稲刈りが始まる

今年は暑かったせいで　幾分田の水が今まで引かれていた。
おかげでか　花が咲いてから随分たっているのですが　
やっと稲の刈り入れが　始まろうとしています。

コンバインの後を鴫や　白鷺　青鷺が　餌を求めて　集まってきます。

稲の香りと　おひさまの香りいっぱいに浴びて
稲刈りの時期は　学校もお休みで　一家総出の作業だったころを　思い出します。
もっぱら　小さかった私の仕事は　お茶運びと　昼餉のおにぎり作りでした。

日がな　牛の荷車で　昼寝をしたり
水路で　麦茶を冷やすなどと言って　山羊といっしょに
ままごとをしたりした光景を　くっきりとおもいだしてしまいます。　

コスモス

風に揺られて　コスモスが咲き始めました。
畑の一角で　下葉が褐色になることも　株が転んでしまうこともなく
無事に　ご機嫌よくしてくれています。

畑には　似合わないこのコスモス　実は　遮光の役目をはたし
裾で　レタスが育ち　玉ねぎの苗が育っていました。

こうして　ごちゃごちゃに育てることを　貧乏百姓というのだそうですが
　畦でしっかり栽培すると
一気に収穫期がきて　もてあますんです。
それよりも　自分の意思で育ってくる　隙間の野菜が
以外に高価な時期に　収穫期を迎えてくれて　家計は助かるんですよ。

おまけに　雑草が生える余地がなく　草取りいらずの畑ってわけです。
葱の畝の上に　水菜をまいたら　虫がつかずに　ほんとにおいしいサラダに
蛙のおかげなのかもしれませんが　葱の上の葉物野菜は　機嫌がいいんです。

なたまめ

涼しくなり　今まで何が気に入らないのか　実をつけなかった鉈豆が
もう秋にさしかかって　実をつけ始めました。

あきらめかけていたところで　ちょっとうれしいです。
これで　お漬物のかび調整もできるというものです。

まだ　茄子もしっかり花をつけていますし
トマトの下で　大根が育ち始めましたし
虫よけネットのおかげで　葱と並んで種まきした
水菜も収穫できる大きさになりました。

嫌なことや　ちいさな小言は　畑に埋めて耕しちゃいましょう。

キャベツの球ができはじめたのですが　
３センチほどの蛙君が　専業で虫とりに専念してくれているのか
虫にやられていません。
体と同じ長さの芋虫君を　ぱっくり食べてるんでしょうか。

芋虫君は　キャベツの葉の内側で　縦に鼻水のように付いているんですが
何故なんでしょうか
私のように　バーバになっても　解らないことがいっぱいです。

時計草

一気に花をつけ始めたトケイソウです。
たくさんの花が　一度に咲きそうな気配です。
つぼみが沢山ついているのは知っていたのですが　びっくりです。

今年の夏は暑過ぎてなかなか開花に至らなかったのかもしれません。