昨日に図書館から借り出した本、 たった今読み終えた。 その本の後書き部分に書かれた5行の文を抜き出してみた。
*** ジワる日本語 ISBN978-4-7505-1840-4 p235 より ****
この本が、手にとってくれた方々のなにげない日常に差し込む木漏れ日ような
存在になれたら、 こんなうれしいことはない。 言葉のおもしろさや人生の味わいって、
ガツンッ! とくるものより、 ジワジワ染みてくるもののほうが栄養になる氣がするから。
方向音痴な私みたいに、 人生という道でちょっと迷子になったとき、
ほんの少しでもこの本があなたを元気づけられたらいいなと願っている。
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著者はイタリア人にしてケンブリッジ大学・日本語学科を卒業され、
日本在住の Youtuber テシ・リッゾーリ さん
最近発刊された新刊本を読む事のほとんど無かった僕、 彼女が Youtube にUpした動画の何本かを鑑賞後に本書の事を知り、 数日前に図書館に行き貸出リクエストを出して置きました。 そして昨日の朝に図書館から電話で「貸出準備ができました」の連絡を受けました。 聞けば、少し離れた「多摩市」の図書館からわざわざ取り寄せてくれたのだとか・・・
その日の午後に本を借り出して、 早速読み始め、 ついさっき読み終えました。 ここ迄書き進めてパソコン画面を眺めて気がつきました。 彼女の平易な日本語、 まったく違和感なく読める文章ですね。 一方、僕の文章も本人は平易だと想っていましたが、 使われている漢字の文字数が多いために、 文章が黒々した絵の様に見えてしまいました。
読後感は 「ああ、 俺も興味を持てば、 本の一気読みが今でも出来るんだ!」ですね。