「昔ながらの味わい! ファーストトマト〜愛知・田原市〜」 2021年4月12日
愛知生まれの「ファーストトマト」は、味が濃く、甘みが強いのが特徴。程よい酸味とのバランスもグッド。懐かしいトマトらしい味わいのファーストトマトを味わい尽くす。
ハートの形がキュートなファーストトマトは、およそ80年前に愛知県で生まれた「あいちの伝統野菜」。昭和の終わりごろまでは、日本のトマトの主役だった。傷みやすく栽培が難しいため、全国的に栽培する農家が激減したが、地元の愛知では栽培が受け継がれてきた。「昔ながらのトマトの味がする」と人気を集めているファーストトマト。そのうまいッ!のヒミツに迫る。また、生産者や地元ならではの簡単絶品料理も紹介する。
「うまいッ!の秘密」
ハウスを見回すと、葉がしおれています。実はこれが“うまいッ!”の証。水を多く与えると実は大きく成長しますが味は薄くなってしまいます。与える水の量を絞って実に糖分を貯えさせているのです。
ファーストトマトは一般的な丸玉トマトに比べて、ゼリー状の部分が少なく、果肉の部分が多いという特徴があります。ゼリー状の部分には酸味が多く含まれ、甘み成分は果肉に多くふくまれるため、甘いトマトとなります。
「ゼリー寄せサラダ」&「ホットサンド」
【ファーストトマトのゼリー寄せサラダ】※簡単に作れて、普段の食事はもちろん、お祝いの席にもおすすめ。お酒にも合う一品です。
<材料>
・トマト:3~4個(ゼリー用1個、飾り用2~3個)
・豆乳(無調整):大さじ2
・コンソメ(顆粒):小さじ1
・ゼラチン(湯で溶かすもの):5g
・生ハム、チーズ、たまねぎなど:適宜
<作り方>
1)ゼリー用のトマト1個を軸側に割り箸を刺して、中火の直火で30秒ほどあぶる。
2)水にさらして皮をむき、軸を抜き取る。
3)耐熱容器に2)のトマト、豆乳、コンソメを入れて、500wのレンジで40秒加熱する。
4)3)を粗めにつぶすしながら、食感が残るくらいに混ぜる。
5)ゼラチンを30mlの湯でふやかし、4)に加えて軽く混ぜ、粗熱を取ったら冷蔵庫で1時間ほど冷やし固める。
6)皿の真ん中にゼリーを乗せ、周りにスライスしたトマト、生ハムなどを飾れば、できあがり!
【ホットサンド】
<材料(2人分)>
・トマト:1玉
・食パン:8枚切り4枚
・ハム:2枚
・スライスチーズ:2枚
・ケチャップ:適量
・ハーブソルト:適量
<作り方>
1)トマトを5mmくらいの輪切りにする。
2)食パンにケチャップを塗り、ハムをのせる。
3)その上に1)のトマトをのせて、ハーブソルトを1つまみ振りかけ、スライスチーズをのせる。
4)食パンを上から被せてホットサンドメーカーにセットして、1分半ほど焼けば、できあがり!
*https://www.nhk.jp/p/umai/ts/P7R4N8K39M/episode/te/68781493G4/ より
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