以前プレゼントバスツアーで しんどかった記憶があり 家族を巻き込むのはやめにして せっかくのお誘いですから 一人出かけことにしました。すると 珍しく主人も行くというので ホリデーの甲州路の旅に参加しました。
晴れたら抜群の車窓で 写真とりまくりだったでしょうが 全くの雨。残念でした。
オルゴール館 白金工房 モンデ酒造と 自分では行かないところでしたから 参加してよかったです。
宝石には 全く興味がなくセールスの方には申し訳なかったですが 彫金の世界で活躍する日本人が多くいらっしゃると聞いて びっくりしました。
几帳面な作品に しばらく見とれてきました。
本当の気持ち 少し残念です。オルゴール館が 温泉町のあちこちで 出来ているのは何かお安く手に入る理由があったのでしょうか。人寄せにはいいのかもしれませんが バブル期の遺産なのでしょうか。すばらしいオルゴールであり 音色も楽しいのですが 日本の国 場にそぐわない感は 否めません。
オルゴールに対峙して 大音響の演奏などする人寄せは 文化的な香りがしません。オルゴールは あくまで主役ではなく脇役で 演奏の合間を埋める役目のものです。喫茶や食事の合間に楽しむとか 祭りのバザールの時刻を知らせる道具とかオルゴールのふるさとの文化を踏まえた企画でないと 馬鹿な日本人が お囃子のかわりに 見世物にしている感が とても残念です。どんな素敵なオルゴールでも 生演奏には 勝てないのです。飽きてしまうのです。
旅館でも 身近な若者の演奏を楽しむ企画はどうなのでしょう。眠れる演奏家や 芸人が 日本にごまんと育っているのに 何もテレビ出演している人だけが優秀なわけではないでしょう。そこに目がいってない。
特技をいかしたオリジナルな人寄せを ぜひ個性豊かに育てて欲しいものです。
まだまだ洗練されていませんが ちいさなツアー。さらにいい企画を生んで欲しいものです。
オルゴールの森美術館に 野鳥がたくさんやってきていました。
写真は 小さな啄木鳥が木の上にいるのですが 見つけられますか。
隠れているようで ちゃんと人間のそばに野鳥も生活していることを意識してほしいです。古ぼけたオルゴールも認めますが 楽しむべき相手は ここにいました。