くすんだ色してるし、体長のわりに尻尾は短いし、鳴き声はきついし、正直・・・
ムクドリが大群を離れ、モズよろしくひとり枝に留まってる姿になら可愛さを感じるけどね。
カラスを撮るなんて普通あり得ないけど、春の陽気でつい魔が差した。
オメエ等も群れている時は大嫌いだけど、ひとり大人しくしてりゃあ可愛げあるよ。
橋から橋まで300mに足りないほどの内川の水辺に、穏やかで長閑な早春の空気が漂う。
川岸の茂みから出てきたマガモ二羽はまだ幼鳥・・・、たぶんここで生まれたんでしょう。
オオバン四羽が、向こうの川岸からゆっくりと付かず離れず川面を渡る。
やっぱり仲間と一緒にいるのが、なにより落ち着くよね。
川下から飛んできたカワウが、静かな川面にすーーーっと着水を決めたよ、これぞ水鳥。
ボクも内川の鳥たちも、長く待ちわびた春のの~~んびりした空気を満喫中。
二月から三月になっただけで、身体の動きが一気に軽快になった気がする。
そう、気がするだけで、昨日の老体は今日だって老体なんだから。
さあ、ゆっくりゆっくり走りましょう・・・いいねえ、早春の空気。
押ーーーー忍!! 押ーーーー忍!!
近くの高校のグランドから、聞き覚えのある懐かしい響きが聞こえてきた。
グランドに車が入ってくるたび、キャッチボール中の人たちが動きを止め、押忍!している。
練習しているのは、いつもの生徒たちじゃない・・・フフッ、きっとOB会だね。
昨今、何だかんだ言われる体育会系だけど、OB間での押忍!は、また一味違うんだよね。
今日の月山は雲に隠れているけど、あの雲だってもう雪雲じゃない。
今日も穏やかな陽気ですが、昨日はもっと光量が多くて春の幸福感に満ち溢れていたよ。
まだ怪我のしやすい時季だから・・・と思っていたけど、後半はインターバル走を試した。
歳相応に身体にはどうすることも出来ない変化が生じるけれど、走ることは自分の自由意志。
できなくなることを憂うより、今できていることを幸せに思い、できる限り続けましょう。
これからの心構えですかねえ・・・なんちゃって。
春が来れば、今ボクの脳裏に流れるメロは、♪ Spring Is Nearly Here By THE Shadows 、一択。
走りながら、赤川の春の風景を満喫しながら、ずーーーっと口ずさんでいた。
The Shadows - Spring Is Nearly Here (1962) 邦題は、そのまんま「春がいっぱい」
よく日本人の四季への情感は、特別で固有のものだと言う人がいるみたいだけど・・・
この曲を聴いたら、自然に対する情感は、古今東西、みんな変わらないものと思えてくる。