生まれ故郷のお祭りの日に想う

2022-08-19 21:08:35 | 昔話
 僕の生まれ故郷の夏祭りはお盆の直後の8月20日に曜日に関係無く実行されていた。 実家の周辺は内科や外科、 それから歯医者もある町場だったが、 周辺一帯は完全な農村地帯だった。 周辺住民の圧倒的多数は農業従事者、 会社勤務の人間はどちらかと言えば少数派。 そんな地域だったから曜日なんか関係無く祭りは実行され、 祭りが終えたら農作業に精を出す生活に戻る。 そんな生活パターンだったのだろうと思う。

 昔、子供だった頃、 そんな季節の節目の夏祭りを境に夏の暑さも切り替わる感じがしていたものです。 今住んでいる東京の暑さ、 特に今年は7月末からの体調不良もあって、 暑さにグッタリ気分だったけれど、 昨晩そして今日の気温はなるくなり、 夜の睡眠も久しぶりに熟睡感を感じるものでした。 さらに今朝なんか、 朝食を済ませた後に床にゴロンと横たわってテレビを点けて置いたのだが、 10時半頃まで眠ってしまった様だ。 もっともこれは俺が年老いたことによるものかもしれないが・・・

 そして今年、 祭りの神輿の通り道でもあった実家前の道路は拡幅のため工事も始まったとかで、 実家その物が跡形もなくなってしまう年になった。 住んでいた弟に電話してみたら、 「今年はお祭りがどうなるのか判らない」そんな返事だった。
 
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