徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

小説から学ぶこと

2022-02-16 22:27:42 | 本・映画・音楽

最近、街中が閑散と言う話を何回か書きましたが、帰りのバスもガラガラです。朝のバスは、混む日もあれば空いている日もある。この辺はやはりまん延防止等重点措置の影響でしょうか?

 

最近、お気に入りの作者が高田郁さん。

読み方はたかだかおるさん。

大学は私が落ちた中央大学法学部出身。

司法試験に落ちたあと、漫画原作者としてスタート。

その後、紆余曲折の末、作者デビュー。

私の中では、かなり格上げしつつある作者です。

 

そんな彼女が作中で良く取り上げるテーマと言うか、

大切なこととして読み取れることが、

謙虚さ、正直さ、直向きさ。

思いやりが、

優秀でも傲慢、天狗、非協調的な人間を

凌ぐことを訴えています。

もちろんもっともっと奥深いお話ですが、

前にも部活や試合やコーチのお話のなかで、

謙虚でない指導者に指導された選手が、

謙虚に出来るはずはないと書いたこともあるように、

今、世の中で一番欠けている気がします。

 

自分さえ良ければと言う身勝手で、

思いやり、協調性に欠ける人間がどれほど多いのか。

ものすごく悲しいです。

ただ、幸いなことに、

私の周りには比較的少なく、

最も私が避けているだけかもしれませんが。

居ない訳ではないので、

いかにも無視して、

あるいは見ないようにして、ストレスを回避するか。

大変です。

 

さて、今年の目標である年間読書150冊。

42冊目です(今年46日目)。

「あきない世傳金と銀 三 奔流編」 高田郁

勝手に評価10点満点中8点

大坂天満の呉服商「五鈴屋」の女衆だった幸は、その聡明さを買われ、店主・四代目徳兵衛の後添いに迎えられるものの、夫を不慮の事故で失い、十七歳で寡婦となる。四代目の弟の惣次は「幸を娶ることを条件に、五代目を継ぐ」と宣言。果たして幸は如何なる決断を下し、どのように商いとかかわっていくのか。また、商い戦国時代とも評される困難な時代にあって、五鈴屋はどのような手立てで商いを広げていくのか。奔流に呑み込まれたかのような幸、そして五鈴屋の運命は?大好評シリーズ、待望の第三弾!

このシリーズ3冊目ですが、

ここまで主人公が輝く場面はまだまだ少ない展開。

先の展開も読めず、もやもやしています。

コメント (2)
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