うな重を食べた日

2012-09-15 22:57:04 | タナカ君的日常
 3連休の初日、1歳になった孫のお披露目と墓参りを兼ねて僕の実家へ帰省する計画が今月に入ってから予定されていた。 実家を継いで、まだ会社勤めしている弟は土曜日は仕事のある日だったけれども休暇を取って迎えてくれる手はずになっていた。 だから3日前にギックリ腰になったばかりで身動き不自由だからと言って計画を中断する気分になれなかったのです。 それでチャイルドシートを取り付けたレンタカーでやって来た息子の運転する車に乗って群馬県に向かいました。 とにかく3連休の初日ですから中央高速は小仏トンネルを先頭に、関越は高坂SA辺りを先頭にした渋滞発生がすでに伝えられていました。 だから当初から高速道路の利用は諦めて、秩父・鬼石を経由する下道ルートで群馬入りする進路をとりました。 チャイルドシートに押し込められた孫と、ぎっくり腰で通院中の僕にとって苦難のドライブの一日の始まりです。 

 兄弟家族での会食予定時刻の昼少し前になんとか実家に到着出来ました。 まずはやれやれです。 しかし随分と遅れてしまったので、墓参りを済ませてから会食の予定は前後させるしかありません。 そんな訳で弟が手配してくれてあった旅館の食事処へあたふたと向かいました。

 そこでは嬉しいハプニングが待っていました。 浦和に住んでいる甥っ子の健ちゃんと同じ年頃の女性が加わっていて、なんと「結婚しますお披露目会」の場にもなっていたのです。 なんだかスポットライトは孫から甥っ子達の方に向いてしまった感じ無きにしもあらずです。 そして僕達の到着遅れ、 食事に手を付ける前に始めたお互いの紹介などで、既にテーブルに並んでいたうな重も肝吸いもやや冷め気味になってしまいましたけれど、 嬉しい会食の場となりました。「うな重を食べた日」として一生の想い出に残ることでしょう。
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