雪@2016Nov24 鹿島槍スキー場
「レンタカーが借りられないからと言って、 飛行機のチケットを入手してあった北海道行きを中止する!」 そんな普通では考えられない行動を取ってしまった僕の行動の背景をチョイト話してみましょうか・・・
ここ2年ほどの間、 雪の結晶撮影装置を車に積んで降雪地帯に出かけた時は、 ハッチバックドアを跳ね上げて雪庇の付いた状態の車室内部に装置を置いて、 撮影を行っていた。 先日の鹿島槍スキー場の駐車場まで登っての撮影では、 小型なテントも持って行き、 それを張ってテントの中に撮影装置をセットして雪の結晶撮影にトライしてみたのだが、 結果はとても使い勝手が悪くって困ってしまった。 何故かと言うと、 雪の結晶を細い絵筆の先で採取して、 それを片手で保持し、撮影装置の置いてある小型なテント内部にしゃがんで入り込むのが大変なのだ。 もたもたしていたら、 雪が溶けて型崩れしてしまう。 それで当日も撮影装置6号機での雪の撮影は結局車の中で行うしかなかったのだ。
ゴンドラやリフトを使って標高の高い雪山に登ったり、 北海道あたりに出かけて旅先で雪の撮影をする場合、 車が無ければ撮影が出来ないなんてのは困る。 それで、 急遽撮影装置を覆う「雪よけカバー」の製作に集中することにしたのだ。 何しろ、 来年の1月下旬辺りには是非とも北海道で雪の撮影をして見たいですからね。
それに間に合うように、 まずは頭の中にあった、雪よけカバーのアイデアを形にして見ました。 基本はカメラ用三脚の脚部が作る空間に撮影装置を置き、 三脚の周囲を布で覆って雪よけとするものですが、 これは僕が最初に作った撮影装置(1号機とでも呼ぶか)と基本的には同じ物です。
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三脚の内部空間に撮影装置を置いた状態
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庇状のカバーを取り除いた状態
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庇状にカバーを張り出させた状態