カエルの鳴き声が聞こえる一夜を過ごした旅の2日目、 明け方の時刻に遠くでカッコウの鳴く声が小さく聞こえ始めました。 カムチャッカでカッコウの鳴き声を聞く予定は無かったけれど、いつもの癖で何回連続して鳴くか数え始めました。 およそ30回が最高で、我が家の周辺の40回以上より少なかったです。 それと「カッコー」と「カッコウ」との違い程度ですが、鳴くテンポが少し短いことにも気が付きました。
さて2日目のイベントですが、アバチャ山の中腹およそ800mの標高に設けられたアバチャBC(ベースキャンプ)まで六輪駆動車に乗って入り、 周辺の散策と高山植物の見物、 下山後は太平洋に面した海岸に出て海岸部に咲く花を見物、 それが済んだら市街地の店に立ち寄る、 そんなてんこ盛り過密スケジュールでした。 今日のブログではアバチャBCへの六輪駆動車で行った様子だけ抜き出して書いておきます。
この地を旅した方のブログで既に六輪駆動車の様子をご存知の方は多いことと思いまが、
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この様に「大型ダンプカーの荷台に乗客用のキャビンが載っている」 そんな感じの乗り物です。 郊外の舗装道路では時速60~70kmほどのスピードで走ってました。 川床や雪面上の走行では時速6kmほどの走行となる場合もありました。 旅行会社からの案内資料に「悪路の走行でお尻が痛くなる可能性があるので、クッション持参がお勧め」 そんな説明があったので、防寒用も兼ねてフリースのズボン下風の衣類を持って行きましたが、曲がりなりにもクッションのついた座席でしたから、そんな物は必要ありませんでした。
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キャビン入り口近くの壁面にはマイク装置が取り付いていました。「それはガイドさんが観光案内する時に使用するのか?」とおもいましたが違いました。 キャビン内のガイドさんと運転席のドライバーとの間の連絡用でした。
さて、 アバチャ山中腹のBCに向かう道路ですが、空港周辺道路から離れると程なく、舗装された道路から林間の未舗装道路(日本風に言えば林道)に入り込みました。 その林道も直きに終わり、樹木が無く、雨が降れば広い川幅となるであろう地形の川床走行が始まりました。今のながれは浅い小さな流水だけ、 そんな流路の凹んだ部分もなんのその、六輪駆動車は川床を進み続けました。 だからキャビンの揺れもそれなりのものです。 背骨に異常のある人には辛い道でしょうし、 健康な人だって車酔いする人が出てもおかしくない道の状態でした。
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これはその川床走行の途中、トイレ休憩で停止した時の写真です。 ガイドさんから女性は車に近い左岸で、男性は反対側の右岸の茂みの影で用を足す様に言われました。
標高が上がるに連れて川床は残雪で埋め尽くされます。 その雪の上を更に六鱗駆動車は進みます。 傾斜はここまでも更にBCまでも、ずーっと緩やかな傾斜でした。 感覚的にですが、大部分の走路の傾斜は初心者向けスキーゲレンデ並、 つまり2~3度の傾斜だと感じました。
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雪面を離れて山腹に設けられた砂礫地帯の道路から登ってきた方向を振り返った写真ですが、全体的に緩やかな景色がご覧いただけるでしょう。 白くもやっているあたりは雪面で冷やされた空気が霧状になって淀んでいる様子です。 その白いもやが薄くなった向こうが川床を走行した悪路であった訳です。
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到着したアバチャBC、 そこで迎えてくれたのは彼の地の住人「マーッモット」達とTop写真の特徴のある姿の「らくだ山」です。
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噴煙を上げているのがハッキリ判るアバチャ山のピークの姿もありました。
ところで我々ガイドさん2名を含む18人のグループは六輪駆動車でBCまで入りましたが、もっと少人数のグループは
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こんな8人乗り程度のワゴン車で乗り入れていましたよ。 当然4WDでしょうけど、 雪面をヨタヨタと走っていましたっけ。
さてアバチャ山BCですが、我々のツアーを受け入れた現地の観光企業”Kamchatintour”が運営してる営利施設であるようでした。
さてもう少し写真を載せておきましょう・・・
アバチャ山BCの全景遠望
休憩するドライバーさん
、
食堂棟での昼食風景
その食堂棟に取り付けられた「食堂」の文字がある案内板
こんなの見ると日本人観光客の多さが判ろうと言うものです。
きょうはここまで、花の探訪の様子は明日以降にUpします。
さて2日目のイベントですが、アバチャ山の中腹およそ800mの標高に設けられたアバチャBC(ベースキャンプ)まで六輪駆動車に乗って入り、 周辺の散策と高山植物の見物、 下山後は太平洋に面した海岸に出て海岸部に咲く花を見物、 それが済んだら市街地の店に立ち寄る、 そんなてんこ盛り過密スケジュールでした。 今日のブログではアバチャBCへの六輪駆動車で行った様子だけ抜き出して書いておきます。
この地を旅した方のブログで既に六輪駆動車の様子をご存知の方は多いことと思いまが、
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この様に「大型ダンプカーの荷台に乗客用のキャビンが載っている」 そんな感じの乗り物です。 郊外の舗装道路では時速60~70kmほどのスピードで走ってました。 川床や雪面上の走行では時速6kmほどの走行となる場合もありました。 旅行会社からの案内資料に「悪路の走行でお尻が痛くなる可能性があるので、クッション持参がお勧め」 そんな説明があったので、防寒用も兼ねてフリースのズボン下風の衣類を持って行きましたが、曲がりなりにもクッションのついた座席でしたから、そんな物は必要ありませんでした。
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キャビン入り口近くの壁面にはマイク装置が取り付いていました。「それはガイドさんが観光案内する時に使用するのか?」とおもいましたが違いました。 キャビン内のガイドさんと運転席のドライバーとの間の連絡用でした。
さて、 アバチャ山中腹のBCに向かう道路ですが、空港周辺道路から離れると程なく、舗装された道路から林間の未舗装道路(日本風に言えば林道)に入り込みました。 その林道も直きに終わり、樹木が無く、雨が降れば広い川幅となるであろう地形の川床走行が始まりました。今のながれは浅い小さな流水だけ、 そんな流路の凹んだ部分もなんのその、六輪駆動車は川床を進み続けました。 だからキャビンの揺れもそれなりのものです。 背骨に異常のある人には辛い道でしょうし、 健康な人だって車酔いする人が出てもおかしくない道の状態でした。
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これはその川床走行の途中、トイレ休憩で停止した時の写真です。 ガイドさんから女性は車に近い左岸で、男性は反対側の右岸の茂みの影で用を足す様に言われました。
標高が上がるに連れて川床は残雪で埋め尽くされます。 その雪の上を更に六鱗駆動車は進みます。 傾斜はここまでも更にBCまでも、ずーっと緩やかな傾斜でした。 感覚的にですが、大部分の走路の傾斜は初心者向けスキーゲレンデ並、 つまり2~3度の傾斜だと感じました。
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雪面を離れて山腹に設けられた砂礫地帯の道路から登ってきた方向を振り返った写真ですが、全体的に緩やかな景色がご覧いただけるでしょう。 白くもやっているあたりは雪面で冷やされた空気が霧状になって淀んでいる様子です。 その白いもやが薄くなった向こうが川床を走行した悪路であった訳です。
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到着したアバチャBC、 そこで迎えてくれたのは彼の地の住人「マーッモット」達とTop写真の特徴のある姿の「らくだ山」です。
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噴煙を上げているのがハッキリ判るアバチャ山のピークの姿もありました。
ところで我々ガイドさん2名を含む18人のグループは六輪駆動車でBCまで入りましたが、もっと少人数のグループは
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こんな8人乗り程度のワゴン車で乗り入れていましたよ。 当然4WDでしょうけど、 雪面をヨタヨタと走っていましたっけ。
さてアバチャ山BCですが、我々のツアーを受け入れた現地の観光企業”Kamchatintour”が運営してる営利施設であるようでした。
さてもう少し写真を載せておきましょう・・・
アバチャ山BCの全景遠望
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休憩するドライバーさん
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食堂棟での昼食風景
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こんなの見ると日本人観光客の多さが判ろうと言うものです。
きょうはここまで、花の探訪の様子は明日以降にUpします。