早朝、布団の中から、TVのニュースをぼーっと見ているとスマホが鳴る。
大将からもみじ園でヤブサメという。ツバメをのぞいて夏鳥1番だ。
3月中の到着はと記録をみると、2002年3月31日の記録があった。それ以来今日は2回目の記録になる。
今週末か来週末くらいの到着を予想していたので驚く。
時計を見るとまだ6時台。彼は相変わらず早い。その後梅林南側上桜広場でも1羽の声を確認したと。ヤブサメの声! もう私は聞くことができない。
ただ、頭の中には若い頃によく聞いた、あの密やかな声ははっきり残っている。
残念ながら、声は頭の中にしかない。ヤブサメの声だけではない、いろいろと衰えていく。齢を重ねると言う事はこういうことだ。
すべて頭の中にあるのみ。若い時に多くを経験しておけと言う事。思い出だけでも生きていける。
映画 「カサブランカ」 の名セリフのひとつ 「僕たちには思い出のパリがある・・・」
【ヤツガシラ8日目】 ヤツガシラは、とうとう8日目に入った。最初にひょうひょうYさんが観察撮影した時、ここまで長く滞在するとは誰が想像しただろう。
今日のカメラマンは、大将のカウントによると西の丸庭園内20、隠し曲輪80で、計100人くらい。昨日よりはすいている。
ヤツガシラの行動も同じようなもので、西の丸庭園から東へ飛び出し、小一時間もすると、再び西の丸庭園。いつもの内堀との柵の外側の狭い場所で採餌。
天気予報が気になる。明日からかなりの雨らしい。鳥友の一人は天気図の気圧配置から、今夕飛び立つだろうと予想。さてどうなるか。
〇 オカヨシガモ 3羽
〇 ヒドリガモ 13羽
〇 マガモ 2羽
〇 カルガモ 4羽
〇 ハシビロガモ 7羽
〇 コガモ 7羽
〇 ホシハジロ 13羽
〇 キンクロハジロ 113羽 南外堀に1羽落鳥
〇 オオバン 23羽
〇 カイツブリ 3羽
〇 カワウ 15羽
〇 ハクセキレイ 6羽
〇 コサギ 1羽
〇 ゴイサギ 6羽
〇 アオサギ 2羽
〇 セグロカモメ 3羽
〇 カワラヒワ 3羽 太陽の広場東の森
〇 ツグミ 9羽 各所
〇 シロハラ 14羽 太陽の広場東の森ほか
〇 エナガ 1羽 みどりのリズム
〇 ツバメ 4羽 東外堀
〇 ヤブサメ 2羽 もみじ園、梅林南側上桜広場
〇 ルリビタキ 1羽 ♂飛騨の森
〇 ヤツガシラ 1羽 上記
〇 チョウゲンボウ 1羽 第二寝屋川上空
● オカヨシガモ、マガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、カワラヒワ、ツグミ、シロハラ、エナガ、ツバメ、メジロ、カイツブリ、カワウ、ハクセキレイ、コサギ、ヤブサメ、ルリビタキ、シジュウカラ、ゴイサギ、アオサギ、セグロカモメ、ヤツガシラ、チョウゲンボウ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
■■ヤブサメ(1993.4.25 グランド東ツツジの四つ辻)
ツツジの植込みの中を2羽のヤブサメが移動する影が見え隠れしている。時々植え込みから少し前に出てきて落ち葉をつつく姿を見せる。
弁当持参で早朝から数時間も座り込んでいる私に気づいている筈だが、全く無視したように警戒もせず見ようともしない。
しばらくしてH田氏がやってきて横に並んで座る。目の数が倍になっても、相変わらず無視したように平気で歩き回る。
突然1羽が私たちの横のツツジの根元に飛び出すと、採餌しながらどんどん前に出てくる。私たちは身を固くして無言で顔を見合わせる。
わずか数十センチの目の前で、やはり私たちを無視して採餌している。手を伸ばせば届く距離だ。微動だにせず、体を石にして目だけで動きを追った。至近距離で見ると一段とかわいい。
ヤブサメはそのまま私たちの目前をゆっくり横切って、隣のツツジの中に移った。止めていた息を大きくはいた。
大将からもみじ園でヤブサメという。ツバメをのぞいて夏鳥1番だ。
3月中の到着はと記録をみると、2002年3月31日の記録があった。それ以来今日は2回目の記録になる。
今週末か来週末くらいの到着を予想していたので驚く。
時計を見るとまだ6時台。彼は相変わらず早い。その後梅林南側上桜広場でも1羽の声を確認したと。ヤブサメの声! もう私は聞くことができない。
ただ、頭の中には若い頃によく聞いた、あの密やかな声ははっきり残っている。
残念ながら、声は頭の中にしかない。ヤブサメの声だけではない、いろいろと衰えていく。齢を重ねると言う事はこういうことだ。
すべて頭の中にあるのみ。若い時に多くを経験しておけと言う事。思い出だけでも生きていける。
映画 「カサブランカ」 の名セリフのひとつ 「僕たちには思い出のパリがある・・・」
【ヤツガシラ8日目】 ヤツガシラは、とうとう8日目に入った。最初にひょうひょうYさんが観察撮影した時、ここまで長く滞在するとは誰が想像しただろう。
今日のカメラマンは、大将のカウントによると西の丸庭園内20、隠し曲輪80で、計100人くらい。昨日よりはすいている。
ヤツガシラの行動も同じようなもので、西の丸庭園から東へ飛び出し、小一時間もすると、再び西の丸庭園。いつもの内堀との柵の外側の狭い場所で採餌。
天気予報が気になる。明日からかなりの雨らしい。鳥友の一人は天気図の気圧配置から、今夕飛び立つだろうと予想。さてどうなるか。
〇 オカヨシガモ 3羽
〇 ヒドリガモ 13羽
〇 マガモ 2羽
〇 カルガモ 4羽
〇 ハシビロガモ 7羽
〇 コガモ 7羽
〇 ホシハジロ 13羽
〇 キンクロハジロ 113羽 南外堀に1羽落鳥
〇 オオバン 23羽
〇 カイツブリ 3羽
〇 カワウ 15羽
〇 ハクセキレイ 6羽
〇 コサギ 1羽
〇 ゴイサギ 6羽
〇 アオサギ 2羽
〇 セグロカモメ 3羽
〇 カワラヒワ 3羽 太陽の広場東の森
〇 ツグミ 9羽 各所
〇 シロハラ 14羽 太陽の広場東の森ほか
〇 エナガ 1羽 みどりのリズム
〇 ツバメ 4羽 東外堀
〇 ヤブサメ 2羽 もみじ園、梅林南側上桜広場
〇 ルリビタキ 1羽 ♂飛騨の森
〇 ヤツガシラ 1羽 上記
〇 チョウゲンボウ 1羽 第二寝屋川上空
● オカヨシガモ、マガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、カワラヒワ、ツグミ、シロハラ、エナガ、ツバメ、メジロ、カイツブリ、カワウ、ハクセキレイ、コサギ、ヤブサメ、ルリビタキ、シジュウカラ、ゴイサギ、アオサギ、セグロカモメ、ヤツガシラ、チョウゲンボウ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
■■ヤブサメ(1993.4.25 グランド東ツツジの四つ辻)
ツツジの植込みの中を2羽のヤブサメが移動する影が見え隠れしている。時々植え込みから少し前に出てきて落ち葉をつつく姿を見せる。
弁当持参で早朝から数時間も座り込んでいる私に気づいている筈だが、全く無視したように警戒もせず見ようともしない。
しばらくしてH田氏がやってきて横に並んで座る。目の数が倍になっても、相変わらず無視したように平気で歩き回る。
突然1羽が私たちの横のツツジの根元に飛び出すと、採餌しながらどんどん前に出てくる。私たちは身を固くして無言で顔を見合わせる。
わずか数十センチの目の前で、やはり私たちを無視して採餌している。手を伸ばせば届く距離だ。微動だにせず、体を石にして目だけで動きを追った。至近距離で見ると一段とかわいい。
ヤブサメはそのまま私たちの目前をゆっくり横切って、隣のツツジの中に移った。止めていた息を大きくはいた。