8号機 全体像
3日前の22日に着手した雪の結晶撮影装置8号機が完成した。 8号機は試料ステージとして200mm x 300mm の板ガラスを使用出来るようにしたことが特徴です。 カメラを含む主要部分は7号機の当該部分(装置の上部)を切り離して、 新たに設計製作した8号機基部(ベースユニットと呼ぶことにした)ユニットの上に搭載する形でまとめました。
作業を大きく分けると2つになります。
1. 7号機の上下分断
8号機には分断した上部のみを使用する。
再度結合すれば従来の7号機として復活可能
2. 8号機 ベースユニット 製作
8号機のベースユニットはサイズが大きく、
大きなサイズの試料ステージに対応する様に作ってあります。
7号機の下部に含まれていた機能は全て組み込まれています。
背景照射光源、 背景画像、 これらは
7号機で使用していた物を転用しています。
以前に完成して、なんの問題も無く機能を発揮していたモジュールはそのまま流用して新しい機能を組み込んだ製品を作る。 この辺りは現役時代のハードウエアやソフトウエアの設計手法と全く同じです。
7号機の全体像 : 切断した物を再度積み上げた状態
切断・分離した7号機
8号機ベースユニット 組み上げ状態
白い試料ステージベース
その上に板ガラスの試料ステージ
8号機ベースユニット。
試料ステージベースと試料ステージは取り外してある。
そのために 背景画像が見えている。