土曜日はソフトテニスの大会だったが、滅茶苦茶暑かった。金曜日も日曜日も涼しいのに、狙ったかのように暑くなり選手は大変だった。食事する気にならず、お弁当を食べずに17時まで会場にいたため、お弁当を用意してくださった父母会の方には申し訳なかったが、捨てざるを得ませんでした。作ってくださった業者の方にも・・・ごめんなさい!
さて、この大会の意義は、
この大会の順位で中体連の団体戦のシードが決まる。
県大会に行けるのは4チーム?
ここでの良いシードを獲得できれば、県大会が少し近付く。
今回20校が参加。
各グループ4校5グループに分かれ、
上位2校が1・2位トーナメントに進出。
ここで勝ち進めば上位シードが獲得できる。
まず、予選リーグの相手は、
静岡南中・美和中・中島中。
優勝候補の静岡南中に勝つことは至難の業。
個人戦県大会ペアもいる美和中が最大のライバル。
最初に対戦する美和中に勝つことが、
本日最初で最大ミッションだった。
本当は一つ一つの試合にすべて触れたいのだが、
そこまで気力もなければ筆力もなく、
読む方も興味もないだろう。
まず、結果から書けば、
美和中に2-1で勝利。
中島中に3-0で勝利?
静岡南中に0-3で敗戦。
予定?通り2勝1敗でリーグ2位となった。
1・2位トーナメント初戦は東豊田中。
先日の選手権優勝ペアがいるチーム。
勝つの難しいとも思ったのだが、
この優勝ペアにこそ負けてしまったが、
残りのペアが踏ん張り見事勝利。
この日の快進撃の口火を切った。
これで、ベスト4入り。
目標にはしていたが、本当にベスト4に入れるとは。
次の対戦は高松中。
こちらも、東豊田中と同様に、
1ペアが市の大会で優勝経験もあり、
先日の県大会も3回戦まで進出したペアがいるチーム。
このペアには負けてしまったが、第2ペアは勝利。
団体戦の行方は最終ペアの勝負となった。
ここで、ファイナルまでもつれ、デュースが続く。
相手にアドバンテージを取られ、
R中が追いつくという展開が10回以上続く、
緊迫した戦い。
最後には力尽きたが、感動的な試合だった。
そして3位決定戦は服織中。
R中の顧問と服織中の顧問は、
先輩後輩の中と言うことで、
昔から親しくさせていただいている。
ここも、第1ペアは負けたものの、
第2ペアが勝ち、再び第3ペアに勝負がかかる。
そして、先ほどと同じようにファイナルの勝負。
ここも、デュースまでもつれ、
結果的には体力気力面?でやや疲れが見え、
最後には力尽きてしまった。
この大会、結果も4位と言う、
望外の良い順位を獲得できたけれど、
それ以上にたくさんの収穫を得た大会だった。
まず、壁応援が素晴らしかった。
やや、声を張り上げているだけと言えなくもなかったが、
声の大きさでは、20校の中で一番大きかった。
今回、いつものペアと組み換えも行いながら、
団体戦仕様のペアを織り交ぜながら戦ったのだが、
ある試合で、県大会進出ペアの前衛が、
連続ミスによるパニックから、過呼吸となってしまった。
途中、休養を挟んで最後には復活したのだが、
試合の合間に、
他の前衛を交えてこんな話をさせていただいた。
人間だからミスをするのは当たり前。
普段10回のプレー機会で2回ミスをするとする。
ある試合で調子が悪くて5回ミスしてしまったとする。
そこでどうすれば良いかと考えるとき、
もしそこで、今日はダメだと言って落ち込んで、
更に消極的になって、
6回7回とミスが増えることが一番よくない。
頑張って、4回3回と減らしていくことが大事。
仮に次の試合で4回ミスをした時、
それでも、いつもの2回のミスよりまだまだ多いと、
また落ち込むのか?
さっきよりミスが減ったと喜ぶのか?
そういう気持ちの持ちようで、
徐々に、調子を戻すことが出来れば、
それがチームのためになるはず。
私はコーチとして、
ミスをしたからと言って怒ったことはないよね?
大切なことは最善を尽くすこと。
そんな話をさせてもらった。
どこまで理解してくれたかわからない。
この言葉がきっかけで復活したとも思っていない。
でも、このあとの試合で復活してくれたことが嬉しかった。
さらに、第3ペアは前衛が試合ごとに替わりはしたが、
後衛は準決勝3位決定戦ともに、
ファイナルの修羅場をがんばった。
最終的に2試合ともに力尽きたのだが、
粘りは脅威的だった。
高松中との対戦で、
高松中のコーチが私の後ろで応援していたのだが、
ファイナルでアドバンテージを高松中が握り続け、
そのたびに、ファーストサービスでエースを取ったり、
ストロークで打ち勝ったり、
しまいには「すげえ精神力」。
のような言葉を思わず呟いていらっしゃった。
ただ、アドバンテージを獲得できなかったことは反省材料。
他にも問題があったけれど、
本人がその気になれば改善できること。
本番の中体連は楽しみとなった。
この大会の選手の成長は、順位以上に嬉しかった。
2年生の秋の団体戦では、
雙葉中、末広中、服織中との予選リーグで、
まさかの3位抜けで、
さらに決勝トーナメントも初戦で南中にボロ負け。
実質13位から15位の間?くらいの位置だった。
そこから半年で4位まで成長したこの成長こそが、
部活の醍醐味である。
過去にもこの大会で良し成績を上げながら、
本番の中体連で県大会を逃したことも多い。
まだ何も掴んだ訳ではない。
さらなる成長を目指し、日々頑張りたい。
最後に、昨年10月の団体戦は、
1位静岡南中。以下2位静岡東中、3位大里中、4位東豊田中、5位高松中、6位雙葉中7位籠上中、8位美和中だったが、
今回は1位高松中、2位静岡南中、3位服織中、4位竜爪中8位までには城山中・雙葉中・籠上中・東豊田中、因みに9位が長田西中、10位が大里中。
勢力図は大きく様変わりである。













































