ニシオジロビタキは西の丸庭園で 12/6日 から11日目。今朝もジョウビタキ♂から常に追いかけられて逃げ回っている。ゆっくりとエサを取ることもできない。
ハジロカイツブリとミコアイサは変わらず東外堀で過ごしている。今朝はミコアイサが比較的近くで見られた。私に気付くと潜水を繰り返しながら少しづづ離れていった。
ハジロカイツブリはあまり気にすることなく行動している。共に12/8から9日目。
・オカヨシガモ 8羽 西外堀2・内堀4・北外堀2
・ヒドリガモ 91羽 東外堀8・南外堀2・西外堀12・内堀43・北外堀26
・カルガモ 6羽 東外堀4・北外堀2
・マガモ 15羽 南外堀3・西外堀4・内堀8
・ハシビロガモ 65羽 東外堀28・南外堀5・西外堀4・内堀9・北外堀19
・コガモ 6羽 南外堀
・ホシハジロ 111羽 東外堀1・南外堀6・西外堀13・内堀14・北外堀77
・キンクロハジロ 東外堀21・南外堀5・西外堀10・内堀7・北外堀19
・メジロガモ×ホシハジロ 1羽 西外堀
・アカハジロ×ホシハジロ 1羽 内堀
・オオバン 41羽 各堀
・ハクセキレイ 8羽 東外堀ほか
・セグロカモメ 1羽 東外堀着水
・カワウ 17羽 東外堀ほか
・ユリカモメ 7羽 東外堀、北外堀
・カイツブリ 1羽 東外堀
・ミコアイサ 1羽 東外堀
・ハジロカイツブリ 1羽 東外堀
・シロハラ 7羽 市民の森ほか
・ツグミ 6羽 大手前ほか
・ジョウビタキ 2羽 西の丸庭園、豊国神社裏
・ニシオジロビタキ 1羽 西の丸庭園
■■セグロカモメ(2013.10.26 第二寝屋川)
自宅から第二寝屋川を飛ぶカモメが目についた。双眼鏡で見ると、セグロカモメのようであるが「白い!」何か違うの印象。
その後、水上バス乗り場で同一と思われる個体を撮影。単にセグロカモメの夏羽なのか。
大和川河口でカモメの観察を続けるOさんに教授依頼した。回答の要旨は次のとおり。
「10月になって頭が白いことで、キアシセグロカモメ(L.c.mongolicos)を疑ったが、換羽の時期と初列のパターンからその可能性はないと思う。頭が白いのは、やはり夏羽だからでしょう。
まず、換羽の進行具合ですが、翼を広げた写真で分かるようにP1とP2が換羽を終えていてP5より外側は旧羽のままになっている。P3とP4は抜け落ちているか、あるいは伸長中で見えないのでしょう。
この換羽状態は、狭義のセグロカモメ(vegae)としてはやや遅いような気がする(主観)キアシセグロは換羽が早く、換羽が遅いのは、タイミルセグロカモメ(taimyrensis) 写真Cでは、P8とP7の舌状白斑(黒い部分と灰色の部分のわずかな隙間の白い部分)が非常に狭く、タイミルセグロの特徴と合致する。(vegae)はこの部分が幅広い。
また尾羽の先端がP6とP7の間に位置していることが分かる。P7に近いように見えるが、初列が摩耗していない状態を考えると、P6とP7の中間と言える。これもタイミルセグロの特徴。
しかし、全体の印象はタイミルセグロとは全然違う。特徴に合致しない点もあるので、亜種間の交雑の可能性が高いと思う。
最新の鳥類目録では(taimyrensis)という亜種は削除され、セグロカモメ(vegae)とニシセグロカモメの東寄りの亜種(heuglini)との雑種と考えられるようになった。
結論として、この個体はちょっとニシセグロの血が混じったセグロカモメ...と言えるかも。セグロカモメとタイミルセグロカモメの舌状白斑の違いと、尾羽と初列の位置関係。ニシセグロカモメ(heuglini)の舌状白斑はさらに狭く、ほぼ無いと言ってもよいぐらい。この20年間で、(heuglini)と思われる個体は3回しか見たことがない」
ハジロカイツブリとミコアイサは変わらず東外堀で過ごしている。今朝はミコアイサが比較的近くで見られた。私に気付くと潜水を繰り返しながら少しづづ離れていった。
ハジロカイツブリはあまり気にすることなく行動している。共に12/8から9日目。
・オカヨシガモ 8羽 西外堀2・内堀4・北外堀2
・ヒドリガモ 91羽 東外堀8・南外堀2・西外堀12・内堀43・北外堀26
・カルガモ 6羽 東外堀4・北外堀2
・マガモ 15羽 南外堀3・西外堀4・内堀8
・ハシビロガモ 65羽 東外堀28・南外堀5・西外堀4・内堀9・北外堀19
・コガモ 6羽 南外堀
・ホシハジロ 111羽 東外堀1・南外堀6・西外堀13・内堀14・北外堀77
・キンクロハジロ 東外堀21・南外堀5・西外堀10・内堀7・北外堀19
・メジロガモ×ホシハジロ 1羽 西外堀
・アカハジロ×ホシハジロ 1羽 内堀
・オオバン 41羽 各堀
・ハクセキレイ 8羽 東外堀ほか
・セグロカモメ 1羽 東外堀着水
・カワウ 17羽 東外堀ほか
・ユリカモメ 7羽 東外堀、北外堀
・カイツブリ 1羽 東外堀
・ミコアイサ 1羽 東外堀
・ハジロカイツブリ 1羽 東外堀
・シロハラ 7羽 市民の森ほか
・ツグミ 6羽 大手前ほか
・ジョウビタキ 2羽 西の丸庭園、豊国神社裏
・ニシオジロビタキ 1羽 西の丸庭園
■■セグロカモメ(2013.10.26 第二寝屋川)
自宅から第二寝屋川を飛ぶカモメが目についた。双眼鏡で見ると、セグロカモメのようであるが「白い!」何か違うの印象。
その後、水上バス乗り場で同一と思われる個体を撮影。単にセグロカモメの夏羽なのか。
大和川河口でカモメの観察を続けるOさんに教授依頼した。回答の要旨は次のとおり。
「10月になって頭が白いことで、キアシセグロカモメ(L.c.mongolicos)を疑ったが、換羽の時期と初列のパターンからその可能性はないと思う。頭が白いのは、やはり夏羽だからでしょう。
まず、換羽の進行具合ですが、翼を広げた写真で分かるようにP1とP2が換羽を終えていてP5より外側は旧羽のままになっている。P3とP4は抜け落ちているか、あるいは伸長中で見えないのでしょう。
この換羽状態は、狭義のセグロカモメ(vegae)としてはやや遅いような気がする(主観)キアシセグロは換羽が早く、換羽が遅いのは、タイミルセグロカモメ(taimyrensis) 写真Cでは、P8とP7の舌状白斑(黒い部分と灰色の部分のわずかな隙間の白い部分)が非常に狭く、タイミルセグロの特徴と合致する。(vegae)はこの部分が幅広い。
また尾羽の先端がP6とP7の間に位置していることが分かる。P7に近いように見えるが、初列が摩耗していない状態を考えると、P6とP7の中間と言える。これもタイミルセグロの特徴。
しかし、全体の印象はタイミルセグロとは全然違う。特徴に合致しない点もあるので、亜種間の交雑の可能性が高いと思う。
最新の鳥類目録では(taimyrensis)という亜種は削除され、セグロカモメ(vegae)とニシセグロカモメの東寄りの亜種(heuglini)との雑種と考えられるようになった。
結論として、この個体はちょっとニシセグロの血が混じったセグロカモメ...と言えるかも。セグロカモメとタイミルセグロカモメの舌状白斑の違いと、尾羽と初列の位置関係。ニシセグロカモメ(heuglini)の舌状白斑はさらに狭く、ほぼ無いと言ってもよいぐらい。この20年間で、(heuglini)と思われる個体は3回しか見たことがない」
確かに!尾を上げる姿が特に可愛いですね。