詳細後日。マッチプレーに完敗です。
詳細後日。マッチプレーに完敗です。
「明日の潮来周辺は暴風の予報で....」
という天気予報を見ているうちにさすがに気分が下がってきた。さらに寒くなるらしい。カッパを着て釣るのは正直好きじゃないし,寒いのは尚更だ。朝4時に一度起床するが,すでに冷たい雨が降っていたので順延だ。
そこで,もしかしたらと思い,チェリーさんに連絡をとってみる。すると,
「実は僕も9/26に出撃変更しました。
マッチプレーやりましょう」
と来た。うむ,9/26は天候も安定するし,マッチプレーに応じよう。
いつものポイントに着いたのは5時。夜明けには少々早いが,天候がいいため,すでに明るくなっている。水質もいいみたいだ。
今日はアメニスタ&銀メタXTで勝負だ。
気分の問題ですけどね。ラインはスーパーGTR・20LB。
長靴を履き,カッパズボンも履く。朝露対策は万全だぜ。そして,いつものようにハーフスピン・インパクトチャート・3/8oz・IT仕様を投げる。
「ガツーン」
いきなりきたあ
「ガボボボ」
ウッヒョー。やべえ,かなり引きが強いぞ,杭に巻かれてしまうー.......。
「プーン」
ルアーが戻ってきた。なんという失策。しかし,水温低下でかなりバスには気合が入っているようだ。よし,スピナベで続けて攻めるぞ。
遠くにチェリーさんの姿が見えるが,まずは釣りに集中する。ジャンクションエリアでバジングしてみよう。
「ガコーン」
今度こそキタア
「ガボボボ」
これはイケルぜ 一気に抜き上げ勝負
GOODサイズ。35UP。
最高の引きだったぜ。
朝5時15分余りで出家回避。サイズも十分満足の行くもの。釣れ方もスピナベでもっともエキサイティングな出方。狙った通りに出た。ウム,満足だ。
さて,とりあえずどんどん続けるか。おっと,チェリーさんだ。
チェ「釣れてますか」
オズ「ええ,いま1匹。いいサイズでしたよ。」
チェリーさんはバズベイトなどを引いてきたらしいがダメだったという。そうですか,もしかしてオズマもこのままオシマイですかね。
とりあえず二手に別れて攻めまくる。オズマもやはりバイトが続かない。クランク・バイブなどもダメなので,アサイチのポイントにもう一度戻ってみた。
そしてこの小バス。
よくスピナベに食ったネ。
この魚はまったく引かなかった。でも,それでも2匹目なのさ。朝6時にしてこの調子ならドンドン行けるかも....。
甘かった。春と同じく,フナ釣り大会のバスがどんどんやってくる。これではルアーを投げる場所が限られてしまう。
動揺を振り切るかのようにして移動 本日最大の勝負場所,水路に1600GTは向かった(この言葉の言い回しだけでわかる貴方は,相当の今江フアン)。
水路には確かにバスが居た。ハーフスピンをつついてくるバスも居たが,何かがずれているようだ。ワームだろうか
テキサスリグにする。すぐに飽きてしまった。
ダメだ。
こういうときは,たとえ相手がノーと言おうがこちらはイエス,というような,もうこれでもかという攻めをしなければダメだ。オズマにワームをやらせても時間の無駄だ。
少し移動して,スピナベを次々変えてみる。目に止まったのが「ウィンド・レンジ」という,ノリーズの新しいスピナーベイト。いまは珍しいWコロラドだったので1個買っておいたのだ。
いい震動だ。これは釣れそうだ。そして,水路では貴重なアイソレーテッド・ストラクチャーを発見。スピナベを突っ込む。
「ガツーン」
ヒョー,狙い通りだぜ。こいつもいい引きするなあ。それでも一気に抜きあげないとアサイチの失敗を繰り返すのみだ。
「ヨッシャー」
エセ今江プロの3本目。ウィンド・レンジ,釣れます。
このスピナベの特長は,.......語るともったいないのでしばらくシークレットにしておこう。もっとも,使ってみればすぐにわかるけどネ。
今日も日曜出撃なので午前中勝負。残された時間は多くない。いったん,いつものポイントに戻ってみると,なんと水門から濁流が入り込んで泥濁りになってしまっていた。当然反応なく,もう一度水路に戻る。
「トーリャ」「ウリャ」
エセ今江プロはキャストの際にも叫ぶ(嘘)。気分の問題ですヨ。
ようやく,よさげなポイントを見つけた。コンクリの塊が沈んでいるのがうっすら見える。ここは来そうだぜ,とキャスト。
「パコーン」
ルアーを引っ手繰るのが見えた。
4匹目。ウィンド・レンジ,釣れます。
やったぜ。なんとか4本。これでなんとか体面を繕うことはできそうだ,と思っているとチェリーさんが現れた。
「3匹です。今回は負けました。僕はもう帰ります」
いやいや,オズマにできない釣り方で釣っているだけスゴイですよ。オズマにできない釣りはあまりにも多いともいうが.....。
ふと気がつくともう12時。潮来釣り具センターに預けてあるスコーピオンXT-1581Fの修理も終わっているとのことなので,受け取りに行こう。
ウインド・レンジ2個を竿の修理代含めて購入していた。釣れそうなカラーなので,次回はこれでも勝負できそうだ。
さて。勝利の乾杯だ。モチロン,アルコールゼロです。
6時間も寝たのに今日は眠い。ウムム,仮眠をとって帰ろう。
14時。水郷を出発。柏IC周辺で渋滞とラジオは言っていたが,どうやら事故渋滞のようで,ICより先はガラガラだった。
16時帰着。なぜか夏から燃費があまり向上しない(リッター13キロ)のが実に不思議だが,特段悪いわけでもない。14・15キロの大台に乗せるには,8000回転まで回しちゃダメかな...。
さて,次回出撃はいつか。仕事も繁忙期に突入するので,もう朝マズメ戦略はできないだろうな。
そして,バス釣りメインシーズン終了まであと2ヶ月 冬は....ワームが....シャッドが.....寒いからいいか。
でも。釣りに行かない限りそれは出家と同じである。釣りに行って出家ならよし。釣りに行かずにウズウズしているより,自分なりのベストを尽くそう,その思いで出撃した。
季節は一気に秋になってきた。前日は仕事が定時で終わり,20時30分に就寝。3時45分に起床して体調はかなりいい。
いつものポイントには夜明けぐらいに着いていた。しかし,途中の利根高もそうであったが,すさまじい濃霧。
雰囲気がいいような気がするが,濡れるだけ。
まさかこんな濃霧があるとは考えず,長靴もカッパも持ってきていない。ちょっと草むらを歩いただけで濡れてしまうが,とにかくやってみよう。
今日は赤メタ・フルチューンとマシンガン。
ラインはスーパーGTR・20LBだ。
竿の理由は簡単である。一番釣れているから。
リールの理由もこれまた簡単。一番スムーズに動くから(飛距離だけでなく,ギアを含めた全体ですよ)だ。
ラインは「気分」だ。いや,赤メタにはなんとなくスーパーGTRの色があっていると思うのだ。強度でいったらそれはもうウルトラGTRなんですがね。
そのタックルを写した場所は,バスがかなり追ってきたがすべて反転。もう何10匹も見かけたが,あれは,いま思うとバズグラビングでもやらないととれないだろう。もっとも,ほとんどが10UPでしたが。
話は戻っていつものポイント。先週9/11に壊滅的な被害を受けた場所。それでもとにかく確かめたい。
ポイントに着いてみると,たしかにワラシブの影響でまだ赤茶色の水になっているが,魚の死骸はほとんどないし,ボラも元気に跳ねている。これはイケるぞ。
風がまったくないため,まずはブリッツ・ゴールドカラー。これは,ええと,何かの記念で買ったんだよな。
わずか数投で出家回避。
サイズは小さいが,すぐに出家回避でき,心の余裕ができる。だが,さすがにワラシブの影響なのかバイトが続かない。
フフン,こんなときはオズマはこれを投げるのだ。行くぜ,ラパラDT4。「ラパラは裏切らない」神話を見せてくれ
「ヌオーン」
いきなりゴミが引っかかった。ビニール袋かいな。全然引かないしな。
10UPだった。まったく引きはなし。
それでも2匹目だ。
ラパラはたしかに裏切らなかった。しかし,これは2010年の最小記録になってしまいそう。それでもフックがしっかりかかっている。さすがはコンバット・マシンガンだ。
だが,この2匹をわずか45分で釣ったかと思うと,その後は,「ノーバイトの猛攻」である ワラシブのせいなのか,とにかくバイトがない。ましてやスピニングなんて置いてきてしまったしな。テキサスでもやりに水路にでも行ってみようか。
甘かった。さらに何も起こらない。春先の水路はアシがマバラでスピナベで一気に攻められるが,いまの時期はそうも行かない。かといって,テキサスを続けていると頭痛がしそうだ。
見切った。いや,敗れた。
そうだ。今日は,ガイドが壊れたスコーピオンXT-1581Fの修理依頼もしなきゃね。潮来釣り具に行こう
行ってみると,わずか数千円で治してくれるとのこと。修理受け取りも潮来になるけど,どうせ潮来でしか釣りをしないんだからお願いしよう。
しばし迷走する。利根川は,上のタックル写真を写す暇があるぐらいに釣れない。いや,ハードルアーを珍しく4個も失ってしまった。うーん,こういうときにウルトラGTRとスーパーGTRで回収率の差があるんだよなあ。
今日は午前中で終わりにして,さっさと帰宅して明日からの仕事に備えねばならない。よし,風向きも変わってきたぞ。いつものポイントに戻ってクランクで勝負だ
アサイチ釣れなかったポイントに戻る。うむ,やはり水が最悪。ワラシブの他に魚の死体。最悪のようだ。だが,もうだめかと思っても,最後まで諦めない。経験上,どんなに水質がわるくてもハードルアーに反応するバスは居ないわけじゃない。
ふと見ると観光船が沖合を走っている。子供が手を振っているので応える。素直な子供は好きだなあ。そしてそのとき....
テクトロできた3匹目。
ブリッツ,たまには釣れます。
この1匹は,観光船の子供を大いに喜ばせた。
「スゴーイ 釣れてるウウウ」
手を高々と挙げて応える。
ウハハハハ。何かヒーローにでもなった気分だ。子供もこれをきっかけに釣りに興味をもってくれると嬉しいな。
さて,12時になってしまった。あと30分勝負するか。最後の最後,「風が吹いたら」のポイントに移動する。ルアーはCB-200。スピナベがゴミの間を通すのに不都合なので(ルアーが沈まない),CB200でゴミを突き破りながら引きまくるのだ。
「フェーッシュ」
エセ今江プロが叫んだ。
この色で釣れた。嬉しいゾ。
4本目だ。
サイズは小さいが,読みが当たったということにしておこう。
刻々と時間終了が迫ってくる。雨雲も出てきていまにも雨が降り出しそう。これでいつもの水質なら入れ食いだろうが,ワラシブからの回復にはまだ時間がかかるのだろうか,バイトは続かない。
12時30分,タイムアップ。3連休最終日・ワラシブの影響を考えて,まあ自分としては納得できる結果。ワームで釣れないのは粘りが足りないからなのさ,と負け惜しみでも言っておくか。
睡眠十分のため,昼食後も仮眠せずに一気に帰宅。帰宅した頃,高速道路がエライ渋滞になっていたのを知った。わずか数時間で地獄になってしまうんだねえ。
さて,次回はいつだろうか 今後は繁忙期も入ってくるが,とりあえず10月最初には行きたいものだ。水温低下もかなりのスピードで進んでいるようだから....。
しっかし,クランクでしか釣れない。ワームでは撃沈。やっぱワームだめか?
バラシなし。追いかけ多し。詳細後日。ちょっとしたヒーロー気分を味わいましたとさ。
そこで久々に思い出したのは,かつて『つりトップ』(学研;廃刊),『TACKLE BOX』(版元忘れました),『BASS CLUB』(つりサンデー;廃刊)などで,1990年代中盤まで,とくに紙面を賑わしていた柏木重孝さんの存在だ。
写真は,『TOP WATER BASSING 2』(1992年発行)というビデオからのもので,当時もいまも人気の村田基氏といっしょのオープニング部分である。
オズマは,このビデオを学生時代の部活の先輩から,いきなり釣りに行く前の朝3時頃に見せてもらい,TOPの釣りに一時燃えたことがあった。しかし,不器用なオズマに使えるのはバズベイトぐらいだった。
まあそんなことはいい。
問題は,村田基氏とご友人であったと記憶しているのだが,その彼・柏木さんが最近まったく雑誌やビデオなどでも見かけないこと。
有名人がメディアにでていないと,だいたい病気をしていた話がある。
柏木さんの釣りは,とてもオズマにマネできるレベルのものではない「ウルトラハイレベル」だったが,TOPの楽しさなどが本当に伝わってくるものだった。楽しかった。
まあとりあえず,中古店で『TOP WATER BASSING2』のビデオを見たら購入してみてもらいたいなあ。あ,これは当然VHSなので,オズマのようにDVD化しているヒトから借りてみるのもいいと思います。
それにしても柏木さんはどうしているのだろう そういえばZEALも,中古店では見かけるが,新品は見ない様な気がする.....。新品のお店自体,1ヶ月に1回行くか行かないか,というレベルなので詳しくはわかりませんが....。
この放映があったのは,89年の春。そう,ギド・ヒブドンが1988バスマスタークラシックを優勝した翌年だ。部活の後輩が録画していて,何度も見なおしたものだ。
ギドバグ,G-2は当時大ヒットルアーとなった。とくにギドバグは,それまでのクローワームを超絶するアクションで,オズマも数えきれないほどのバスを釣った記憶が鮮明だ。
さて。この当時も「フィネス」 =「セコ釣り」と誤解されたことが多かったが,今江プロは当時のバサー誌で,「本当のフィネスとは,状況にあわせた釣り」だと語っていた。これを,「ベイトフィネス」なる流行語?で稼ぎを得ようとする人々には聞かせてやりたい。
ちなみに。当時のオズマも誤解組の一人。ベビーギドバグをわざわざ買い占めて,いくらでも釣れる当時の霞水系でアホな釣りをしていた。本当のフィネスとは何かを実践できずとも,感覚で理解できるようになったのは93年当時の爆釣・横利根の存在抜きに語れない。
しかし。西山さんがもう居ないなんて信じられないよ。村田さんが現役なのに。それだけがガックリするところだ。
2010年8月。歴史的な暑さが続き,水郷も水が腐りかけていた。だが,それでもいつものポイントではなんとか釣ることができていた。
そして9月。9/7-9/8にかけて熱帯低気圧が関東を通り過ぎ,鹿嶋周辺では相当の降水があったという。この時点で,オズマは「水が入れ替わって入れ食いかもしれない」などと考えていた。
前日は,会社の人となぜか飲み会もどき。「もどき」なのは時間を90分限定にしてもらったから。そうしないとオズマが釣りに行けない,「不機嫌な翌週」を迎えてしまうのだ。会社にとっても損失ですよ(笑)。
9/11朝,3時45分起床。もうこの時点でマズメは捨てている。とにかく睡眠時間確保が猛暑に対抗する最良の策であることは間違いないと思うからだ。それに,いままで朝マズメはロクに釣れていない。あせらんでもええやろ,みたいな感じだ。
いつものポイントにつくと,湖面が恐ろしいことになっていた。
酸欠に強いコイでも鼻上げ。壊滅的打撃。
恐るべし,稲渋。
そう,秋のもっとも恐ろしい水,稲渋ダラケの水となり,ハゼ・アメナマ幼魚・ワカサギ,コイ,フナ,およそすべての水中生物が死んでいるか死にけているかという,とんでもない状況だったのだ。
それでも一縷の望みをかけて投げてみるが無反応のまま2時間経過。移動しようと思っていると,チェリーさんに会った。やはり釣れてないらしい。チェリーさんはひとまず寝る,と言っていたので一旦別れた。
春先にいい思いをした水路に行ってみようか。一抹の不安はある,そう稲渋の。
思ったより遥かにマトモな状況。コイも死んでいないし,むしろソウギョなんかがアシをバクバク食べている姿を発見できたり,かわいいイタチの後ろ姿があったりと,とりあえずは釣りになりそうだ。
まずは,先週釣れたカスミクロー。これで釣れたら嬉しいなあ。
アシのスポットに入れる。
「ググ...」
何か重い。思い切りアワセる。
「グオオ」
なにかわからんが草の塊ごと引っこ抜くしかない
そして飛んできたのはこれだった。
やったぜ1匹目。カスミクロー。
小さいけど嬉しいゾ。
先週に続きテキサス7gで釣れた。今日は,クローワーム定番の改造をしてきたが,それも効いたのかな。ああ,昔流行した「キャッツアイ」をつけたんですよ。あれを付けるとオズマは勇気100倍になるのだ。
しかし後が続かない。ときおり「グーン」という強烈なアタリがあるがすっぽ抜ける。さっぱりわけがわからないまま刻々と時間は過ぎていく。
ポパイ51に行っていた。カスミクローの補充とスナップを買いたかったのだ。
もうお昼になってしまった。しょうがない,とにかくここは歯磨のできる場所で昼食をしよう。そして昼寝だ。
14時に目が覚めた。帰ろうかとも思ったが,ふと,利根川が脳裏に浮かんだ。ダメモトで行ってみるか。
意外や意外。ささ濁りが入っている,むしろ釣れそうな感じだ。ボラも元気に泳いでいる。いつものポイントの魚たちを避難させてあげたいぐらいだ。
もうとにかく余裕がない。ここはTN/50・ステインキングで一気に攻めまくろう。まぐれを起こすにはなんといってもバイブレーションのスピードが必要なのだ。
テトラの陰にブチ込む。Wフックなので容赦なく突っ込む。
「ガコ-ン」
ヤベエ,根掛りか,と思ったが動いた。黒い塊が。やっとアメナマがきたのか
フルパワーで抜き上げたら
36cm。またもやバスとは....。
バスはバスで嬉しいのだが,やはりアメナマはオズマのことが大嫌いなんだな...。でも,こういう意外性があるのがハードルアーだよなあ。とりあえずこれでレポートがなんとかドラマチックに書けるゾ。
引き続きひたすらバイブを投げたり,クランクにしたり,スピナベにするが反応が薄い。水の色はどんどんよくなっているが,風がないのが痛いなあ。
下流に目をやるとチェリーさんが居た。こちらは2匹ですよと伝えると,何でも午前中でいきなり3本釣ったという。詳しくはここに書かないが恐るべき発想。とても参考になる考えだ。
そんなわけで,「バスマッチ選手権・第3戦」になってしまった。
話を聞くと,どうもバズやらスピナベの方がいいらしい。ようし,夕マズメまで勝負だ。
「ヨッシャー」
先に叫んだのは,エセ今江プロ2号()に認定されたチェリーさん。ルアーの詳細も面倒なのでそれはチェリーさんのブログを見てほしいが,これで4対2。チェリーさんはリミット5本まであと少し。
オズマはTOバズベイトに変更した。ん たまたま中古で315円だったんですよ。
「ヨッシャア」
今度はオズマにヒットした.....が,抜き上げ直前でオートリリースだ。アワセが足りないようだ。
その後もバイトがあるがまだ乗らない。
いよいよ日がくれかけた17時30分過ぎ,オズマにドラマが起こった。
「シューン」「ジュボ」「ウオッシャー」
今度はバラスわけに行かない。腰をひねって強烈にアワセルのだ
そう,利根川はロングキャストで釣れることが多いので,パワーをルアーに確実に伝えるには,リック・クランのようなパワーアワセが必要なのだ,と理解したらこの通りだ。
根性で3本目。TO,釣れます。
そして糸を結び変えて1投目。
「シュボ」
ヨッシャア ウンショア
4本目ですたい。
これでようやくチェリーさんに追いついた,と思っていたのもつかの間,チェリーさんはしっかり1本追加。結局5対4でオズマの負けが決まった。
気がつくと周りのバサーはみんなバズベイトを投げていた。オズマとチェリーさんは「もういいやね」と帰宅準備。
さて,利根高では,柏ICまで終始オズマが後ろにいたことをチェリーさんは気がついていただろうか
劇的な釣りをまた味わいたいが,次回は会社の移転作業のため出撃予定は未定である。
結果は4本ですが,納得のいく釣りができました。
問題は,稲渋でかなりのエリアがダメージを受けていること。そこを避けてやれば釣れる,ということですが,実行には決断が必要でしたね。とにかく稲渋,そうとう影響を与えそうです...。
詳細後日。一応テキサスでも1匹釣れたのでやっぱり嬉しいです。
この映像は,霞爆釣時代の1990年の夏に放送されたとはっきり記憶している。
なにしろ,この放映の翌週には友人がリック・クランと同じ帽子をかぶっていたからだ。
いま見ると,ああ知っている,と思える技術もある。
だが,20年超えても,パワーのある釣りは何度見ても飽きない。カッコイイ。
そう。ボクがライトリグから脱出してしまったのは,この映像と霞爆釣時代がシンクロしたからだ。
何しろ広い北浦に,学生時代の友人10人しか居ない,なのにバスがウジャウジャ,なんてものだから,ライトリグからハードルアーへの転向には,お金の問題だけが壁だったのだ。
貧乏学生だったが,毎週のバイト代をつぎ込んでいたなあ。いい思い出だ。
そこで,いまは,かつての今江プロ(写真のものは『今江克隆 ザ・シークレットPart2』での琵琶湖戦;20年前のもの)が行っていた,通称「今江アクション」に転じている。
わかりやすくいえば,フォアグリップに右手を添えて右手でアクションさせるのだ。そしてフッキングも右手を添える。
だが,レフトハンドリールを右利きの人が使えればこんな面倒な方法も不要だろう。オズマもその昔,ガニングシャフトで藤木プロからこのアクションを教えてもらったのだった。
オズマは2010年になってから酷い腱鞘炎で右手に過度の負担をかけられない,ゆえに,またこのアクションを使っている。
さて,今江プロといえば「電撃アワセ」を確立したプロとしてもっとも有名だ。そしてよくある誤解に「即アワセだろう,それは」があるが,まったく異なるものだ。
一定のアクションを続ける,ちょうどまな板でキュウリを刻むように,ワームやジグをトントンと動かしていく。
その「トン」が消えたりした「ウエイトレスフィーリング」(重さを感じないアタリ)でアワセることが「電撃」の極意である。
なぜオズマがここまで書けるかは,もちろん藤木プロのガイドあってのものである。
ちなみに,海でキスやハゼを釣っていると,まさしくこの「ウエイトレスフィーリング」があり,それをモノにできるかどうかで猛烈な差がつくものだ。
『今江克隆 ザ・シークレット』を見ていると,見事に「電撃」が決まって行く。その鋭さを実現するには,「棒のような竿」が必要になる。それが,初代「ガニングシャフト」であったわけだ。
もちろん,リグの重さによっては「マシンガン」などの「スティッフ」なロッドであればよい。間違っても,スコーピオンXT1581Fのような竿ではこの芸当ができないということを,2010年,ライトハンドベイトに戻って本当に痛感した。
なぜ20年前の竿を今の竿が超えられないのか。それは,初代コンバットが「競技用バスロッド」であったからである。キャストなど二の次,とにかく「かける」ことに主眼を置いていたわけであるから。
うーむ,しかし,古くても勉強になるな,このビデオは。DVD化しておいてよかった。
ちなみに,最近のロッドにはフォアグリップがないものや,短いものも多いだろう。それゆえ,以上の技術は初代コンバットオンリーの技術とも言えるかもしれない。実際,オズマは初代コンバット以外で「電撃」が決まらないし,決まった記憶もない....。
またまた大昔のネタを発掘。
もうこのTV番組を録画したものは何回も見たな。友人のものだったけど。
で,シナモンブルーフレークってカラーを知ったんだった。
ついに発掘。いやはや,これがカスミ爆釣時代のもの。
これは89年12月に放映されたと記憶しているが,この後の90年4月に「スコーピオン・プロチーム」が結成されて,まあ,とにかく,村田さんの露出が増えていったのだ。
それにしても釣れる。スコーピオンエアロ,2592Aは持ってましたよ。いいロッドだった。
前日までの仕事は,会社事務所の移転でてんやわんやである。本業の作業はできない。さらには,以前いた部署に行くことになり,まだ残っていた業務引継ぎをした。それにしても,いくら社交辞令にしても,あまりにも簡単に「オズマ君,来年は戻ってもらうよ」などとはよく言えたものだ。オズマは社長にとことん改革案を提出して放出された反逆児ですよ。
とりあえず,それでも金曜日は22時に就寝できた。2時45分起床。
水郷のいつものポイントには4時30分頃に着いてしまった。
ありゃま,まだ月が出ているよ。
いつものポイント,夜釣りは危険でできない。足元が見えないし,何があるかわからないぐらい危険なので,少々ポイントをずらしてみる。
何も起こらずに1時間が経過。ふと見ると,遠くにチェリーさんが居るのが見える。あれ,後ろから2人組が入っていったよ。お友達なのかな
違った。単なるマナーのよろしくないバサーだったようだ。しかしまあ,先行者が居たら,いくら何でもクルマを先行者から離して停めるよなあ。ま,そのバサー達は釣れてなかったようなのでいい気味だけれど。
しかし,こちらも相変わらず何も起きない。風もなく,非常に暑い。ここは信頼のクランクベイトで探るしかあるまい。
マッドパピーは裏切らない。
この「緑色メタリック」は発売当時から「FTカラー」とともによく釣っているカラー。個人的に定番の「キンクロ」ではなかなか釣れず,いつもこの色とFTカラー,そしてサバ色にお世話になっている。
それにしても風がない。予報では3mの風があるはずなのに無風。しかし,幸いに水の色はわるくない。むしろよい そこで,水が澄んでいるときの一発勝負,デルタフォース1/2oz・シングルウィローの早巻きで勝負を決めるか。
「ヨッシャア」
エセ今江プロの2匹目。
だいぶ気分が楽になってきた。
やはりデルタフォース。ハイピッチャーでもハーフスピンでもカバーできない釣り方がある。それを可能にするのがこのデルタフォース,というぐらいに,このルアーに関してはデビュー当時からずっと使い続けているので安心だ。
だが,その後は,霞名物「ノーバイトの猛攻!」,である(車田さん;拝借します)。
では,ジグスピではどうだろう。ちょっと深いところも攻めてみよう。
「ガツーン」
キタア,と思い切り「根掛りフッキング」 あおって回収すると....
ジグヘッドの針がポッキリと折れた。
精神的にも折れかけた。
この頃にチェリーさんと再会。あまり調子がよくないらしいが,出家は回避しているとのこと。そこで,二人でまた「バスマッチ選手権」を開催することになった。
まずは,チェリーさんの考えで水郷大橋へ。
涼しい。バスも居る。でも,口を使ってはくれない。
このポイントは涼しくて,大昔に琵琶湖大橋でヘビキャロをやっていた頃を思い出す。ああ,あのときは涼しくて入れ食いだったけど,大波で,友人が船酔いしてたっけ。
タックルを整理してみると
思い出すこともある。
この涼しさを武器に,いろいろ片付けてみる。もちろん事前に用意しているのだが,なにせ1週間前に詰めるので忘れていることも多いのだ。
カスミクロー,これで釣れるかも?
この後は,昼食→潮来釣り具センター→昼寝ポイント,とチェリーさんとともに移動。
昼寝ポイントでは,クルマ用の枕が活躍した。おかげで熟睡しすぎ,チェリーさんに起こされる始末だった。いや,あの枕は使えるなあ。首も痛くならないし,あれだけ眠れるのは実によかった。
障害物の多いポイントに移った。クランクベイト・スピナベ,バイブなどは異常なし。よし,さっき見かけたカスミクローをテキサスでやってみるか(実は午前中に結構アタリを得ていたが,全部スッポヌケたのだ)。
テキサスシンカーは1/4oz。強風になってきたので確実に底をとるのだ。
「昔の今江アクション」(フォアグリップを握ってそれでアクションさせる)とステイを繰り返す。10投目ぐらいだったろうか。
「コン」「ヨッシャー」
一気にカバーから抜いた。
3匹目は1年ぶりのテキサスフィッシュ。
いやあ,これ,今年最高に嬉しい魚かも。テキサスリグは,15年ぐらい前までは得意だったが,その後ダウンショットなどに走るようになり遠ざかっていた。水郷でテキサスリグで釣ったのも8年ぶりぐらいじゃないかな。
最後の勝負は利根川になった。当然チェリーさんが先行だ。
バズでジャンプ2発でバラシました....。
最初は何も起こらなかったが,あきらめずにバズを投げていると,フォールした瞬間に食っていた。だが,こちらはほとんど何も見ていなかった。アワセができなかったなあ....。
結局,チェリーさんは底力を発揮してバズで1本追加。
3対2で「バスマッチ選手権・第2戦」をオズマが辛勝した....とは言えないかな。そんなことより最後のテキサスフィッシュが感動でしたヨ。
では,カスミクロー,もう少し買ってみるかな。
あ,最後に,標題の意味は「2009年の西の湖遠征以来」という意味です。記事,2009年の8月辺りにUPした記憶があります...。
今日も水郷行きました。結果は3匹です。
1匹だけ,感動が1年ぶりのものが上がりました。
たまにはできるんだな,って,いや,楽しかったです。
詳細後日。暑さは東京より遥かにらくでした。
当初の予定では8/26と8/27を水郷での釣り,8/27-8/30をガンダーラの仏都・会津で過ごす予定だったが,釣りで想像以上に苦戦したり,ガンダーラへの道のりの遠さにくじけたりで,結局8/29に帰宅してしまったが,その前半レポートである。
さて,8/26は通常の水郷出撃と同様である。平日であるというだけで,猛暑による食いの悪さは覚悟し,スピニングタックルも準備した。
5時に利根川の有名ポイントに到着。
まずは月が迎えてくれた。
アサイチ,ベイトはたくさん居る。ナマズらしきうねうねも見かける。勝負の速いバズベイトで一気に流してみる.....が,1時間経過しても反応なし。まずいゾ。暑くなったら厳しいというのに。
そこで珍しく持ってきたカヴア(ジャクソンのもの;拾いものだ)に変えてみた。すると,なんと1投目で結果がでた。
TOPで引こうとしたらいきなり
釣れた。出家回避の1本目。
だが,バイトが実にショボイ。引っ手繰るようなバイトではなく,やっと噛み付いている程度。これはスローな戦いが予想される.....が,そういうゲームはできないのが性分。やれるならとっくにやってます。
コンバットクランクSSRに変えてみる。実績がありすぎるのだが,最近は出番が減っていた。それは,いつものポイントではどうもこのルアーに反応が少ないのだ。実に使いやすく,価格も非常に中古で安くなっているルアーであるが。
とにかく変えてみる。そして3投目。
ボシュ,と飲み込んだ。
着水と同時に。2匹目。
先程までのバズベイト攻撃はあながち失敗ではなかったようだ。バスの意識が水面に行っているようだ。こういうふうに着水と同時に釣れるときは,そう理解しているのだ。
日が昇ってきた。さっさと勝負をつけて,できればアサイチでリミット5本を達成したい。
続けて釣れるのはルアーが優秀だから。
3本目。あっけなく釣れる。
これも着水同時だった。利根川のこのポイントは運良くかなりクリアな水質になっていたので,バイトが確認できるので非常に楽しい。さらには明るいのでルアーロストの恐怖も少ない。
「こういうときっていうのはね,もう,強気の強気で。たとえ相手がノーと言ってもこちらはイエス,みたいな。」
今江プロの『ザ・シークレット Part1』後半の琵琶湖戦で語っていた言葉が脳裏をよぎる。ウム,ここは勝負だ。一気に攻めまくるのみ おっと,その前にラインチェックは必ず行おう(1匹釣ると必ず結び変えている)。
どうじゃい。4本目。
写真の写り方で4本目が一番小さく見えるが,これは36cmのグッドバス。実に利根川らしい激しい引きだった。だが,その強烈な引きや,よく考えたらここまでバラシゼロというのは,竿を,使い慣れたあの竿にしたせいもあろう。
初代コンバットスティック・マシンガン:CSC-55M。
この竿のすごさはやはり時代を超えている。
日本初の「競技用バスロッド」,それは時代を超える。
あらためてこの竿を使ってみると,非常にバットが強い。
スコーピオンXTやアメニスタと比べると実に20年前の竿であるが,感度・強靭さ(オールダブルフットガイド)などは遥かに超えている,と評価する。
ただし,その強靭さは手首を痛めることにもなる。昨年までメインロッドだったのが不思議なくらい強引な竿でもあるが,今回はスコーピオンXTライトハンドルを組み合わせることにより,手首の負担軽減を計ったのだ。
7時。いつものポイントには行かず,新規開拓に努めるゾ。
13時。打ちひしがれた。午後になるとふくはずの風もない。だめだこれは。とりあえず宿泊先を決めて夕マズメにかけてみようか。
とにかく昼寝だ。16時に起きて再起動。
アサイチのポイントに戻ってみると,まったく魚が居ない。ボラもレンギョもいない。
とくにボラの存在は,本山プロと同じくオズマは重視しているので(実際,ボラの群れの中にTOPを投げて45UPを釣ったことなども多い),かなりヤバイと感じたが,他に移動してもさらに水が悪かったりで,結局戻ってきた。
バスベイト。やはり反応なし。クランク。普通に引いたら根掛り必至。スピナベ。うまく言えないが合わない。
コンバットクランクSSRに一縷の希望を託してキャストを続ける。ときおり「ポシュ」というアタリがあるが,あれがアメリカナマズなのだろうか。オズマにはまったくヒットしないが....。
もう真っ暗になってきた。最後の杭がかろうじて見える。遠投しよう。
ボシュっと5本目。
かろうじてリミット達成。
利根川,そこは実にやりがいのあるポイントだとつくづく感じた。
水の動きのあるときは比較的食いがよいように思うが,今回はことごとく水が止まっていた。平日でも,プレッシャーゼロに等しくても,腕が悪ければ(=ポイント選択を誤れば)釣れない。そんな,「釣り」としてアタリマエのことを実感させてくれる1日が終わった。
さて,8/27は夜中からやってみよう。でも,釣れるのかな.... 釣れなければ,とっととガンダーラに移動だ