公民館の部屋を借りて囲碁の対局を楽しんでいる僕達、 当然色んなタイプの人が居る。 公民館の掃除を担当するおばちゃんは市役所の正規職員では無くて多分嘱託。 そのおばちゃんが時折僕にグチをこぼす。 囲碁仲間のタカハシ(T)の事。
Tは隣接市から6km強の道のりを自転車に乗ってやって来る。 この暑い夏の時期なんか到着する頃には身体と肌着は汗びっしょりになっている。 その汗ばんだ身体をさっぱりさせるために、 公民館内に設置されている身体障害者用のトイレ、 あるいは通常の男性用のトイレで、 蛇口をひねってたっぷり水を出してタオルを浸し、 身体の汗を拭いて、下着も着替えるわけだ。 その作業の際にトイレ内部の床が水でビショビショになっても気にしない神経の持ち主。
その事が掃除を担当するおばちゃんの悩みの種。 当然館長さんに申し出て以下の様な張り紙が張り出されて久しい。
男性用トイレの中 : 「ここで身体を洗わないで下さい」
身障者用トイレ : 「ここのシャワーで身体を洗わないで」
耳の遠い高齢者のTはそんな張り紙には無頓着、 引き続きトイレの中で身体を洗い、 床を濡らす行為が止む事は無い。
そんな背景の中でおばちゃんは時折僕にもグチをこぼす。 「あのさあ、 囲碁の人で、 自転車にたくさん荷物を積んでくる人、 トイレの中で身体を洗って、 床をビショビショにするんだよね」、「囲碁さん(囲碁クラブの人々)の方で、 あの人に注意して貰えないかな・・・」とね。 こんなおばちゃんのグチはもう一年以上前から聞く話。
実は僕達は去年から公民館以外にも「地域センター」なるコミュニティ施設の部屋を週に1回借りて囲碁の対局を楽しみ始めていました。 その地域センターの窓口の嘱託の女性からも「あの耳の遠い人、 身体を洗って、 床をびしょびしょにするのよ」、「なんとかならないかしら?」そんな話を聞かされる様になった。 それに対して「Tはね、 公民館でも同じでね、掃除のおばちゃんからクレームがついているんだよ」、 「公民館と同じ様に、 当面注意書きを紙に印刷して張り出して貰って、 様子を見て貰えませんか」とお茶をにごしておいたのだ。
そしてつい先日、 その地域センターで午後の対局の場に先着していたTと彼が汚したと判断される床の濡れを見つけた僕は彼の肩をちょんちょんと軽く叩き、 床が濡れている給湯室まで来てもらい、 「公民館でも、 ここでもTさんが身体を洗って、 床を水で濡らす事に困っている」「掃除するのは掃除のおばちゃんだったり、 窓口のお姉さんだったり困っているから、ヤメて!」と面と向かって言ったのだ。
それに対するTの応答 :
「あんな水濡れ、放おって置けば乾いて消えるんだから、 何も問題ないだろう!」
そんなイザコザめいたやり取りを聞いていた僕と仲良しのFさんが突如近づいて来てTの胸ぐらを掴み、強行手段に出た。
「放おって置けばよいだろうとはなんだ!!」、 「そんな勝手な事言うお前はみんなの嫌われ者なんだよ、 ここに囲碁をやりに来てくれなくていいんだ、 荷物を持ってとっとと出て行け!」 と言いながら玄関近くの受付窓口近くまで押し出した。
そんなイザコザのあった直後、 地域センターの会場確保を担当するKが遅れて到着した。 TとKさんは何事も無かった様に対局を始め、 一局終了。 その対局が終了してKさんと僕は対局を始めた。 そして対局相手を見つけられず、あぶれたTは荷物をもって地域センターから帰って行った。
そんな事が有った日の囲碁用具の後片付けが済んだ後 :
「タナカさんね、 床をビショビショにして掃除に手間が掛かって困る、 そんなのは施設を管理する側の問題、 僕達個人がTに直接注意する様な問題じゃ無いよ、 公民館なり地域センターなりの責任でTに注意して貰った方が良いと思う」
これが僕より上位有段者 K さんの意見だった。
元首相が銃弾で倒れたり、 女性がストーカーに切りつけられたり、今の世の中何らかの恨みを買うととんでも無い事態が生じたりするのだから、 余分な事に手を出すな的意見として聞く事も出来るけれど、 どうなんですかね?!
以前、掃除のおばちゃんのグチ話を聞いた後、 我々囲碁クラブの会長さんに「囲碁クラブの側からもTさんに注意して貰えないか?!」と言われた事を伝えた時の会長の反応もKさんと同じ様な事でした。
そう言うのが大人の対応なんですか?????
Tは隣接市から6km強の道のりを自転車に乗ってやって来る。 この暑い夏の時期なんか到着する頃には身体と肌着は汗びっしょりになっている。 その汗ばんだ身体をさっぱりさせるために、 公民館内に設置されている身体障害者用のトイレ、 あるいは通常の男性用のトイレで、 蛇口をひねってたっぷり水を出してタオルを浸し、 身体の汗を拭いて、下着も着替えるわけだ。 その作業の際にトイレ内部の床が水でビショビショになっても気にしない神経の持ち主。
その事が掃除を担当するおばちゃんの悩みの種。 当然館長さんに申し出て以下の様な張り紙が張り出されて久しい。
男性用トイレの中 : 「ここで身体を洗わないで下さい」
身障者用トイレ : 「ここのシャワーで身体を洗わないで」
耳の遠い高齢者のTはそんな張り紙には無頓着、 引き続きトイレの中で身体を洗い、 床を濡らす行為が止む事は無い。
そんな背景の中でおばちゃんは時折僕にもグチをこぼす。 「あのさあ、 囲碁の人で、 自転車にたくさん荷物を積んでくる人、 トイレの中で身体を洗って、 床をビショビショにするんだよね」、「囲碁さん(囲碁クラブの人々)の方で、 あの人に注意して貰えないかな・・・」とね。 こんなおばちゃんのグチはもう一年以上前から聞く話。
実は僕達は去年から公民館以外にも「地域センター」なるコミュニティ施設の部屋を週に1回借りて囲碁の対局を楽しみ始めていました。 その地域センターの窓口の嘱託の女性からも「あの耳の遠い人、 身体を洗って、 床をびしょびしょにするのよ」、「なんとかならないかしら?」そんな話を聞かされる様になった。 それに対して「Tはね、 公民館でも同じでね、掃除のおばちゃんからクレームがついているんだよ」、 「公民館と同じ様に、 当面注意書きを紙に印刷して張り出して貰って、 様子を見て貰えませんか」とお茶をにごしておいたのだ。
そしてつい先日、 その地域センターで午後の対局の場に先着していたTと彼が汚したと判断される床の濡れを見つけた僕は彼の肩をちょんちょんと軽く叩き、 床が濡れている給湯室まで来てもらい、 「公民館でも、 ここでもTさんが身体を洗って、 床を水で濡らす事に困っている」「掃除するのは掃除のおばちゃんだったり、 窓口のお姉さんだったり困っているから、ヤメて!」と面と向かって言ったのだ。
それに対するTの応答 :
「あんな水濡れ、放おって置けば乾いて消えるんだから、 何も問題ないだろう!」
そんなイザコザめいたやり取りを聞いていた僕と仲良しのFさんが突如近づいて来てTの胸ぐらを掴み、強行手段に出た。
「放おって置けばよいだろうとはなんだ!!」、 「そんな勝手な事言うお前はみんなの嫌われ者なんだよ、 ここに囲碁をやりに来てくれなくていいんだ、 荷物を持ってとっとと出て行け!」 と言いながら玄関近くの受付窓口近くまで押し出した。
そんなイザコザのあった直後、 地域センターの会場確保を担当するKが遅れて到着した。 TとKさんは何事も無かった様に対局を始め、 一局終了。 その対局が終了してKさんと僕は対局を始めた。 そして対局相手を見つけられず、あぶれたTは荷物をもって地域センターから帰って行った。
そんな事が有った日の囲碁用具の後片付けが済んだ後 :
「タナカさんね、 床をビショビショにして掃除に手間が掛かって困る、 そんなのは施設を管理する側の問題、 僕達個人がTに直接注意する様な問題じゃ無いよ、 公民館なり地域センターなりの責任でTに注意して貰った方が良いと思う」
これが僕より上位有段者 K さんの意見だった。
元首相が銃弾で倒れたり、 女性がストーカーに切りつけられたり、今の世の中何らかの恨みを買うととんでも無い事態が生じたりするのだから、 余分な事に手を出すな的意見として聞く事も出来るけれど、 どうなんですかね?!
以前、掃除のおばちゃんのグチ話を聞いた後、 我々囲碁クラブの会長さんに「囲碁クラブの側からもTさんに注意して貰えないか?!」と言われた事を伝えた時の会長の反応もKさんと同じ様な事でした。
そう言うのが大人の対応なんですか?????