今朝の大阪城公園、鳥見人はほとんど居ないし、散歩や観光の人もいない。静かでがらんとしている。こんな時に大阪城公園へやってくる鳥見人は、よっぽど大阪城公園が好きで洗脳された奴かそれとも・・・。
大阪もいよいよ緊急事態宣言。昨年の4月の緊急事態宣言の時とは患者数が桁違い。どうなるんだろうと不安。ヒトは生物の頂点に立ったように思っていたがとんでもない。
私も多少は外出を自粛している。家の買い物は週1~2回。献立を考えてスマホにメモし、売り場でうろうろしないように。
大阪城公園は記録の継続性のために必要な範囲での観察記録。でもストレスが溜まってくる、体調の変化に出ないか。世界中がこんなことになるとは!
先週、スーパーの野菜売り場でパック詰めした 「春の七草セット」 並んでいたので手に取った。「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな 、すずしろ」 夕食に七草粥を炊いた。
随分前に大阪城公園鳥だより(1998年10月 第32号) で、秋の七草にちなんで 「大阪城公園 秋の七鳥」 を書いたことがある。サシバ、ツツドリ、モズ、マミチャジナイ、ジョウビタキ、エゾビタキ、ムギマキ。
そこで今回は 「春の七鳥」 を考えてみた。時期的には季節の春を想定している。
★「大阪城公園 春の七鳥」
① ホトトギス 独特の鳴き声の春の渡り鳥。季語は初夏とされるが、大阪城公園の春には不可欠だろう。
② ウグイス 春を告げる鳥とも呼ばれる。人々は美しいさえずりを愛で歌に詠んだ。
③ ツバメ 春一番に大阪城公園へやってくる夏鳥。
④ サンコウチョウ 長い尾をひらひらとさせながら 緑の中を飛ぶ姿はまさしく極楽のヒタキ。
⑤ コマドリ 日本三鳴鳥のひとつ。春の渡りでは植え込みの中から美しいさえずりを聞かせてくれる。
⑥ キビタキ 春の渡りでは一日に数十羽が見られる日もある。この鳥なくして春はない。
⑦ オオルリ 美しいさえずりとともに、新緑の中の瑠璃色は、はっとするほど鮮やかに目に入る。
「杜鵑、鶯、燕、三光鳥、駒鳥、黄鶲、大瑠璃 これぞ七鳥」
観察記録の手帳、今日は珍しくぴったり最期のページで終わった。いつも1~2ページ残っても新しい手帳に切り替えていた。
ぴったり終わったので無駄なし、次回からすっきり新しい手帳ではじめられる。124冊目のスタート。縁起がいいと言うかいい気分。
●今日の水辺の鳥。
目立ったのはハシビロガモが多いこと。南外堀にはボートが入って石垣調査も一番やぐら下だけで、走り回っていないので他の場所では落ち着ていた。
蓮如前の内堀では何かあったのかカモはゼロ。ごみフェンスに1羽もとまっていない。もちろんヨシガモも観察出来ず。
・オカヨシガモ 23羽 南外堀、西外堀、内堀
・ヒドリガモ 38羽 東外堀、南外堀、西外堀、北外堀
・マガモ 2羽 内堀
・カルガモ 7羽 人工川、西外堀、内堀
・ハシビロガモ 213羽 東外堀、南外堀、西外堀、内堀
・コガモ 23羽 東外堀、南外堀、人工川、内堀、北外堀
・ホシハジロ 138羽 南外堀、西外堀、内堀、北外堀
・キンクロハジロ 200羽 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀
・オオバン 72羽 すべての堀と第二寝屋川。第二寝屋川は21羽と多い
・ユリカモメ 24羽
・カワセミ 1羽 東外堀
・カイツブリ 7羽 南外堀、西外堀
・カワウ 16羽 南外堀ほか
・ハクセキレイ 各所で9羽
・ゴイサギ 4羽 北外堀
・セグロカモメ 1羽 第二寝屋川
●山野の鳥、多くない。
・ツグミ 12羽 各所
・シロハラ 8羽 各所
・メジロ 29羽 各所
・コゲラ 2羽 市民の森
・シジュウカラ 8羽 各所
・アトリ 44羽 市民の森、アキニレ?の樹頂部の実に集まって採餌
・ジョウビタキ 4羽 梅林南側上桜広場ほか
・アオジ 4羽 音楽堂西側上
・ウグイス 梅林南側上桜広場
・モズ♂ 飛騨の森
・その他 キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ
★★ 花に「花言葉」があるように、宝石に「石言葉」があるように、鳥にも「鳥言葉」
☆☆☆【鳥 言 葉】☆☆☆
・ヨタカ 自己犠牲。夜空の星。
・メボソムシクイ 悲しい別れ。やさしい誘惑。
・マガモ 家族愛。不倫。
・ハチクマ 旅立ち。門出。
・ニシオジロビタキ きっといつか。昔の夢。
・トラツグミ 忠実。静かな思い。鵺。
・コウライウグイス 愚か者・長寿。
・アオゲラ 初めての愛。
■■アオゲラ(1993.12.23 梅林)
より安定を求めて一段太い三脚を手に入れた。中古の「ジッツオ」フィン付きの重いものである。
今までのジッツオの三脚も、手作りの部品を付けてエレベーターも外し、軽量化とともにブレが少なくなるように改造したものだ。担いで各地へ出かけた。いろいろな思い出とともに愛着のあるものだった。大きく困っていた訳ではないが、たまたま今回安く買える話があったので、思い切って購入することにしたのだ。
縁起を担ぐ訳ではないが、カメラでも三脚でも初めて使った時の結果がよければその後も気分よく使える。今回はそれがアオゲラだった。
梅林でカワラヒワの声がしたのでカウントしようと目を向けると、なんとアオゲラがいる。久し振りの対面だ。東外堀沿いの低い枝を採餌しながら移動したり、時々休息したりするようにとまった。
アオゲラは既に撮影できているが、今後そう多くの出合が期待できる種ではないのでやはりうれしい。大阪城公園でこの冬を過ごしてくれたらと。誰もいないので、一人でアオゲラの行動に合わせて歩きながら撮影を続けた。三脚と800ミリレンズの重さが肩に辛いが安定感は文句なし。新しい三脚は合格でスタートした。
大阪もいよいよ緊急事態宣言。昨年の4月の緊急事態宣言の時とは患者数が桁違い。どうなるんだろうと不安。ヒトは生物の頂点に立ったように思っていたがとんでもない。
私も多少は外出を自粛している。家の買い物は週1~2回。献立を考えてスマホにメモし、売り場でうろうろしないように。
大阪城公園は記録の継続性のために必要な範囲での観察記録。でもストレスが溜まってくる、体調の変化に出ないか。世界中がこんなことになるとは!
先週、スーパーの野菜売り場でパック詰めした 「春の七草セット」 並んでいたので手に取った。「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな 、すずしろ」 夕食に七草粥を炊いた。
随分前に大阪城公園鳥だより(1998年10月 第32号) で、秋の七草にちなんで 「大阪城公園 秋の七鳥」 を書いたことがある。サシバ、ツツドリ、モズ、マミチャジナイ、ジョウビタキ、エゾビタキ、ムギマキ。
そこで今回は 「春の七鳥」 を考えてみた。時期的には季節の春を想定している。
★「大阪城公園 春の七鳥」
① ホトトギス 独特の鳴き声の春の渡り鳥。季語は初夏とされるが、大阪城公園の春には不可欠だろう。
② ウグイス 春を告げる鳥とも呼ばれる。人々は美しいさえずりを愛で歌に詠んだ。
③ ツバメ 春一番に大阪城公園へやってくる夏鳥。
④ サンコウチョウ 長い尾をひらひらとさせながら 緑の中を飛ぶ姿はまさしく極楽のヒタキ。
⑤ コマドリ 日本三鳴鳥のひとつ。春の渡りでは植え込みの中から美しいさえずりを聞かせてくれる。
⑥ キビタキ 春の渡りでは一日に数十羽が見られる日もある。この鳥なくして春はない。
⑦ オオルリ 美しいさえずりとともに、新緑の中の瑠璃色は、はっとするほど鮮やかに目に入る。
「杜鵑、鶯、燕、三光鳥、駒鳥、黄鶲、大瑠璃 これぞ七鳥」
観察記録の手帳、今日は珍しくぴったり最期のページで終わった。いつも1~2ページ残っても新しい手帳に切り替えていた。
ぴったり終わったので無駄なし、次回からすっきり新しい手帳ではじめられる。124冊目のスタート。縁起がいいと言うかいい気分。
●今日の水辺の鳥。
目立ったのはハシビロガモが多いこと。南外堀にはボートが入って石垣調査も一番やぐら下だけで、走り回っていないので他の場所では落ち着ていた。
蓮如前の内堀では何かあったのかカモはゼロ。ごみフェンスに1羽もとまっていない。もちろんヨシガモも観察出来ず。
・オカヨシガモ 23羽 南外堀、西外堀、内堀
・ヒドリガモ 38羽 東外堀、南外堀、西外堀、北外堀
・マガモ 2羽 内堀
・カルガモ 7羽 人工川、西外堀、内堀
・ハシビロガモ 213羽 東外堀、南外堀、西外堀、内堀
・コガモ 23羽 東外堀、南外堀、人工川、内堀、北外堀
・ホシハジロ 138羽 南外堀、西外堀、内堀、北外堀
・キンクロハジロ 200羽 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀
・オオバン 72羽 すべての堀と第二寝屋川。第二寝屋川は21羽と多い
・ユリカモメ 24羽
・カワセミ 1羽 東外堀
・カイツブリ 7羽 南外堀、西外堀
・カワウ 16羽 南外堀ほか
・ハクセキレイ 各所で9羽
・ゴイサギ 4羽 北外堀
・セグロカモメ 1羽 第二寝屋川
●山野の鳥、多くない。
・ツグミ 12羽 各所
・シロハラ 8羽 各所
・メジロ 29羽 各所
・コゲラ 2羽 市民の森
・シジュウカラ 8羽 各所
・アトリ 44羽 市民の森、アキニレ?の樹頂部の実に集まって採餌
・ジョウビタキ 4羽 梅林南側上桜広場ほか
・アオジ 4羽 音楽堂西側上
・ウグイス 梅林南側上桜広場
・モズ♂ 飛騨の森
・その他 キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ
★★ 花に「花言葉」があるように、宝石に「石言葉」があるように、鳥にも「鳥言葉」
☆☆☆【鳥 言 葉】☆☆☆
・ヨタカ 自己犠牲。夜空の星。
・メボソムシクイ 悲しい別れ。やさしい誘惑。
・マガモ 家族愛。不倫。
・ハチクマ 旅立ち。門出。
・ニシオジロビタキ きっといつか。昔の夢。
・トラツグミ 忠実。静かな思い。鵺。
・コウライウグイス 愚か者・長寿。
・アオゲラ 初めての愛。
■■アオゲラ(1993.12.23 梅林)
より安定を求めて一段太い三脚を手に入れた。中古の「ジッツオ」フィン付きの重いものである。
今までのジッツオの三脚も、手作りの部品を付けてエレベーターも外し、軽量化とともにブレが少なくなるように改造したものだ。担いで各地へ出かけた。いろいろな思い出とともに愛着のあるものだった。大きく困っていた訳ではないが、たまたま今回安く買える話があったので、思い切って購入することにしたのだ。
縁起を担ぐ訳ではないが、カメラでも三脚でも初めて使った時の結果がよければその後も気分よく使える。今回はそれがアオゲラだった。
梅林でカワラヒワの声がしたのでカウントしようと目を向けると、なんとアオゲラがいる。久し振りの対面だ。東外堀沿いの低い枝を採餌しながら移動したり、時々休息したりするようにとまった。
アオゲラは既に撮影できているが、今後そう多くの出合が期待できる種ではないのでやはりうれしい。大阪城公園でこの冬を過ごしてくれたらと。誰もいないので、一人でアオゲラの行動に合わせて歩きながら撮影を続けた。三脚と800ミリレンズの重さが肩に辛いが安定感は文句なし。新しい三脚は合格でスタートした。