９４歳の母が 息苦しいとしわがれ声で電話してきました。
とうとうそんな日が来たかと 救急車を呼びなさいと答えて弟に連絡しました。
弟の家は一家で出かけていて あいにく母一人でした。
その日は改善して持ちこたえ 翌日 孫娘に病院に連れて行ってもらったところ
即日入院でした。
これで会えずに逝くものと いや心臓に水が溜まっているとのことでしたから
そう思っていたのです。
ところが 利尿剤やらで上手にコントロールしてもらえ
一日で改善し コンビニに出入りするは 携帯であちこち電話するはで
もう退院して芳とのこと 一週間で脱出してきました。
いやはや時折 今日は何しただったかねとか
すぐにしたことは 忘れるのですが
金勘定も 自分の始末も こなしてくれるので ありがたい話です。
しかし 母を見てると 若き日のよき習慣 老いてなお善なる思考をかさねることが 大事だと感じます。素の自分が強くなるので ある意味おそろしい。
とりつくろいが できなくなるんです。
物の置き場所を決めて 使い終わればもとにかえすという習慣は 大事なんだと 自分改善に努めることにしました。
パニックがときおり襲うようですが しばらくして 思い起こすようで
落ち着くまでまつことにはしています。我慢ならん時は 叫んでます。聞こえませんから。( ´艸｀)忘れていても あわてないということでしょうか。
脳がつながるまで待たないと 次の展開にずれが生じますから
更なる悲劇がおきます。
子供はいつまでも子供で 母にしたら手伝ってくれるつもりのようです。
ところが 紛失事件が時折あります。自分の価値判断ですからたまりません。
そんなときは 禁止事項を取り決めます。
すぐ忘れるので なんども同じ取り決めをします。
わが身も目前ですから 学ぶべき点はおおいにあります。
