試料ステージの改造

2019-01-19 09:32:22 | 雪の結晶撮影

 ”数日前から撮影装置の改造に熱をいれていて、”と書いた先日の記事、 一つひとつを取り上げたらどれも他愛の無い内容だが、 その一例を紹介して置きます。

降雪の中から雪の結晶の一片を試料ステージに置き、 カメラの下に設置されている試料ステージ・ベースに載せる。 その後はカメラの視野の中央付近に対象の雪が来る様に、 試料ステージの位置をハンドルとして取り付けてある針金を手袋を嵌めた指先で摘んで調整しているのです。

 その手袋を嵌めた手での位置調整を少しでも容易に出来る様、 また、少しでも装置の軽量化を目指しての改造を行ないました。



 銅板で作った試料ステージベース部分から ”切除ピース”と表示した断片を切除しましたが、 この断片だけで15グラムの軽量化となりました。

 また、この切り欠きを設けた事で試料ステージハンドルを摘む時のスペースが広がったと感じられるでしょ。 次回の撮影行で実際の効果は確認出来る事でしょう。


 試料ステージ保管ケース :

 写真右側に置かれた丸い白色のプラスチック容器、 上部に置いた蓋部分にはハンドルとしての針金が通る幅の切り込みを入れてあり、 ご覧のように容器の中にハンドルを取り付けたままで、試料ステージを収容出来るのです。

 この保管ケースに収容して置けば、 降雪中の屋外であっても、試料ステージが降雪によって汚れる心配はありません。  ステージを冷却するために安心して屋外に出して置けるです。
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