てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

弱り目に祟り目

2006-11-28 17:16:08 | 健康と医学
 昼前、倅の見舞いに病室へ着くや否や、ベッドの倅の携帯電話が鳴った。孫の通う小学校から「(孫が)休み時間にグラウンドで倒れており、救急車で坂出市立病院へ搬送した。」と緊急連絡が入った。嫁は状況が飲み込めぬまま、直ちに市立病院へ向かい、かみさんも後を追った。病院へは校長先生も心配して駆けつけてくださった。

 折り返し、倅が小学校へ電話を入れて詳細を再確認すると、風邪っ気なため体育の時間(マラソンの練習)は休んだ。昼前の休み時間に、友達と3人で縄跳びをしようとして気分が悪くなり、そのままゴロッと横になった所を先生に発見され病院へ運んだらしい。

 ほどなくして病院で付き添うかみさんから安否が入る。頭は打ってなく、嘔吐なども見られず軽いてんかん症状を起こしていたもの。応急処置をして意識も回復し、そのまま救急車で香川医大へ転院。
 こんな症状は初めてのことでもあり、大事をとって精密検査をすることになった。今日の脳波と血液検査では、左の脳波に異常が見られるものの、元気は回復した。明日の更なる検査結果に注目。

 倅のことといい、孫のことといい一体何が起こるやら分からぬものだ。先日もブログで「一寸先は闇」と書き、今朝は「まさかの坂」について書いたばかり。
 弱り目に祟り目というか、一難去ってまた一難。相次ぐ家族の急病のため、献身的な看護を続けている嫁が倒れなければいいが…。
 とにかく今晩は私たち夫婦が坂出の倅宅に泊まることにした。
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三つの坂

2006-11-28 08:37:59 | 暮らしと生活
 『人生には三つの坂がある。登り坂と下り坂、そして、今一つは《まさか》という坂。』(毛利元就)

 この度の倅の病こそ「まさかという坂」で、青天の霹靂だった。こんなことは、絶対にあるはずがないということが起きるのが人生だと思い知らされた。

 倅を見舞った際、肩こりに起因する酷い頭痛を見兼ねて、肩を揉んでやった。
 「まさか、この歳で親に肩を揉んで貰おうとは…逆様事ほどの親不孝ないというし。」
 しみじみと、そう洩らすから、負けずに「これ(親に揉ますこと)も親孝行のうち!」と返した。

 今だからいえるのだが、元就の言葉の通り、この三つ目のまさか、という坂に出会ったとき、どのように対処するか、によってその人の人生は大きく決まる。その対応の仕方でその人の人格までも決まる。
 この「まさか」を克服することは、人生において大事なことだ。
コメント (2)
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