一関を出て国道4号 を北上。気持ちはやっぱり盛岡を目指していました。
盛岡の街を護るように鎮座する岩手山。雲のかかる頂上に、残念!!
ラグビー・マンションの存在を確かめに高松に来た。この辺は岩大生の下宿屋が多い。
プロップの俊郎さんがコーヒー飲んでいた「まどか」は、この道の正面だったかな 。
かろうじてまだ残っています・・が、隣の大家さんちも人気はありません。
一階の土間は炊事場。その奥は大家さんの物置。二階は六畳二間と四畳半が一間。
代々ラグビー部員で全部屋を引き継ぎ、時には遠来のOBの宿泊所にもなった。
ほろ苦くもかけがえのない盛岡の四年間は、ここで暮らした二年間に凝縮されている。
「高松亭」と言われて合宿所を連想するのは、ボクたちが最後の年代かな。
自転車すら持てなかったボク等貧乏学生は、布団一式を肩に担いでの合宿入り。
練習はもちろんきつかったし、起床時間の午前6時半がとてつもなく早く思えた。
目の前の「高松の池」では、新人歓迎会を兼ねた狂乱の花見。
新入生は「どんぶり酒」でベロンベロン。草の上をのたうちまわった。
ラグビー部の同期で長野出身の橋詰君にスケートを教わったのも、ここの天然リンク。
この界隈はグッとくる思い出で一杯・・。えっ、ボクも黄昏てるって?