早朝はひんやりするくらい。 湿度も低くて実に心地いい。素晴らしい季節だが鳥はだめ。 今朝も散歩気分でひと通り回る。
最近ニュースでよく見る 「スーパーマーズ」 火星大接近。
誰でも簡単に分かるとの説明に夜空を見上げた。南東の空で一番明るく輝いている星がすぐに目に入る。
確かに一番明るい、位置的にも合ってる。火星だろうと眺めた。ただしもう少し赤く見えると思っていたがそれほどでもなかった。
その昔、奈良県の大台ケ原へ鳥見によく出かけた。駐車場で車中泊である。ある日の夜、出会った天文観察会のメンバーの方から土星を教えてもらった。
鳥見用ニコンフィールドスコープの60ミリ。接眼レンズは20倍。 それでも土星の輪がはっきり見えた。
初めて土星の輪を見て興奮気味の私の横で彼らはさめていた。彼らは何を求めて興奮するのか分からなかった。
後になって分かったこと。
鳥見人、バードウォッチャーなら、タンチョウやライチョウを見ても興奮しない。行けばいつでも見られる鳥。 初見の時はそうでもないだろが、何でもないごくごく普通の鳥。
春先に 「ウグイスが鳴いてましたよ!」 と駆け付けて教えてくれる一般の人がいる。
そういうものかも知れない。一般の人とマニアの人との関心に大きなズレがある。
もし大阪城公園でイワミセキレイを見つけたら震える。コンヒタキに出会ってしまったら心臓がどうなるか。
彼らにとって土星の輪は私のウグイスなのだろう。
そう言う意味でマニアというのは興味深い。
前にこのブログでも紹介したがカピパラの好きな人のブログ 「カピパラ命!」 なんて。ただの大きいネズミじゃないかと思ってしまう。
しかし積極的に評価する気持ちにならないが当然認めている。 ヒトはいろいろ。だから世の中が成り立つ。
希有であればあるほど奇異な行為であるほど、ますます深みにはまって仲間内だけの世界ができる。その中に身を置く一種独特の充実感だったり、別世界に生きる英雄感だったりするのかもしれない。
大阪城公園駅から大阪城ホールへの道にカラーのマンホールがある。 先日外国人観光客が立ち止まって撮影していた。
マンホールの蓋に興味を持つ人がいるのは知っていた。TVでも紹介していたし、定年後全国のマンホールを回って撮影し本にまとめた夫婦もいる。
ところが最近もっとマニアがいるのを知った。マンホールの蓋だけでもかなりマニアチック。しかし本物は 「越境蓋」 マニアだった。
例えば山口県の水道局のマンホールの蓋が、名古屋の片隅で使われている。これを 「越境蓋」 というらしい。
マニアは、ただのマンホールに飽き足らず 「越境蓋」 を求めている。
「越境蓋」 で検索すると出てくると思う。そんなマニアのグループが存在する。
驚き以外何もない。彼らは・彼女らは、日々地面を見つめて歩いている。
正直言って驚くが、私はそのような趣味や行為を真正面から肯定する立場である。
大阪城公園に通い続けて、毎年毎年キビタキやオオルリやサンコウチョウを飽きるほど見て、それでも人生の大部分をかけて大阪城公園に通い続けている。
一種その世界に陶酔しているともいえる。私は大阪城公園に来て酒に酔っているのではない。鳥に酔っている。あるいはそのような行為に酔っている。 一種マニアだろう。
●今日の可愛い鳥たち。
メジロ、シジュウカラ、カワウ・コサギ・ツバメ・カワラヒワ・イソヒヨドリ・エナガ・カルガモ・キンクロハジロ・キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
最近ニュースでよく見る 「スーパーマーズ」 火星大接近。
誰でも簡単に分かるとの説明に夜空を見上げた。南東の空で一番明るく輝いている星がすぐに目に入る。
確かに一番明るい、位置的にも合ってる。火星だろうと眺めた。ただしもう少し赤く見えると思っていたがそれほどでもなかった。
その昔、奈良県の大台ケ原へ鳥見によく出かけた。駐車場で車中泊である。ある日の夜、出会った天文観察会のメンバーの方から土星を教えてもらった。
鳥見用ニコンフィールドスコープの60ミリ。接眼レンズは20倍。 それでも土星の輪がはっきり見えた。
初めて土星の輪を見て興奮気味の私の横で彼らはさめていた。彼らは何を求めて興奮するのか分からなかった。
後になって分かったこと。
鳥見人、バードウォッチャーなら、タンチョウやライチョウを見ても興奮しない。行けばいつでも見られる鳥。 初見の時はそうでもないだろが、何でもないごくごく普通の鳥。
春先に 「ウグイスが鳴いてましたよ!」 と駆け付けて教えてくれる一般の人がいる。
そういうものかも知れない。一般の人とマニアの人との関心に大きなズレがある。
もし大阪城公園でイワミセキレイを見つけたら震える。コンヒタキに出会ってしまったら心臓がどうなるか。
彼らにとって土星の輪は私のウグイスなのだろう。
そう言う意味でマニアというのは興味深い。
前にこのブログでも紹介したがカピパラの好きな人のブログ 「カピパラ命!」 なんて。ただの大きいネズミじゃないかと思ってしまう。
しかし積極的に評価する気持ちにならないが当然認めている。 ヒトはいろいろ。だから世の中が成り立つ。
希有であればあるほど奇異な行為であるほど、ますます深みにはまって仲間内だけの世界ができる。その中に身を置く一種独特の充実感だったり、別世界に生きる英雄感だったりするのかもしれない。
大阪城公園駅から大阪城ホールへの道にカラーのマンホールがある。 先日外国人観光客が立ち止まって撮影していた。
マンホールの蓋に興味を持つ人がいるのは知っていた。TVでも紹介していたし、定年後全国のマンホールを回って撮影し本にまとめた夫婦もいる。
ところが最近もっとマニアがいるのを知った。マンホールの蓋だけでもかなりマニアチック。しかし本物は 「越境蓋」 マニアだった。
例えば山口県の水道局のマンホールの蓋が、名古屋の片隅で使われている。これを 「越境蓋」 というらしい。
マニアは、ただのマンホールに飽き足らず 「越境蓋」 を求めている。
「越境蓋」 で検索すると出てくると思う。そんなマニアのグループが存在する。
驚き以外何もない。彼らは・彼女らは、日々地面を見つめて歩いている。
正直言って驚くが、私はそのような趣味や行為を真正面から肯定する立場である。
大阪城公園に通い続けて、毎年毎年キビタキやオオルリやサンコウチョウを飽きるほど見て、それでも人生の大部分をかけて大阪城公園に通い続けている。
一種その世界に陶酔しているともいえる。私は大阪城公園に来て酒に酔っているのではない。鳥に酔っている。あるいはそのような行為に酔っている。 一種マニアだろう。
●今日の可愛い鳥たち。
メジロ、シジュウカラ、カワウ・コサギ・ツバメ・カワラヒワ・イソヒヨドリ・エナガ・カルガモ・キンクロハジロ・キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。