台風から変わった低気圧のせいで、時々、突風の吹く、不安定な天候。
湯田温泉峡まで足を伸ばしたいんだけど、これじゃあ、気持ちが付いてこない。
こんな時の隠れ湯的穴場が、象潟温泉「サン・ねむの木」。
「ん?雰囲気が違う。改装してる?やっぱり、経営者、代わっちゃったかあ。」
「サン・ねむの木」がら「さんねむ温泉」。随分、垢抜けたねえ。
日帰りお断りになったとか、料金が大幅アップしたとか・・。
庶民には高嶺の花、小金持ちご用達・・、改装後って、心配なんだよね。
夏瀬温泉の例もあるし。
小奇麗になったフロントの奥にある事務室に向かって、「お願いしま~す。」
出てきた若い男性の垢抜けない様子に、ほっとした。「前のまんまだ。」
浴室の場所がすっかり変わりましたが、ほんのりとした硫黄の香りは変わらない。
随時、蛇口を開いて出していた源泉(冷鉱泉)が、常時、湯船に注がれている。
松林の向こうは日本海。大きな窓とカウンター。休憩スペースは、随分、垢抜けた。
奥に敷かれた新しい青畳に、思わず、ニンマリ。
当然、湯上りには、こうなっちゃう。新しい畳の感触、気持ちイイ!!
きっと、繁盛するんでしょうけど、ちょっと、複雑な気持ち。
玄関の横のちょっとしたスペースには、こんなあしらいが・・。
変われば、変わるもんだ。空いていそうな頃を見計らって、また来ようかな。
「サン・ねむの木」時代に訪れた時の記事(リンク)です。