10号機 製作の目的と結果

2025-02-18 10:43:14 | DIY

 雪の結晶撮影装置、 従来の9号機から10号機への移行の主要目的は装置全体を持ち運ぶ際の利便性を考えてのコンパクト化です。

 9号機では黄色いプラスチックコンテナにカメラユニットと試料ステージベースユニットの2つを収容し、車で乗せて運んでいました。  それを10号機ではプラスチックコンテナの半分ほどの体積にまとめる事が出来たのです。 これなら自家用車でなくても、 ザックに撮影装置を入れて公共交通機関の利用で撮影地まで移動が可能になるでしょう。

 今日はそのコンパクト化の様子を写真でご覧いただきます。

 Top写真で黄色いコンテナの右半分に収容されているユニットは9号機のカメラユニット。 左半分の空きスペースから取り出し、 手前に置いた白い包帯様の物で包まれた物がコンパクト化した10号機の全体の姿です。10号機が問題なく使えると確認出来てしまえば、 今後9号機のカメラユニットは不要になります。

 

 これは包帯様の物をほどいた状態の10号機の様子です。 梱包材は腰痛などの際に使用するコルセットだと判るでしょうか?

 

 

 

 開梱した部材を組み立てた10号機の様子です。 最終的には更に試料ステージベースユニットの脚部を展開するので撮影装置全体は5cm高くなります。

 光学的性能から言えばカメラの位置を基準にすると、 撮影対象の雪をのせる試料ステージ、 背景照射光源、それらの光学的な位置関係は9号機と10号機では全く同じなのです。

 オレンジ色に染めたコルセットの右側に並べた物は試料ホルダーなどのユニットです。 これら全部をコルセットで1つにまとまった姿にしているのです。

 写真には映って居ませんが、 16日にUpした記事の中の「背面照射光源の光量を制御するユニット」も未だ折りたたんだままになっているユニットの最下部空間に収容されています。

 我ながら、「良く作った」 エヘン、エヘン・・・ の気分です。

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