ふくらはぎの具合を気にしながら、文字通り、そろーりそろーり走り出しました。
最後まで残っていた内川堤の雪が消え、スタートから元のコースに戻ることが出来ました。
走ってみると、痛みとまでは言えない程度の違和感はありました。
無理せずこのペースならば、いつもの距離は走られそうですね。
これも赤川かわまち事業の一環かな。おそらく公衆トイレの建設工事でしょう。
電源がないので浄化槽処理はできないし、土壌浸透式らしき掘削跡も見て取れます。
もっとも、工事内容を知らせる看板がないので、トイレかどうかも分かりませんが。
トイレらしき建物の位置は、野球少年たちの熱戦の場となる二つのグランドの中間ほど。
観戦する親御さんたちが行き交う堤防下の路も整備されるようですね。
ボクが二十代半ばの頃、仲間で身銭を出し合い、ここにラグビー場を造ったことがあります。
ボクの周りに仲間がいなくなってしまった頃、サッカー族に明け渡してしまいましたが。
そんな昔のことを思い出しながら、羽黒橋を折り返しました。
もう「普段走り」としては、今日のようなのんびりペースで十分なのかなあ。
そう思うこともありますが、出来ていることが出来なくなることに、まだ抵抗があるのです。
何より、まだ捨てきれない、まだ諦めきれないものが、ボクの頭の片隅にはあるのですよ。
ただ、年々、ボクからは遠く離れていってしまっていますが・・・
ボクが敬愛する泉谷しげる大先生は、若くしてそう歌っていました。
もう一か月も経たないうち、ここのサクラも満開になります。
その頃、どんな気持ちでここを走っているんでしょうね・・・、もうすぐですけど。