雪の結晶撮影の際に使用する車、 それを包み込むタープを車体に固定する小道具のカラビナ。 Top写真はそれらを片付ける時期が来たので、 バラして保管する事にしたのです。 5個の百均で購入したカラビナが絡み合っていますが、 「こんな複雑に絡み合わせて保管しなくてもヨイんじゃ無いの?」と感じませんでしたか?
数学の一分野、 位相幾何学で考える事も無く、実際はとても簡単な集合体です。
白色のカラビナ一つを左手に持ち、 他のカラビナを順次そこに引っ掛けただけなのですよ。
世の中のややこしい出来事が何処かを指先で摘んで揺する事で、 単純な全体像が見え、 万人に理解可能となったら世の中は戦争の無い平和な世界が実現出来るか?
否否、 「それは有り得ない」。
僕の偏見では、 何十年も「核兵器廃絶を願う」お題目だけ唱えて世界平和に貢献していると思い込み、 近頃の日本を率いる政府の兵器輸出の制限緩和や国防費増大への動きを見るにつけ、 僕を含めた多くの日本国民が「戦争をする国への変貌に無頓着」、 ないしは「無意識下での現実肯定が強すぎませんか?」との想いが強まっているのです。