糸くずをラップフィルム(左側)に乗せて撮影
今シーズンから使い始めた雪の結晶撮影用の試料ホルダー、
それは塩ビ板に85 X 70 mm の角穴を開けてその表面に台所用の透明ラップフィルムを張り付けた物です。
雪の採取は手にした試料ホルダーを降雪の中に適当な時間差し出して、 降雪を受け止めるのです。 従来のガラス板・試料ホルダーでの使用方法と同じです。
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粉雪ばかりの降雪
これは先日の草津温泉への撮影行の際に降雪を数秒間受け止めた物ですが、 大半が粉雪であるのが判ると思います。 本音を言えば、こんな降雪の気象条件の時は六華の雪の結晶を探すの作業は「面倒くさいなあ!」と感じます。
さてこの秋に製作した試料ホルダーの使い心地について書きます。
1. 撮影地に到着後、 外気に10分ほども晒すだけで使用可能になります。
これはとても便利です。
従来の厚みが 5 mm ガラス板の場合、30分以上の時間が必要でした。
2. すぐに破れそうなラップフィルム、、 予想外に長持ちします。
先日26~27日の二日間張替えせずに使用出来ました。
これから出かける年末のヤナバ山荘への旅にもそのまま積み込んで出かけます。