大阪城公園に着くと、社会運動顕彰塔でいきなり 「アーオーアーオー」 をアオバトの出迎え。vvv。
声のする辺りを右や左、前や後ろと樹頂部を見上げながらぐるぐる回る。
青葉が茂って見つからない。首が痛くなってきた。・・・その時、飛び出すアオバト1羽。そんな所にいたのか!・・・・北東の方に見えなくなる。
市民の森で出会った人が、さきほどアオバトが鳴いていた。向こうに飛んで行ったと。私が出合った奴だろう。多分。
続いて 「ホイ・ホイ・ホイ」 の声。口笛を吹いている人は見当たらない。そこで樹間を探す。声は東側に移動。でも反対からも 「ホイ・ホイ・ホイ」
やがて 「ここに居る!」 と見つけた人の声。ひらっと飛ぶ♀の姿を確認。反対側からなおも 「ホイ・ホイ・ホイ」 2羽いるののは間違いないようだ。
昨日もこの市民の森で2羽が観察されたと聞いている。同じ個体かは別にして今日も2羽いる。
空堀の西部で採餌するイソヒヨドリ。本丸の南端で待っていると何度も現れる。今日もムカデなどを捕食し、暴れるのを突いて弱らせている。
くちばしに、その他の虫と一緒にくわえて府警本部方向へ飛んで行く。それにしても双眼鏡で口元をアップで見ると、もがき動くムカデが気持ち悪い。
ヒナたちが口をいっぱいに開いて、それをねだっている様子を想像すると・・・気持ち悪い!
でも 「あの声でトカゲ食らうかホトトギス」 なんて俳句もある。 句の意味はともかくトカゲを食うのは間違いない。毛虫を食べるのも目にした。・・・気持ち悪い!
そう言えば、大阪南部の泉州では、そろそろシャコのシーズン。塩ゆでしたのをしゃぶると美味い。でも見た目は、はっきり言って気持ち悪い!
イソヒヨドリのヒナたちにとって、ムカデはごちそうなんだろうな。
太陽の広場東の森、みどりのリズム、豊国神社東側、教育塔裏で 「ジジロ・ジジロ」 今日も亜種コメボソムシクイ(オオムシクイ」 の声が聞こえる。
亜種メボソムシクイたちは既に山に着いて繁殖に忙しいかも。
●今日の鳥たち。
アオバト、コメボソムシクイ(オオムシクイ)、ヒドリガモ、ハクセキレイ、サンコウチョウ、コサメビタキ、ゴイサギ、ササゴイ、カワウ、シジュウカラ、メジロ、コゲラ、アオサギ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ヨシガモ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
●亜種について、豊国神社裏で出会った方から質問を受けた。一応説明したが、いま一つ納得されていない様子。
もう一度、わかりやすくするため、乱暴に説明してみよう。(ツグミを例にする)
①1820年、世界で初のツグミの仲間らしいのが見つかった。(ハチジョウツグミ)これは新種だ!そこで学名をTurdus naumanni と付けた。
②その後1831年に見つかった鳥(ツグミ)が、先に発見されていたTurdus naumanni (ハチジョウツグミ)に似ている。
調べた結果、同じ種だと分かった。これはハチジョウツグミの亜種だ!そこで亜種名を付ける事になった。
③学名は、属名・種小名の二名で表す。亜種が見つかると、その後に亜種名を付けて三名にする。
そこで(ハチジョウツグミ)は、Turdus naumanni naumanni となった。最初に見つかった種(基亜種)だから、種小名と亜種名は同じ。naumanni naumanni
後から見つかった(ツグミ)は、Turdus naumanni eunomus
?●誤解その1。(ツグミ)の方が(ハチジョウツグミ)より普通に見られるから、(ツグミ)が上にあって、その下に亜種として、(ハチジョウツグミ)が続いていると思われている事。これは間違い。
亜種の間に上下関係はない。(ハチジョウツグミ)も(ツグミ)も亜種として同列。しいて言えば(ハチジョウツグミ)の方が基亜種で兄。
?●誤解その2。 2種を属名・種小名・亜種名を日本名で言うと、
属ツグミ 種ツグミ 亜種ハチジョウツグミ T.n.naumanni
属ツグミ 種ツグミ 亜種ツグミ T.n.eunomus
このため、文にツグミと書くと、属も種もツグミなので、どれを指しているのか分からない。必ず亜種ハチジョウツグミ、亜種ツグミと、頭に亜種を付けてどちらか分かるようにする。(図鑑がどうなってるか参照ください)
つまり山田さん家に、長男一郎がいる。弟が生まれ名前を山田とした。長男は山田一郎。二男は山田山田。
「昨日駅前で山田に会った」 と言われても、どの山田や??となる。
種小名と亜種名を同じにしたのが間違いのもと。弟の山田山田を、山田次郎にしておけば誤解はなかったけど。
ときにネットサーフィンしていて、「昨日ツグミを撮影していたら亜種ハチジョウツグミが出てきてラッキー」 なんて文を目にするけど、「山田を撮影していたら山田が出てきた」 みたいなもので、どうもすっきりしない。
ちなみに亜種はもともと同じ鳥。海や高い山など物理的に行き来出来なくなって、別々に長年生き続けると、見た目などが少し違ってくる。これが亜種。同じ種なので当然結婚できる。
声のする辺りを右や左、前や後ろと樹頂部を見上げながらぐるぐる回る。
青葉が茂って見つからない。首が痛くなってきた。・・・その時、飛び出すアオバト1羽。そんな所にいたのか!・・・・北東の方に見えなくなる。
市民の森で出会った人が、さきほどアオバトが鳴いていた。向こうに飛んで行ったと。私が出合った奴だろう。多分。
続いて 「ホイ・ホイ・ホイ」 の声。口笛を吹いている人は見当たらない。そこで樹間を探す。声は東側に移動。でも反対からも 「ホイ・ホイ・ホイ」
やがて 「ここに居る!」 と見つけた人の声。ひらっと飛ぶ♀の姿を確認。反対側からなおも 「ホイ・ホイ・ホイ」 2羽いるののは間違いないようだ。
昨日もこの市民の森で2羽が観察されたと聞いている。同じ個体かは別にして今日も2羽いる。
空堀の西部で採餌するイソヒヨドリ。本丸の南端で待っていると何度も現れる。今日もムカデなどを捕食し、暴れるのを突いて弱らせている。
くちばしに、その他の虫と一緒にくわえて府警本部方向へ飛んで行く。それにしても双眼鏡で口元をアップで見ると、もがき動くムカデが気持ち悪い。
ヒナたちが口をいっぱいに開いて、それをねだっている様子を想像すると・・・気持ち悪い!
でも 「あの声でトカゲ食らうかホトトギス」 なんて俳句もある。 句の意味はともかくトカゲを食うのは間違いない。毛虫を食べるのも目にした。・・・気持ち悪い!
そう言えば、大阪南部の泉州では、そろそろシャコのシーズン。塩ゆでしたのをしゃぶると美味い。でも見た目は、はっきり言って気持ち悪い!
イソヒヨドリのヒナたちにとって、ムカデはごちそうなんだろうな。
太陽の広場東の森、みどりのリズム、豊国神社東側、教育塔裏で 「ジジロ・ジジロ」 今日も亜種コメボソムシクイ(オオムシクイ」 の声が聞こえる。
亜種メボソムシクイたちは既に山に着いて繁殖に忙しいかも。
●今日の鳥たち。
アオバト、コメボソムシクイ(オオムシクイ)、ヒドリガモ、ハクセキレイ、サンコウチョウ、コサメビタキ、ゴイサギ、ササゴイ、カワウ、シジュウカラ、メジロ、コゲラ、アオサギ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ヨシガモ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
●亜種について、豊国神社裏で出会った方から質問を受けた。一応説明したが、いま一つ納得されていない様子。
もう一度、わかりやすくするため、乱暴に説明してみよう。(ツグミを例にする)
①1820年、世界で初のツグミの仲間らしいのが見つかった。(ハチジョウツグミ)これは新種だ!そこで学名をTurdus naumanni と付けた。
②その後1831年に見つかった鳥(ツグミ)が、先に発見されていたTurdus naumanni (ハチジョウツグミ)に似ている。
調べた結果、同じ種だと分かった。これはハチジョウツグミの亜種だ!そこで亜種名を付ける事になった。
③学名は、属名・種小名の二名で表す。亜種が見つかると、その後に亜種名を付けて三名にする。
そこで(ハチジョウツグミ)は、Turdus naumanni naumanni となった。最初に見つかった種(基亜種)だから、種小名と亜種名は同じ。naumanni naumanni
後から見つかった(ツグミ)は、Turdus naumanni eunomus
?●誤解その1。(ツグミ)の方が(ハチジョウツグミ)より普通に見られるから、(ツグミ)が上にあって、その下に亜種として、(ハチジョウツグミ)が続いていると思われている事。これは間違い。
亜種の間に上下関係はない。(ハチジョウツグミ)も(ツグミ)も亜種として同列。しいて言えば(ハチジョウツグミ)の方が基亜種で兄。
?●誤解その2。 2種を属名・種小名・亜種名を日本名で言うと、
属ツグミ 種ツグミ 亜種ハチジョウツグミ T.n.naumanni
属ツグミ 種ツグミ 亜種ツグミ T.n.eunomus
このため、文にツグミと書くと、属も種もツグミなので、どれを指しているのか分からない。必ず亜種ハチジョウツグミ、亜種ツグミと、頭に亜種を付けてどちらか分かるようにする。(図鑑がどうなってるか参照ください)
つまり山田さん家に、長男一郎がいる。弟が生まれ名前を山田とした。長男は山田一郎。二男は山田山田。
「昨日駅前で山田に会った」 と言われても、どの山田や??となる。
種小名と亜種名を同じにしたのが間違いのもと。弟の山田山田を、山田次郎にしておけば誤解はなかったけど。
ときにネットサーフィンしていて、「昨日ツグミを撮影していたら亜種ハチジョウツグミが出てきてラッキー」 なんて文を目にするけど、「山田を撮影していたら山田が出てきた」 みたいなもので、どうもすっきりしない。
ちなみに亜種はもともと同じ鳥。海や高い山など物理的に行き来出来なくなって、別々に長年生き続けると、見た目などが少し違ってくる。これが亜種。同じ種なので当然結婚できる。