今日三谷北通りに 燕がやってきました。
くちゅくちゅぎーっと 電線で鳴いています。
いつもの年なら 4月すぎてやってくるはずですが 今年は暑いのでしょう。
花見とチュウリップと 5月のネモフィラと 寒かった冬から一気に初夏までの花がさきはじめました。梅雨に燕が飛び交っていっせいにねぐら入りしていたころのワクワクした気持ちを 思い起こしています。
いまでは 気の毒なほど 虫も消え 巣を作る土もなく 子育てに困ることでしょう。
水田がひろがっていたころとかわらず 燕はどんな環境になろうと かわることなく帰ってくるのですが 申し訳ない。
私の人生一世代で 思いやりのない 感謝のない仕打ちです。
人間だけの都合で 魚も 鳥も 獣も 自分が生産するという 命はそだってくれるのを
都合よく利用するだけなのに 生み出せないのに 生産するという。
いまに 思い知らされるときが やってくるはずです。
うなぎのように かわりがあるうちはいいけれど 環境の喪失は 多くの命が 一気に生きる場所を失い 大量の命が奪われるんですよね。