竹の子の季節になると学生時代を思い出す.
下宿先の叔母さんの山で竹の子堀が盛んだった。
採れた竹の子を 料理して 下宿人五人で ご馳走になっていた。
そのとき教わったおかげで 竹の子料理は 得意なのである。
季節になると こうして 不自由なマンション生活でも たとえ小さな竹の子でも料理したくなる。
良い竹の子
小さく出ている芽が 黄色く 皮もうっすら 黄色身を帯びて太っているもの。 赤い小根が 少なく 下太り 要は 肉厚のもの。
大きくても濃い茶の物は 硬く香りも乏しい。
あく抜き
1 皮は 残しても良いが 赤い根は きれいに剥ぎ取る。穂先のやわらかい皮は できるだけ残す。
2 切り口を 空気にさらさないで 手早に処理する。
傷のついたものは 一晩で痛んでしまうこともある。
3 一つまみの糠と いっぱいの水を張った鍋に 皮を剥いた竹の子を並べ
水を竹の子が がかぶるまで水を入れる。落し蓋をする。
私は 皿を 重しと 蓋代わりに入れる。
4 火にかけ 沸騰したら 吹き零れるので 弱火にし
香りを逃さぬよう 大きさや量で変るが 40分から 一時間 ことこと煮 火が通ったことを串を刺して確認する。
5 火を切ったら そのまま冷ます。これが意外と コツ。
6 糠の匂いが嫌いな人は 早めに水にさらす。
糠の匂いが嫌いでなければ 煮水のまま 薄塩をしておく方が おいしい。
木の芽和え 竹の子ご飯 天ぷらには やわらかいものを 固めのものは 煮付けて おいしい季節物の一品となる。
下宿先の叔母さんの山で竹の子堀が盛んだった。
採れた竹の子を 料理して 下宿人五人で ご馳走になっていた。
そのとき教わったおかげで 竹の子料理は 得意なのである。
季節になると こうして 不自由なマンション生活でも たとえ小さな竹の子でも料理したくなる。
良い竹の子
小さく出ている芽が 黄色く 皮もうっすら 黄色身を帯びて太っているもの。 赤い小根が 少なく 下太り 要は 肉厚のもの。
大きくても濃い茶の物は 硬く香りも乏しい。
あく抜き
1 皮は 残しても良いが 赤い根は きれいに剥ぎ取る。穂先のやわらかい皮は できるだけ残す。
2 切り口を 空気にさらさないで 手早に処理する。
傷のついたものは 一晩で痛んでしまうこともある。
3 一つまみの糠と いっぱいの水を張った鍋に 皮を剥いた竹の子を並べ
水を竹の子が がかぶるまで水を入れる。落し蓋をする。
私は 皿を 重しと 蓋代わりに入れる。
4 火にかけ 沸騰したら 吹き零れるので 弱火にし
香りを逃さぬよう 大きさや量で変るが 40分から 一時間 ことこと煮 火が通ったことを串を刺して確認する。
5 火を切ったら そのまま冷ます。これが意外と コツ。
6 糠の匂いが嫌いな人は 早めに水にさらす。
糠の匂いが嫌いでなければ 煮水のまま 薄塩をしておく方が おいしい。
木の芽和え 竹の子ご飯 天ぷらには やわらかいものを 固めのものは 煮付けて おいしい季節物の一品となる。