきだ」と指摘した。

 論文などによると、女子中学生は昨年8月10日、米ファイザーのワクチンを接種。翌11日夜に呼吸困難となり、12日朝に呼吸をしていない状態で家族が発見、その後死亡が確認された。接種の45時間後だった。3回目の接種だった。

 徳島県警の依頼で徳島大が司法解剖し、多くの臓器に炎症が見つかった。このうち心臓の炎症が深刻な不整脈を引き起こし、死亡したと考えられるという。

 死因は、ワクチン接種による心筋炎と心外膜炎。ウイルス感染や自己免疫疾患の病歴がなく、接種後に炎症反応を示す発熱があったことなどから、ワクチン接種が原因と判断した。

 主田准教授は「危険性のないワクチンはなく、リスクをどの程度許容できるか考える必要がある」としている。

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「強要はやめて」「いや、全国も続いてほしい」 教職員の脱マスク支援に賛否 千葉県教委の学校通知

2023年05月24日 22時46分26秒 | 地域

「強要はやめて」「いや、全国も続いてほしい」 教職員の脱マスク支援に賛否 千葉県教委の学校通知

 2023年5月24日 (水)配信千葉日報
 
 「強要はやめてほしい」「素晴らしい。全国も続いてほしい」―。教職員が率先してマスクを外して指導を行うとする通知を千葉県教委が学校などに出したという報道を受け、ネット上には賛否の声が渦巻きました。新型コロナが「5類」に移行されたとは言え、まだまだ不安の声が根強く残っています。一方で「マスクは外し、かつての日常を取り戻すべき」という意見も。議論の割れる学校現場のマスクについての声をまとめました。(デジタル編集部)

 県教委が「教職員の脱マスク」の通知内容を発表したのは22日。通知は、新型コロナ対策の学校でのマスク着用について、教職員が率先して外して指導を行うことを盛り込むほか、学校生活全般においても「着用は不要」との考えを明示。保護者などから「児童・生徒がマスクを外す選択をしたくても外せない状況にある」といった内容の相談が県教委に寄せられたことが背景にあります。

 これが報じられると、ネット上には賛否双方の意見が続出しました。

 「マスクをつけるも外すも個人の自由でいい」「外すのを強要するなんてありえない」「なんで率先して外す『指導』をしなきゃならんの?」

 反対意見の多くは、「マスク着脱は強要すべきものではない」という内容です。通知は「個人の判断を尊重する」とのただし書きも明記していますが、教員がマスクを外すと、子供も外さなければならないという空気が作られてしまうのではないかと心配する人が少なくないようです。

 また、「もう二度と子どもに感染させたくないんだけどな。マスク外して指導されるのは正直不安」「子どもの健康を守ることについて何ら疑問を持たないのだろうか」などと、流行は落ち着いたとは言え、コロナ感染への根強い不安の声も聞かれました。

 一方、脱マスクへの賛成意見も。

 「素顔が普通!千葉県民として高く評価します」「千葉県の教員の皆さま、子どもたちがマスクを外しやすい雰囲気作りを心からよろしくお願いいたします」「素晴らしいと思います。子どもたちに以前の日常を取り戻す必要があると思います」

 賛成意見の多くは、「コロナ前の日常」への回帰を願う声です。「他県も続いてほしい」とこの風潮が全国に広がるよう期待する声もありました。

 新型コロナの出現からおよそ3年半。長いマスク生活に慣れた私たちにとって、脱マスクを巡る混乱はまだまだ続きそうです。

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憩いの場新設へクラウドファンディング 横浜の難病小児患者家族滞在施設「リラのいえ」 目標額は600万円

2023年05月24日 22時40分01秒 | 地域

憩いの場新設へクラウドファンディング 横浜の難病小児患者家族滞在施設「リラのいえ」 目標額は600万円

 2023年5月24日 (水)配信神奈川新聞
 

 難病と闘う小児患者の家族が滞在できる施設「リラのいえ」(横浜市南区)の運営団体が、敷地内に憩いの場としてウッドデッキを新設するため、27日にクラウドファンディング(CF)を開始する。目標額は600万円。7月14日まで寄付を募る。

 施設は県立こども医療センター(同)の近くにある。来月1日に開設15周年を迎えるに当たり、運営する認定NPO法人「スマイルオブキッズ」(同)が、周辺の環境整備を段階的に進めていく「リラの丘プロジェクト」を立ち上げた。今回が第1弾となる。

 憩いの場は施設に面したスペースに整備する。約35平方メートルのウッドデッキを木材のフェンスで囲い、西洋風のあずまや「ガゼボ」を設置。入り口には車いすでも利用しやすいスロープを用意し、壁には変わった形の小窓を取り付けて子どもたちが楽しめるようにする。

 同NPOによると、新型コロナウイルスの感染拡大以降、小児患者のきょうだいが遊べる場所が限られてしまった上、面会制限により保護者も室内で過ごす時間が増えた。利用者アンケートでは「施設の外にも憩いの場があれば」との声が寄せられたという。

 担当者は「大変な状況にある子どもたちと家族にとって、少しでも心が安らぐ場をつくりたい」と話している。CFは1口5千円から。インターネットサイト「READYFOR」で実施する。問い合わせは、リラのいえ電話045(824)6014。

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えびの出身医師 月1回診療

2023年05月24日 22時37分54秒 | 地域

えびの出身医師 月1回診療

 2023年5月24日 (水)配信宮崎日日新聞
 

 えびの市立病院は、市外から迎えた同市出身の医師が行う外来診療を独自に「ふるさと外来」と呼び、本年度からスタートさせた。協力医師の第1号は鹿児島市の循環器内科医で、非常勤医として毎月1回来院。地方の公立病院で医師不足が叫ばれる中、古里で地域医療に貢献したい医師の力を活用し、診療態勢の維持、拡充を目指す。

 市立病院によると、2003年に7人いた常勤医は年々減少し、15年から4人態勢が続く。背景にあるのは04年に始まった新臨床研修制度。新人医師が研修先を自由に選べるようになり、医局員が不足する大学病院は公立病院への医師派遣が難しくなっているという。

 市立病院は常勤医ら医師確保に奔走するが、大学病院からの派遣に支えられてきた公立病院にとって「ハードルは高い」。そこで目を付けたのが地元出身の医師。16年に全国の市出身医師15人にアンケートを取ると「将来的に協力してもらえる可能性」について一部で前向きな回答を得た。

 その後、複数の医師に協力を要請。そのうちの1人で、天陽会中央病院(鹿児島市)の循環器内科医、北園和成さん(49)を4月から非常勤医として迎えた。非常勤医は計4人となり、北園さんは1年間、毎月第3水曜日に診療に当たる。

 市立病院の藺牟田(いむた)順子事務長は「理想は常勤医だが、深刻な医師不足の中で月1回の診療でもありがたい」と話す。

 市出身医師による外来診療を「ふるさと外来」と特別に呼ぶことで、取り組みや加わる医師の思いを市内外に発信し協力医師の確保につなげ、市民にも病院に対する安心感や親しみやすさを持ってもらう狙いがある。

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弘大医学部OB荒さん、大学に1億円寄付

2023年05月24日 22時33分47秒 | 大学

弘大医学部OB荒さん、大学に1億円寄付

 2023年5月24日 (水)配信東奥日報
 
 弘前大学医学部卒業生の荒隆一さん(78)=東京都在住=が、1億1千万円を同大に寄付した。同大は大学院医学研究科の教員らの海外留学などを支援する「荒国際交流基金」を立ち上げ、本年度から本格運用する。23日、同大で福田眞作学長が荒さんに感謝状を手渡した。

 荒さんは1964(昭和39)年、同大に入学。「研究者として弘前に骨をうずめたい」と考えながらも、卒業する頃には大学紛争が激しくなり、やむを得ず弘前を離れた。腎臓外科、泌尿器科の医師として長年働き、2020年に引退した。荒さんは「自分が弘前でなすことができなかった研究を、これからの若い人に受け継いでもらえたら」と話している。

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江津の男児から赤痢菌、島根県で2018年以来の確認

2023年05月24日 22時20分12秒 | 地域

江津の男児から赤痢菌、島根県で2018年以来の確認

2023年5月22日 (月)配信中国新聞
 

 島根県は19日、江津市在住の小学生男児から赤痢菌を検出したと発表した。男児は下痢や吐き気、倦怠(けんたい)感の症状があったが、現在は回復している。県によると、男児は4月28日に海外から入国。同30日に症状が出て医療機関を受診し、5月18日に感染が分かった。県内の赤痢菌確認は2018年以来という。

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マイナ保険証導入の開業医7割がトラブル経験…患者情報表示されず

2023年05月23日 00時38分03秒 | 地域

マイナ保険証導入の開業医7割がトラブル経験…患者情報表示されず・別人の、情報表示も

 2023年5月22日 (月)配信読売新聞
 

 マイナンバーカードと一体化した健康保険証(マイナ保険証)について、埼玉県保険医協会が会員を対象に行ったアンケート調査で、オンラインで保険資格を確認するシステムを導入した開業医の7割が「患者情報が表示されない」などのトラブルを経験していることがわかった。

 マイナ保険証は、誤って別人の情報がひもづけられるトラブルが全国で相次ぐ。これを受け、同協会は16日に開業医3426人を対象に実施。193人から回答を得た。

 オンラインで保険資格を確認するシステムの導入は、経過措置が設けられたものの、原則として今年4月から医療機関の義務となった。調査の結果、システムを運用していると回答したのは72%。うち70%でトラブルがあった。内容(複数回答)は、「患者情報が表示されない」(48人)、「受け付け時の混雑」(40人)、「システム障害」(37人)などだった。23人は「氏名などの誤った表示」を挙げ、これらは別人の情報だった疑いがある。

 政府は来年秋に現行の健康保険証を廃止してマイナカードに一本化する方針だ。だが、調査では「保険証は存続すべき」との回答が85%に上った。「取り扱い説明が不十分」「今まで通りで事足りる」などの理由が挙げられた。

 同協会は「見切り発車では現場も混乱する。安定して運用できるようになってから、健康保険証廃止の議論をすべきだ」としている。

別人の顔写真に入れ替わり

 埼玉県美里町は19日、別人の顔写真をつけたマイナンバーカード2枚を誤って交付したと発表した。2月28日に町役場で交付を申請した町民の女性2人の顔写真が入れ替わっていた。受け付け時の確認不足が原因で、顔写真以外の個人情報は2人とも申請者のものだった。受け取った後の今月18日に町に連絡があり、ミスがわかった。

 町は2人に謝罪し、再交付の手続きを進めている。

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75歳以上医療費 山梨民医連が調査 2割負担「重い」8割

2023年05月19日 23時04分14秒 | 地域

75歳以上医療費 山梨民医連が調査 2割負担「重い」8割

 2023年5月18日 (木)配信山梨日日新聞
 
 国が一定の収入がある75歳以上の医療費の窓口負担を1割から2割に引き上げたことについて、県民主医療機関連合会(山梨民医連)がアンケートを行い、17日に結果を公表した。2割負担について約8割の人が「重い」とし、受診などを減らすと回答した人は1割を超えた。

 山梨民医連加盟の医療機関などの利用者を対象に、昨年12月から今年2月ごろまでに対面と郵送形式で調査した。766人から回答があり、75歳以上の600人のうち264人(44・0%)が、窓口負担が1割から2割に引き上がったと答えた。

 アンケートによると、2割負担になった264人のうち、26・5%が「とても重い」、54・1%が「重い」と回答。「普通」が16・3%、無回答が3%で、「軽い」「とても軽い」と回答した人はいなかった。

 今後の対応については「今まで通り受診する」との回答が78・4%だった一方、「預金を切り崩して受診する」(23・1%)、「受診をためらうようになった」(15・9%)、「交際費を削って受診する」(13・6%)、「受診回数・薬を減らす」(12・5%)との声も上がった。

 山梨民医連の平田理会長は「物価高騰と長引くコロナ禍、年金支給額の引き下げにより、高齢者の暮らしは厳しい。暮らしに影響があることは明らかで、窓口負担の2割引き上げは中止を求めたい」と話した。

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宮崎の高校で491人感染 インフルエンザ、重症なし

2023年05月19日 23時01分36秒 | 地域

宮崎の高校で491人感染 インフルエンザ、重症なし

 2023年5月18日 (木)配信共同通信社
 

 宮崎市は17日、市内の一つの高校で16日までに生徒476人、職員15人の計491人がインフルエンザに感染したと発表した。重症者や入院した人はいない。市は体育祭が感染拡大の要因になった可能性があるとみている。15日から22日まで休校する。

 市によると、9日に生徒1人の感染を確認。11日に生徒30人、12日には55人に広まった。体育祭を経て、15日に生徒職員合わせて394人と一挙に拡大した。高校は、体調不良者は体育祭への参加を見合わせる措置を取っていた。

 市保健所健康支援課によると、ここ数年は市内でインフルエンザの集団感染はなかったという。保健所管内の直近1週間のインフルエンザ報告数は3・13人で、注意報基準の10人には達していない。

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生徒ら18人が結核集団感染 盛岡の学校、2人発病

2023年05月19日 22時54分10秒 | 地域

生徒ら18人が結核集団感染 盛岡の学校、2人発病

 2023年5月18日 (木)配信共同通信社
 

 盛岡市は17日、市内の学校で生徒や職員ら計18人が昨年6月以降、結核に集団感染し、うち生徒2人が発病したと発表した。既に治療を受けて感染性がない状態に回復しており、感染拡大の恐れは低いという。

 市によると昨年6月、20代の女子生徒が結核と診断された。接触した生徒や職員ら37人を検査し、生徒13人、職員1人、同居人1人の感染が分かった。また今年1月、最初に発病した生徒とは別のクラスの20代女子生徒が結核と診断された。今年2月から4月にかけて42人を検査し、生徒1人への感染が確認された。発病した2人の結核菌の遺伝子型が一致し、集団感染と判断した。

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新型コロナ、島根県内8~14日は61人で「横ばい」 県が定点把握状況を初公表

2023年05月19日 22時52分06秒 | 地域

新型コロナ、島根県内8~14日は61人で「横ばい」 県が定点把握状況を初公表

 2023年5月18日 (木)配信中国新聞
 
 島根県は17日、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い、一部の医療機関の患者数を1週間ごとに集計する定点把握の状況を初めて公表した。県内の38医療機関で8~14日に確認された感染者は計61人だった
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県保険医協、マイナ法など抗議声明 県選出国会議員に送付

2023年05月19日 22時30分29秒 | 行政

県保険医協、マイナ法など抗議声明 県選出国会議員に送付

 2023年5月16日 (火)配信中日新聞
 

 県保険医協会は十五日、健康保険証を廃止してマイナンバーカードに一体化するマイナンバー法など関連法改正案の衆院本会議での可決に抗議し、参院での慎重審議を求める声明を発表した。県選出の国会議員七人に送付した。

 十二日付の声明では、健康保険証が廃止され、マイナンバーカードの申請が必要になれば、国民皆保険制度の根幹を揺るがし、高齢者施設では利用者がマイナンバーカードを管理する負担と責任が増えると指摘。現行の健康保険証を存続し、マイナンバーカード利用を任意とするように求めている。

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両膝手術「この右では...」 照富執刀医語る、再起の道

2023年05月18日 15時47分56秒 | 運動スポーツ

両膝手術「この右では...」 照富執刀医語る、再起の道

 2023年5月15日 (月)配信共同通信社
 

 14日初日の大相撲夏場所(両国国技館)で横綱照ノ富士が3場所連続全休から帰ってくる。昨年10月に両膝の内視鏡手術を担当した船橋整形外科病院(千葉県船橋市)の高橋憲正(たかはし・のりまさ)副院長(53)が共同通信の取材に応じ、再起への歩みを語った。

 途中休場した昨年9月の秋場所直前、照ノ富士の右膝に水がたまるようになった。高橋氏は「ゴリッ、ゴリッと音がして、痛み止めを打たないとどうにもならない状態」と振り返る。相手の体重を受け止める側だけに、横綱が「この右では闘えない」と判断。左膝と同時に手術へ踏み切った。

 照ノ富士は両膝に古傷を抱え、骨棘(こっきょく)と呼ばれる骨のとげが次第に大きくなっていた。「骨棘ができすぎると、動きの制限が出てくる」と高橋氏。術後は関節の可動域が広がり、筋力トレーニングの負荷も高まった。

 横綱自ら「人工関節を入れてもおかしくない膝」と漏らすように、変形した両膝は手術で劇的に改善するわけではない。高橋氏は「骨棘は取れるが、軟骨がすり減った部分は替えが利かない。その辺は再生できない」と証言。大関から序二段に転落し、不屈の闘志で最高位にはい上がった代償から体は満身創痍(そうい)だ。

 当初は3月の春場所での復帰を目指したが、糖尿病の悪化もあって回避。それでも気持ちを切らさなかった31歳の一人横綱に対し、高橋氏は「必ず復活しなくてはいけないという強い意志を感じた。責任ある地位を長く務めてほしい」とエールを送った。

 4日に行われた横綱審議委員会の稽古総見。横綱は「いつも通りの照ノ富士を見てもらいたい」と話した。約8カ月ぶりとなる本場所の土俵で、往時の強さを見せることができるか。(竹内元)

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