大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

今朝も鳥影うすい・・・。2019.1.14

2019年01月14日 | Weblog
 成人式 快晴になってよかった。大した意味もないけれど人生の一つの道標かもしれない。

 鳥は相変わらず少なく、朝一番に太陽の広場東の森から市民の森へ進むが、林が死んだように静か。鳥たちの動きがない。

 当然、年によって多少はある。でも極端に少ない。林の中は静まり返っている。市民の森でひでキングに出会った。
 ここまでシジュウカラも、メジロも、ヒヨドリの声さえ聞いていない。観察したのはシロハラ1羽とウグイス1羽のみ。

 やがて何人かの鳥仲間が集まってきて雑談。石の水場にシメが下りてくる。シロハラもヒヨドリも。

 シロハラ5羽 太陽の広場東の森、市民の森、音楽堂西側上など。

 ウグイス1羽 音楽堂西側上で笹鳴き。

 ジョウビタキ3羽 人工川、飛騨の森、豊国神社裏。

 アオジ6羽 音楽堂西側上、豊国神社東。

 シメ7羽 市民の森、飛騨の森。

 コゲラ2羽 内堀、市民の森。

 カワラヒワ8羽 内堀沿い、梅林、アキニレ採餌。

 アトリ38羽 飛騨の森下に下りて採餌も驚いて一斉に飛び立つ。しばらくすると再びぱらぱらと下りてくる。

 ツグミ3羽 飛騨の森、梅林。

 北外堀でカモを観察中、20歳過ぎくらいの青年が黙って近づいてくる。双眼鏡にカメラを提げている。何かいいカモでも見付けた?と声をかけると、スピーク イングリッシュ?と。

 もちろん話せない。フロム?チャイナ、コリアと聞くとタイワン。
 そして、目の前のカモの群れを指して何か言っている。

 このカモは何だ?と 言っているに違いないと思って、リュックから図鑑を取り出して、目の前にいるキンクロハジロ、ホシハジロ、ハシビロガモなどを指し示す。英名もあるので分かるだろうと。

 スズガモもいると聞いていたので指し示すと、スマホを出してその部分を撮影する。
 スズガモが気に入ったみたいで何かうれしい気分になる。台湾はかなり南なので、カモは珍しいのではないかと想像。

 すると彼はスマホを操作し私に見せる。カモの写真だ。映っていたのはヨシガモ。
 そうか! 彼はヨシガモは居ないかと言っていたのか。やっと分かった。

 今日、ヨシガモは内堀の蓮如前で♂2羽を確認している。が、どう伝えればいいか・・・。スマホを指して、マップ、マップ。今日しゃべった3つ目の英単語(笑)

 彼はスマホを操作して大阪城公園の地図を出す。
 内堀蓮如前を探して、指で教えようとすると画面が一気に変わってしまう。

 ・・・なぜ?。 文明の利器のこういうところが嫌い。触っただけなのに。
 彼はもう一度操作して地図を出す。眼鏡をはずしてツルの部分で内堀蓮如前をそっと示す。そして指でピースサイン。2羽のつもり。

 オカヨシガモ10羽 西外堀、内堀、北外堀。

 ヨシガモ2羽 内堀。

 ヒドリガモ23羽 東外堀、北外堀。

 カルガモ5羽 南外堀、内堀。

 ハシビロガモ106羽 内堀、北外堀。

 コガモ23羽 南外堀、内堀。

 ホシハジロ423羽 東外堀、南外堀、西外堀、北外堀。ほとんどが北外堀。

 キンクロハジロ140羽 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀。

 オオバン36羽 少ない。数年前のあの増加は何だったのか。

 ユリカモメ17羽

 カイツブリ9羽

 コサギ2羽

 セグロカモメ6羽

 ハクセキレイ14羽

 キセキレイ1羽

 セグロセキレイ1羽

 帰宅後中国の図鑑を開きカモを調べる。中国の立派な野鳥図鑑を3冊持っている。昔にいただいたものだ。もちろん中国語は分からないが絵で分かる。そして台湾も表示されている。

 スズガモは3冊とも見られる表示。ヨシガモは1冊のみ色が付いている。やはりやや珍しいカモなのだろう。
 場所は分かったのだろうか、無事に見られただろうかと気になる。英語が話せたらなぁと思いながら帰途に。

 オオタカとハイタカ出合いなし、鳥友にも観察情報を尋ねなかった、いないことはないだろう。
 
◎今日の素敵な鳥たち。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ユリカモメ、オオバン、ウグイス、シロハラ、カイツブリ、コサギ、セグロカモメ、ジョウビタキ、アオジ、ハクセキレイ、キセキレイ、セグロセキレイ、シメ、コゲラ、カワラヒワ、アトリ、ツグミ、スズガモ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント (2)
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