初めて染め物にチャレンジ

　雪の結晶撮影装置６号機を持ち運びするのに、　なんらかの形で梱包した方がザックに入れて持ち運びするにしてもダンボール箱に入れて車に積み込むにしても扱い易い。　何を使って梱包するか？　あれこれ考えた末に辿り着いた方法が、　ぎっくり腰もどきになった時に整骨院で腰に巻いてくれた弾性素材のコルセット。　６号機に巻きつけて見たら、　長さはやや長めだが、　幅は良い感じ。　妻に持ってもらって、　写真をパチリとしておきました。　口の悪い人に言わせれば　「遺骨を持っているのか？　と言われそうな色だなあ」　と思ったから、　立川駅近くのビックカメラの上階にあるユザワヤでオレンジ色の染料を購入。

　人生で初めての染め物にチャレンジして白いコルセットを鮮やかなオレンジ色に染めました。

　このところこのブログの話題は撮影装置６号機と柿の話ばかり、　僕の生活がほとんどそれなのだから、　しかたありません。　記事には書いていませんが、　北海道への出発便だけ予約して帰りの便は未だ手配していない。　その帰りの日程を決めるために、　毎日の北海道方面の降雪情報に目配りしている今日この頃なのです。

TG-３ の フォーカス動作

ダミー試料・プラスチック薄片

　OLYMPUS社のデジカメ　TG-３は微小な被写体の拡大撮影が出来る顕微鏡モードを備えている。　その機能を使って雪の結晶撮影を行おうと、　購入したのは２年ほど前の事。　しかし、　デジカメのモニターに表示されたカラー画像を背景画としてその前面に雪の結晶の薄片を置いてシャッターボタンを押してみると、　目的とする雪の結晶にフォーカスせずに、

　　こんな風に背景画像を表示している液晶画面にフォーカスしてしまい、　液晶の画素は判りはするが、　雪の結晶なんか何処にあるのか判らない状態になってしまったり、　なんどもフォーカスを前後させる繰り返し動作が発生して合焦しない不具合が度々発生した。　

　これでは苦労して形の良い雪の結晶を降雪の中から掬い取り、試料ステージに載せても、　フォーカス合わせに時間を喰って、　融解による型崩れが生じ、　写真を撮る事が出来ず、　イライラが昂じて、　「TG-３はダメ、　使い物にならない！！」　の刻印を押して、　自分的には放り出してしまっていたのだった。　そして、　その後の結晶撮影は　もっぱらマニュアル・フォーカスモードを備えた　一眼デジカメ・OM-D　を使用て来た訳だ。

　今年の夏、　オリンパス社のショールーム「オリンパスプラザ東京」を訪れて、　新しく発売される予定のマクロレンズを試用させてもらうと共に、　雪の結晶撮影について説明員の方と話をした際に　「顕微鏡モードを持った　TG-３での再トライ」　を勧められた。

　そんな事があった後、　雪の結晶に見立てたプラスチックの薄片を使用して、　TG-３で色々と実験した結果、　ほぼ確実にフォーカス合わせする方法を見いだせた。

その方法だが、

１.　背景画像は消す。
　　　　背景用デジカメの電源を切る、あるいは遮光物体を入れる。

２.　撮影対象の側方から光を当てて、
　　その光でまずはシャッターボタンを半押しして
　　自動的なフォーカス動作を行わせる。
　　　側方照射光による画像

３.　背景画像を表示する。

４.　シャッターボタンを押して撮影する。

　

落ちてくる物

　株取引の世界では　「落ちてくるナイフは掴むな！」　そんな喩えがある。　ここ数日の間の原油先物のチャートはまさに落ちてくるナイフ状態。

　落ちてくるには理由があって、　アメリカ大統領選挙の結果待ちや、　原油在庫の状況、　OPEC諸国や産油国の生産量調整の実効性などでの疑心暗鬼が蔓延しちゃったから。　はたまた　「１バレル当りの取引価格を５０＄を越えた値段で信用取引している人々をちょいと困らせて儲けてやろう」　そんな思惑もあるかもしれない。

　もう一つの落ちて来た物、　それは友達から貰った柿だった。　自宅の敷地にある柿の樹、　それを採る時に地上に多数の実を落果させてしまったらしい。　その落下の衝撃で柿の実には人間で言えば打撲傷的な傷みと、　その辺りを起点とした裂け目が入ってしまったのだ。

裂け目の入った柿の実

　その柿の実は昨日の囲碁の対局の場に囲碁仲間の一人が、　おやつとして皮を剥いて幾つかに切り分けた物を持って来て呉れたのだ。　美味しい柿だった上に、　食べごろサイズに切り分けてしまえば、　裂け目が入った柿だなんて、　全く気になりはしなかった。

　そして「家には未だ沢山あるよ、　裂け目が入っているけどね」、「そんなので良ければ上げるよ」　そう言ってくれたから、　家にはまだ買ったおいた柿が充分あるのだけれど、　「欲しい、欲しい・・・」と手を挙げて、　帰り道に友人宅に立ち寄って、　２０個を超えるの柿を頂いて帰って来たのです。　流石に裂け目の入った柿の実は傷みが早いから、　帰宅後すぐに隣の奥さんに声を掛けたら「貰う」と言うので、　半分ほど分けてあげちゃいました。

　一方の落ちてきた原油、　こいつは　「いま手を出すのはどうかな・・・？」と思いつつ。　今朝の市場で「欲しい」と手を挙げて（赤矢印の価格で）、　僕にとっての適量の注文を出して購入しました。　来週以降、こいつはどうなるか？　おっかなびっくりお楽しみです。

LI-92B 互換品購入

　OLYMPUS社のデジカメ”TG-３”を雪の結晶撮影に本格的に使って見るべく、　撮影装置６号機の準備を進めて来た。　そのカメラに使用されている電池の互換品（中国メーカー品）を入手したので報告する。　

　購入品　
　メーカーだか　扱い商社　DSTEのWebサイト
　型 式　DSTE® アクセサリーキット　JPDA168B1

Olympus LI-90B LI-92B 互換 カメラ バッテリー 1個 + 充電器

　価格　Amazon通販　１０７０円

昨夜９時近くに宅急便で配送されたばかりで、　充電器を使って電池の充電、　正規品と互換品の電池の電圧を測定、　それから外観写真を撮影しただけの段階です。

互換品と正規品の２ショット

　

互換品
　形　状　：　ほぼ問題無さそう。
　入手直後の電池電圧　：　３.９２V
　充電器での充電完了直後　　　：　４.１７V
公称電圧　：　３.７V　2000　mAh
正規品
　使用中電圧　：　３.９９V
　カメラでの充電完了直後　：　４.１７V
公称電圧　：　３.６V　1350　mAh

充電器


車のシガレットヒーター部への接続ケーブル

　実のところ今回の購入品、　互換電池をそのまま使うと言うよりも、　例によって、　外部電源からカメラへの導入端子用部品として流用する心づもりでいるのです。　そして充電器の方は正規品電池に対して問題なく使用できるならば、　充電器として使用するつもりでいる。
　

柿の季節なのだから・・・

　柿が４個入っていたステンレス・バットが新たな柿でイッパイになっているのを見つけて　「また柿を買って来たんですか？」と妻が呟く。　「良いじゃねーか、　柿のシーズンなんだからさ！」　僕は心の中で大きくツブヤキ、　更に　「６個で３９８円なんてえのだから、　おれが買い物したって家計に響くことも無いだろう」　と心の中で小さく呟いてみるのだ。

　もっとも妻のつぶやきも判らないではありません。　今年作った干し柿だって、　未だ最初に手を付けた１連の１０個も喰いきらない内に、

　近所から渋柿を見つけて来て、　皮を剥いて、ベランダに設けた干場に吊るしたのですから、　「呆れ返り」、　「洗濯物を干すのに邪魔だから、　早く片付けて欲しいのに！」　と思っている事でしょうよ。　　

自信喪失している

　ついさっき、「電話くれたんじゃないかと思って」、　「長いこと出られなかったものだから」　そんな出だしで友達が電話をくれた。　それを聞いた僕は「いや、　俺からは電話してない積りだけど」、　「でも最近ついさっきやった様な事でも忘れちゃうようになったから、　なんとも言えないんだけどさ・・・」と返事した。

　そんな返事をした背景にはこんな事があったばかりだったから。

　８時半頃　朝食の準備している妻との会話。

僕　：　「あれっ、　今日は畑の仕事は雨で休みになったの？」

妻　：　「何を言ってるんです？　今日は火曜日だから、　もともと休みですよ！」
　　　　「そんな事言って、　貴方は月曜日に行く予定だった、
　　　　　公民館の部屋の申込みをちゃんとやりましたか？」

　朝食後の会話

僕　：　食卓の周辺をキョロキョロ見回して
　　　　「あれっ、　ゴミ入れが無い！　何処に行っちゃったんだろ？」

妻　：　台所の方を指差して、
　　　　「何を言ってるんです、　あそこに在りますよ」
　　　　「貴方が、　柿を剥いたゴミを処分するので、
　　　　　さっき、　あそこに持って行ったでしょう」

　ことほど左様に、　曜日の見当識や直前に行った事の物忘れが酷いことになり始めているのです。　だから、　友達からの　”永いこと電話に出られなかった”　の言葉には　”また旅行に出ていて自宅の電話に出られなかった”　そのように僕が勝手に受け取ってしまったのだった。

　そして続く友達の言葉・・・
「トイレに入っていてね、　電話が鳴っているのは判ったけど、　出られなかったものだから」

僕の内心　：　「なんだよ、　つい今しがた電話を掛けて来たか？」　と聞いているのか。　だったら、　ハッキリと　「俺、　電話掛けてないけど」といえたのになあ。

　自分の記憶や行動に対して自身が持てなくなりつつあるタナカ君なのでした。