一日に2つの病院で受診

2011-01-11 20:30:51 | タナカ君的日常
 「一つの傷病で2つの病院を1日の内に受診する」 普段の僕なら「そんな事をやる奴が居るから、 健康保険等の社会保障費用が無闇に膨らむんだよ!」と非難するのだが...

 鹿島槍スキー場での転倒で骨折し、帰宅した2日に「多摩総合医療センター:ER」で受診。 骨折部位の保存治療を勧められると共に、8日もすれば、腫れや痛みが消えるから、そしたら自宅近くの整形外科医の監督下ででリハビリを開始するようにと言われていたのです。 この3連休で日柄は満たしたし、 内出血を伴う腫れも随分と収まり、 痛みも当初の状態よりも、随分と落ち着いてきた。 だから今朝は家と駅の中間ほどの位置に有る整形外科を訪れました。 その個人営業の外科医は率直な物言いの先生で「現状のレントゲン所見の状態であれば保存治療は可能かも知れないが、 今後リハビリや日常生活の中で骨のズレが拡大する様であれば、 手術が必要になって来る。 そんな微妙な状態だ!」 「もし、手術が必要になった場合、この部位の手術はここでは出来無い」 「そんな場合に備えて、出来るなら、最初に受診した多摩総合医療センターでリハビリを続けた方が問題が発生した時の対応がスムースに行くだろう」との見解を述べられ、 ここでリハビリを開始するか? 再度多摩総合医療センターを受診するか?の選択を迫られたのです。



 この病院で撮影したX線画像は妙にコントラストがハッキリしていてメインの骨と、破片?の骨とのギャップが前より大きくなったか?と心配になるほどのギャップとして生々しく見えるのです。 それは骨のズレがこの1週間程で拡大したからか? と不安を覚えさせます。 その事が僕の心を弱気にさせ、家の近くの個人営業の外科でのリハビリ開始を躊躇させました。

 ところで多摩総合医療センターを受診するには予約センターに電話を入れて診療予約を取らないとならないのですが、 帰宅後すぐに電話を入れて、今までの経緯を話したところ「本日、来院出来るなら診察してあげられますが、どうしますか?」なんて慌ただしい話の運びとなりました。 最初の外科医院から帰宅したのが11時過ぎ、 予約の電話を入れて2番目の病院に到着したのが正午を15分ほど過ぎた頃。 午前中に撮影したX線画像は逆紹介状と共に持参したのだが、ここでも再度撮り直し。 僕を診てくれる予定の担当医に救急対応の仕事が入ってしまったとかで、医師の前に呼ばれたのは午後の3時を過ぎてから。

 3日にER病棟で撮影した画像と、本日撮影した画像を較べて「ズレの拡大はない!!」との判定で、まずは一安心。 そして来週から多摩総合医療センターのリハビリテーション科にてリハビリが開始される運びとなりました。 最後に診察費を精算してから帰宅し、時計をみると4時半を回っていました。 「一日中病院に居たことになるなー」 なんだか疲れた一日だった。
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