てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

真の褒章

2006-11-02 19:48:35 | ビジネスと社会
 昨日の昼前のこと。落成間近な公会堂の放送塔から緊急アナウンスが流れた。
 「(埋め立てゴミ収集日の)今日、町内においてゴミ収集車から出火、消防車が出動し近くの河原で消火した。けが人はなかったが、車は爆発炎上。原因はごみの中に混じっていたガスボンベ。今後は斯様なことがないよう十分注意してください!」というもの。

 大事に至らず、けが人が出なかったは不幸中の幸いだったが、何とも人騒がせな事件で、許し難い犯罪行為だ。関係当局は徹底的に犯人究明に努め、再発防止に全力を挙げて貰いたい。
 なお、人身事故でなかったからなのか、今日の新聞ニュースにもなっていない。

 ところで先ほどのアナウンスの主は松本前町内会長で、長年環境衛生改善活動に取り組んでおられる奇特な方である。今年2月には、その功績が認められ岡山市長より表彰された。日頃の率先垂範の善行の様子はこちら


 折しも2日付で秋の褒章受章者の発表があった。お決まりの顔触れで、いかにも名誉心が先行した感は否めない。一般庶民は近寄り難い、ほんの一握りの雲上人ばかり。
 陽の当たらない所で、人知れず地道に、長年取り組まれている松本さんの様な人こそ、“褒章”に値すると思うのは私だけだろうか!?
 それにしても、とんだ新放送塔の使い初めだった。

コメント (4)
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