濁流と化した高瀬川

　梅雨前線を刺激しつつ台風３号が本州南岸をかすめながら東進している。　各地に大雨被害が出ているようだ。

　昨日東京を立って、　簗場に一泊しただけで今日は帰途についた。　やろうとした電気工事は昨日の内にあらかたの目途が付いたし、そこから先は、　屋外での作業が必要なのだが。　雨が酷くって仕事にならない。　

　それで午前中は四季山荘のオヤジの所で碁を打って、　午後は大町市内のアルプス囲碁村会館で三局遊ばせて貰って、　午後三時には東京に向けて車を走らせた。　途中、　大町市南端の社（ﾔｼﾛ）地区に架かる宮本橋で高瀬川を渡ってオリンピック・堤防道路へと抜けたのだが、　高瀬川の流れは上流部での降雨と大町ダムの放流と相俟って、　まっ茶色の濁流となっていた。　　その川の流れは雪解け水も混じった低温の流れでもあるらしく、　川面には霧が分厚く滞留している眺めがありました。

　中央高速は諏訪から小淵沢辺りに掛けてと笹子トンネルの前後で雨の降り方が尋常を越えた降り方だったけれど、　車の流れはスムースで渋滞も無く、　７時前には無事に国立・府中ICを降りる事が出来ました。　小仏トンネルから八王子に掛けては雨は小降りとなって、　路面はほとんど濡れていない感じに見えたけれど、　多摩川を過ぎるとまた、　普通に雨が降っていました。　随分と地形の影響か、　降雨量にムラがある降り方をしています。