ダイヤモンド富士 ならぬ トマト富士

2021-12-14 10:27:59 | タナカ君的日常
 富士山頂の平坦部に太陽が没する時に見られる「ダイヤモンド富士」、 我が家から自転車に乗ってちょいと走れば富士山が見渡せる国分寺崖線上の小公園に到着する。 そこからの眺めは時折ブログにUpして来たが、 ダイヤモンド富士状態のそれを撮影した事が無かった。

 初めて今年、 その撮影にトライしてみた。


Top写真の撮影条件

 撮影した画像を見て、 「美しい写真が撮影出来た感激は全く湧いて来ない」。 太陽周辺の光が潰れない様な露出だけを心がけた結果だが、富士山も周囲の風景も丸潰れ、 見るに耐えない絵にしかなりませんでした。

 ところで 立川市(山頂までの距離72km)辺りから望遠レンズで富士山頂を狙った時、 富士山の山頂部分と太陽の視野角の関係は太陽の直径は富士山頂と比較では、 およそ太陽は平坦部の85%を越えた値になると知れました。



 立川からと富士山麓・山中湖(山頂までの距離15km)における山頂平坦部と太陽との比較をイメージする目的でそれぞれの視野角を計算して作画してみた。

 この図を見たら、 立川辺りから見た山頂への落日は
  「トマト富士」と呼んだ方が似つかわしい状態だと判るでしょう。



 そうは言ってもダイヤモンド富士を撮影したい方も多いでしょうから、 多摩都市モノレールさんのWebサイトに掲載されている山頂への落日が見える日時の情報を転載しておきます。


 多摩都市モノレール  多摩センター駅 松が谷駅 区間

 2021年… 11/13(土)~15(月) 16:16頃~16:19頃


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山頂平坦部分の視野角計算 :



山中湖 > 富士山頂



口直しに 写真を追加 : 12月15日




撮影日時 : Top写真と同日の2分後 16:15
右斜め下に移動した太陽が山頂右端に一部を残した
タイミングでの撮影。 (撮影条件は同じ)
当日の強風で山頂部には雪煙が光っているらしい



Google earth の [ ツール・定規・円 ] を利用、 山頂部分の平坦部分の数値はお鉢めぐり情報での直径として示されている780mを使って計算しました。 また太陽の視野角は32’(分)を使用
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