介護認定を受けるべく 92歳の母の申請にちょっとだけ お付き合いしています。
介護保険をいくら支払うべきかは 厚生省でも自治体でも ある程度理解できるように なりました。
そして なぜ 介護保険が必要かという話は データーものって 理解できるようになりました。
でも いざ 介護を受けたいと希望しても 何をどうしたらよいのか 何がどの程度の人に提供可能なのかの全容が わかりにくいのです。
ケアマネージャの方に お願いする段階に自分があるのか 理解できていないと
要請できないということです。
現実 介護は ぼけ老人がうけることのように 勘違いしている人も 結構多いのではないでしょうか。
さらに 介護者が 被介護者に説得できなければ 介護認定の申請すらできず
動けないとか 近所に迷惑をかけながら 被介護者を ひきずって暮らす時間も 起きてしまうということです。
母は一人暮らしですけど 大概のことはできます。すると 一人で暮らせて何不自由ないのだから 介護の必要はありません。そうなってしまっています。
買い物も 掃除も できぬ工夫をして暮らしていても そこは理解されません。
心臓が 手術もステントを入れることもできないほど 年老いて
何も助けてもらえるすべは 医療を受けることもできないので ありません。
介護認定は 医療行為のレベルに左右されるからなのでしょう。
手術できればうけられる介護サービスを 手術できないほど痛んでいる心臓で動いていても うけられないということのようです。
母は 幸せに今のところしているので 不満はありませんが
介護を受ける側の視点で 介護を説明してもらえるパンフレットが ほしい気がしています。
企業名の羅列をみても 決められませんし どんなサービスが自分の状況にあっているのか ケアマネージャーさんも 白黒のコピーの施設資料で
被介護者の状況段階を サービスの選択に生かすといった説明は 出来ないようでした。
幸せな人生を目指すはずの 介護保険 税金を取る側の言い訳は
介護を受けるひとには 必要ないので
ぜひ 介護を受ける人が 事業所を選択するのに役立つ 料金体系や
サービス内容を シンプルに示してほしい気がしています。