コロナが治まらない。大阪府も緊急事態宣言が出た。府民に不要不急の外出は控えてくださいと広報されている。
TVのコロナ街頭インタビューを見ていると、変にいきがってる若者が出ることがある。方向が違う。若者は未来に向かって叫ぶものだ。自分の人生に向かって啖呵を切ってほしい。
寒い朝だった。手袋をしてくればよかったとか、カイロを持ってくればよかったと思った。グッパ繰り返しながらを歩く。
でもその内気温が上がったのか寒さを忘れている。
〇 東外堀に着いて目標はカンムリカイツブリ。今期2羽目が、東外堀で見られている。いるかなーとざっと見ると正面にカンムリカイツブリがすぐに目に入る。よしよし。可愛いいやつだ。
内堀にも1羽いると聞いている。これも楽しみ。極楽橋辺りから見るがいない。もっと奥だろうと、隠し曲輪からのぞき込むがいない。
本丸に上がると作業トラックが数台と、作業員がロープにつかまって石垣を下りていく。当然カンムリカイツブリが居ない。他のカモも何もいない。
作業員に聞くと、ここは自衛隊が作業する事になっていたが、コロナで来られないので急遽今日からすることになったと。
石垣に人が下りていると仕方ないが、一気に飛び去らないで極楽橋の方に移動すればいいのにと勝手な願い。ただし極楽橋の近くでもボートと剪定作業中。
カンムリカイツブリ1羽だけでも見られてよかった。淀川ではたくさん見られるので、また来てくれるだろうと期待している。
〇水鳥たち
キンクロハジロが一番多くなった。オカヨシガモは激減、ヨシガモはゼロ。鶴見緑地でアカハシハジロ♂が出たと聞いたが、大阪城公園にも来てくれないなかぁ。
・オカヨシガモ 3羽 南外堀、西外堀。
・ヒドリガモ 86羽 東外堀、南外堀、内堀、北外堀。
・マガモ 1羽 内堀
・カルガモ 2羽 西外堀
・ハシビロガモ 161羽 東外堀、西外堀、内堀、北外堀
・コガモ 21羽 南外堀、内堀
・ホシハジロ 133羽 南外堀、西外堀、内堀、北外堀
・キンクロハジロ 214羽 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀
・ユリカモメ 24羽
・カワウ 6羽 大阪城公園に向かう途中、第二寝屋川で約200羽が対岸に上がって休む。大きな、群れが上がっているのは初めて見た。
・ハクセキレイ 16羽
・カイツブリ 6羽 南外堀、東外堀、西外堀
・カワセミ 1羽 本丸日本庭園池
・ゴイサギ 4羽 第二寝屋川
〇山野の鳥
いよいよシロハラが地面で採餌。こうして春が近付いてくる。
・ジョウビタキ 4羽 水上バス乗り場、北外堀ほか
・ツグミ 12羽 各所
・シロハラ 15羽。各所。地面で採餌は市民の森ほかで計4羽
・モズ ♀1羽 もみじ園
・アオジ 3羽 音楽堂西側上
・エナガ 7羽 沖縄復帰の森で混群の中
・ヤマガラ 2羽 沖縄復帰の森で混群の中
・シジュウカラ 6羽 沖縄復帰の森で混群の中ほか
・コゲラ 1羽 沖縄復帰の森で混群の中
・ハイタカ 1羽 上空飛翔とH夫妻から
・アトリ 3羽 音楽堂西側上
・ウグイス 1羽 城南地区
・その他 メジロ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
★★ 花に「花言葉」があるように、宝石に「石言葉」があるように、鳥にも「鳥言葉」
☆☆☆【鳥 言 葉】☆☆☆
・アリスイ 私を信じて。
・オオジシギ 雷。乱暴な恋。
・オナガガモ 友情。裏切りらない。
・クロジ 日陰の愛。心のすべて。
・コチドリ 日陰の愛。心のすべて。
・ハシビロガモ 変身。正直。
・フクロウ 賢者。知恵。
■■アカハシハジロ(①~⑤1999.12.23南外堀、⑥⑦1999.12.29 内堀)
11月4日の午後。仕事中に携帯電話が鳴った。鳥友である南港野鳥園のI所長からであった。初めは「アカハシハジロ」との話に「メジロガモ」の間違いではないかと聞き直したが、彼からはっきりと「アカハシハジロの♀」と答えが返ってきた。
職場内にため詳しく聞き直すこともできずに、分かりましたと冷静に返事したのみであった。くちばしの赤い♂は琵琶湖と堺で見たことがあるが、♀のアカハシハジロの姿は頭に浮かばなかったこともある。
翌朝早起きし出勤前に南外堀を探してみるが悲しい予想は当たった。♂もかなり珍しいが、♀は一段と珍しい種で日本での記録はほとんど無いのではないか。
再び大阪城公園に現れる可能性は限りなくゼロに近い。大阪城公園の野鳥全種撮影の夢の前に難関がひとつ増えた。努力で叶うのであれば苦労は惜しまないが、悲しいというより絶望で苦しい。
しばらく経った後、鶴見区の花博公園の大池にアカハシハジロの♀が出たとの情報が伝わってきた。11月9日のことである。稀な種であることや、近い場所や月日であることから同一の個体と思われる。
同じ個体なら写真がないよりはいいだろうと、花博公園に行ってみたが、その日はあまりにも遠くて撮影には向かなかった。
ところが驚いたことが起こったのだ。12月23日の朝、いつものように大手前から駐車場の方へ曲がって南外堀に休むホシハジロやキンクロハジロの群れをカウントしていた。その双眼鏡の中に何と。アカハシハジロがいるではないか。狂喜したのは言うまでもない。
何人かに電話したがほとんどの人は花博公園で撮影しているとの事。また♀であることから興味を示さず誰もやってこない。
その2日後の25日のこと、N姉妹から電話があって内堀の西の丸庭園側でアカハシハジロを見たと。
翌日観察するが見当たらない。一応の撮影ができているので気落ちすることもない。
年の暮もせまった12月29日内堀の浅瀬で休むカモを確認しようと、双眼鏡をのぞくとアカハシハジロが他のカモたちに交じって休んでいる。
西の丸庭園内からは近距離で観察撮影できる場所である。800ミリ単体でシャープな写真が撮れると走りだして気づいた。西の丸庭園は既に年末年始の休みに入っている。やむを得ず本丸の方から撮影する。
大阪城公園のアカハシハジロは11月4日以降、計4回確認したことになる。初認も内堀での観察も即刻の電話が入ったもので、携帯電話を持ったことによる成果、知人たちの協力のおかげであった。
TVのコロナ街頭インタビューを見ていると、変にいきがってる若者が出ることがある。方向が違う。若者は未来に向かって叫ぶものだ。自分の人生に向かって啖呵を切ってほしい。
寒い朝だった。手袋をしてくればよかったとか、カイロを持ってくればよかったと思った。グッパ繰り返しながらを歩く。
でもその内気温が上がったのか寒さを忘れている。
〇 東外堀に着いて目標はカンムリカイツブリ。今期2羽目が、東外堀で見られている。いるかなーとざっと見ると正面にカンムリカイツブリがすぐに目に入る。よしよし。可愛いいやつだ。
内堀にも1羽いると聞いている。これも楽しみ。極楽橋辺りから見るがいない。もっと奥だろうと、隠し曲輪からのぞき込むがいない。
本丸に上がると作業トラックが数台と、作業員がロープにつかまって石垣を下りていく。当然カンムリカイツブリが居ない。他のカモも何もいない。
作業員に聞くと、ここは自衛隊が作業する事になっていたが、コロナで来られないので急遽今日からすることになったと。
石垣に人が下りていると仕方ないが、一気に飛び去らないで極楽橋の方に移動すればいいのにと勝手な願い。ただし極楽橋の近くでもボートと剪定作業中。
カンムリカイツブリ1羽だけでも見られてよかった。淀川ではたくさん見られるので、また来てくれるだろうと期待している。
〇水鳥たち
キンクロハジロが一番多くなった。オカヨシガモは激減、ヨシガモはゼロ。鶴見緑地でアカハシハジロ♂が出たと聞いたが、大阪城公園にも来てくれないなかぁ。
・オカヨシガモ 3羽 南外堀、西外堀。
・ヒドリガモ 86羽 東外堀、南外堀、内堀、北外堀。
・マガモ 1羽 内堀
・カルガモ 2羽 西外堀
・ハシビロガモ 161羽 東外堀、西外堀、内堀、北外堀
・コガモ 21羽 南外堀、内堀
・ホシハジロ 133羽 南外堀、西外堀、内堀、北外堀
・キンクロハジロ 214羽 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀
・ユリカモメ 24羽
・カワウ 6羽 大阪城公園に向かう途中、第二寝屋川で約200羽が対岸に上がって休む。大きな、群れが上がっているのは初めて見た。
・ハクセキレイ 16羽
・カイツブリ 6羽 南外堀、東外堀、西外堀
・カワセミ 1羽 本丸日本庭園池
・ゴイサギ 4羽 第二寝屋川
〇山野の鳥
いよいよシロハラが地面で採餌。こうして春が近付いてくる。
・ジョウビタキ 4羽 水上バス乗り場、北外堀ほか
・ツグミ 12羽 各所
・シロハラ 15羽。各所。地面で採餌は市民の森ほかで計4羽
・モズ ♀1羽 もみじ園
・アオジ 3羽 音楽堂西側上
・エナガ 7羽 沖縄復帰の森で混群の中
・ヤマガラ 2羽 沖縄復帰の森で混群の中
・シジュウカラ 6羽 沖縄復帰の森で混群の中ほか
・コゲラ 1羽 沖縄復帰の森で混群の中
・ハイタカ 1羽 上空飛翔とH夫妻から
・アトリ 3羽 音楽堂西側上
・ウグイス 1羽 城南地区
・その他 メジロ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
★★ 花に「花言葉」があるように、宝石に「石言葉」があるように、鳥にも「鳥言葉」
☆☆☆【鳥 言 葉】☆☆☆
・アリスイ 私を信じて。
・オオジシギ 雷。乱暴な恋。
・オナガガモ 友情。裏切りらない。
・クロジ 日陰の愛。心のすべて。
・コチドリ 日陰の愛。心のすべて。
・ハシビロガモ 変身。正直。
・フクロウ 賢者。知恵。
■■アカハシハジロ(①~⑤1999.12.23南外堀、⑥⑦1999.12.29 内堀)
11月4日の午後。仕事中に携帯電話が鳴った。鳥友である南港野鳥園のI所長からであった。初めは「アカハシハジロ」との話に「メジロガモ」の間違いではないかと聞き直したが、彼からはっきりと「アカハシハジロの♀」と答えが返ってきた。
職場内にため詳しく聞き直すこともできずに、分かりましたと冷静に返事したのみであった。くちばしの赤い♂は琵琶湖と堺で見たことがあるが、♀のアカハシハジロの姿は頭に浮かばなかったこともある。
翌朝早起きし出勤前に南外堀を探してみるが悲しい予想は当たった。♂もかなり珍しいが、♀は一段と珍しい種で日本での記録はほとんど無いのではないか。
再び大阪城公園に現れる可能性は限りなくゼロに近い。大阪城公園の野鳥全種撮影の夢の前に難関がひとつ増えた。努力で叶うのであれば苦労は惜しまないが、悲しいというより絶望で苦しい。
しばらく経った後、鶴見区の花博公園の大池にアカハシハジロの♀が出たとの情報が伝わってきた。11月9日のことである。稀な種であることや、近い場所や月日であることから同一の個体と思われる。
同じ個体なら写真がないよりはいいだろうと、花博公園に行ってみたが、その日はあまりにも遠くて撮影には向かなかった。
ところが驚いたことが起こったのだ。12月23日の朝、いつものように大手前から駐車場の方へ曲がって南外堀に休むホシハジロやキンクロハジロの群れをカウントしていた。その双眼鏡の中に何と。アカハシハジロがいるではないか。狂喜したのは言うまでもない。
何人かに電話したがほとんどの人は花博公園で撮影しているとの事。また♀であることから興味を示さず誰もやってこない。
その2日後の25日のこと、N姉妹から電話があって内堀の西の丸庭園側でアカハシハジロを見たと。
翌日観察するが見当たらない。一応の撮影ができているので気落ちすることもない。
年の暮もせまった12月29日内堀の浅瀬で休むカモを確認しようと、双眼鏡をのぞくとアカハシハジロが他のカモたちに交じって休んでいる。
西の丸庭園内からは近距離で観察撮影できる場所である。800ミリ単体でシャープな写真が撮れると走りだして気づいた。西の丸庭園は既に年末年始の休みに入っている。やむを得ず本丸の方から撮影する。
大阪城公園のアカハシハジロは11月4日以降、計4回確認したことになる。初認も内堀での観察も即刻の電話が入ったもので、携帯電話を持ったことによる成果、知人たちの協力のおかげであった。