ぽぉぽぉたんのお部屋

季節の移ろい、道ばたの草花、美味しい食べ物、映画や友人のこと、想いがいっぱいの毎日をお話します

「82年生まれ、キム・ジヨン」

2020-10-12 | 映画のお話
ジヨンの夫の優しさがここちよかった
ジヨンを傷つける彼の母の言葉は強烈だが
でもよくあることだと私には思える

そんな母に育てたられた彼がこんなに優しいのは
ジヨンを深く愛しているからだろうとずうっと思いながら観終えた

韓国の男性も変わったものだなあ・・・
82年生まれのジヨンの世代だものね

彼もジヨンも誰かに似ていて、その面影を想い起こす
私の知っている人たち

ジヨンのお母さんの強さにこころ打たれる
悪気のない父親はそういう世代だからと私が思うのは
やはり違うのだろうか

心の強さや繊細さはひとそれぞれ
あんなに強かったはずなのにひょんなことで壊れてしまったり
ひずみが戻らなかったり

ある時、初対面の人と世間話をしていて
突然、一瞬の事だが、別人が現れた時があった
スルーして沈黙しているとまた元に戻っていた。

どうしてこの人はこんな別の人を宿しているのだろうと考えたものだ
おだやかに暮らしているようにふるまっていても
こころは病んでいく

昨日まで笑ってそばにいた人が突然いなくなるという怖さを抱えた妹たち
まだ私にはわからない恐さがあるのだろう

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