LP「Scott2」の最後の曲、「春」を待ち望む歌。
68年にリリースされた、スコット・ウォーカーがソロになって、二枚目のアルバム。
シングル・オンリーだったボクが、中学二年の正月に、お年玉で買った初めてのLP。
ボクの洋楽人生で、My favorite Artist は?と問われれば、The Walker Brothers。
スコット、ジョン、ゲイリー、血縁ないけど、ウォーカー・ブラザーズ。
語ろうとしても、思い入れが大きすぎて、うまく文章を綴る自信がない。
まずは、LP「Scott 2」と、収録曲の最後を飾る「Come next spring」。
彼の作品には、ジャック・ブレルの影響を受けた、ヨーロッパ的情感が溢れている。
シンガーとしても、朗々と歌い上げるスタンダード・ナンバーは、最高!!
このLPでは、ヘンリー・マンシーニの「暗くなるまで待って」なんかは、そうだよね。
「Come next spring」の邦題は「春来たりなば」。
♪♪ Come next spring When all the world is new ♪♪
この頃の彼のレパートリーとしては、珍しく、大らかで、希望に満ちた曲だ。
日本にも、こんな出だしで始まる春の歌があった!?
♪♪ すぃらかば~、青空、みぃなぁ~みぃかぁぜ~ ♪♪ いやっ、違うな。
歌い手のイメージが違いすぎる・・・、なはーん。