オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

労働問題を考えてみる①「派遣切りの正体は何か?」

2009年02月28日 21時11分55秒 | オズマの考える政治・経済問題
 以下は,あくまでもオズマなりの考察である。

 さて,巷間「派遣切り」が悲しい流行語になって久しい。これは,主に労働者側から考察すると,「まだ期間満了じゃないのにオカシイ」「給与が上がらない」という問題点がある,というのは周知の事実だろう。

 では,派遣の実態から探ってみよう。
 
 オズマの会社では,約10年前に当時の金融危機でとんでもないほどに正社員を切ってしまったので,いまや,仕事があってもこなしきれない状況になってしまっている。そこで派遣社員を雇用するのだが,最初に派遣会社の営業マンと話をしたとき,印象深い言葉が残っている。曰く,

 「派遣なら,絶対女性ですよ」
 「男の派遣は,ちょっと違いますよ」

というのだ。その理由は簡単だった。女性は,能力がある女性でも,結婚・出産・育児などでフルタイムで働くことができない人が多い。しかし,男性はそうでなく,前に居た会社とイザコザをおこして辞めた人の方が多いというのだ。

 そしてなんと,人材派遣会社はオズマ自身(当時まだ20代だったが)が探してきたが,どの営業マンも同じことをいうのであった。

 そして現在はどうだろう。10年間で変化があっただろうか。

 オズマの会社に限って言えば,派遣社員の質は変ったと思う。
 たしかに,能力はあるのだが,どうも一癖二癖あるような方たちになってしまったのだ。

 オズマも相当に強い個性をもっているといわれるが,会社の事業的にかなり専門職を要するので,そういう性格の人が来るのかもしれない。

 ちなみに,オズマの会社では「派遣切り」という行為はない。しっかり契約を結び,必要な方なら延長で3年間近くまで働いていただいたこともある。

 しかし,法律が邪魔をするのだ。そう,派遣で働きたい人を妨害する法律,とにかくある程度の期間になったら正社員にしろというものだ。

 これは,一見よい法律だが,実際に能力ある派遣社員の方々には迷惑な話でもあるようである。彼女らの働きぶりは相当のものがある。オズマも,実はかなり派遣社員の方々にOJTで教えてもらったことがある。しかし,彼女らはあえて正社員になれない環境があるのだ。そして,特殊能力を眠らせるには惜しいから,派遣社員として働いているという人もいるのだ。

 いま話題になっているのは,こうした専門職の派遣社員でなく,工場のライン作業などで問題になっているレベルなので,上記のような事例がそのままあてはまるとは思わないが,一見単調労働に見えるような職種であっても,実はノウハウは結構あるものではないだろうか?
 たとえばコピーをオズマは1日3000部作成などという荒業をいまでこそ行えるが,入社した当時はできなかった。コピーといえば,事務職のルーチンワークの代表と思われている節があるが,実はやはりノウハウはあるものではないだろうか。

 派遣切り,実は法律にも問題があるのではないか,それがオズマの考察である。

 派遣は本来「自由な働き方」を目指したものであったはずである。であれば,「派遣を望む人は派遣で」,という道も残しておかないと,労使ともに都合がよくないと考える。もちろん正社員への道を閉ざしてもいけないのだが。 
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1600GT・TE71カローラGT軍団,それがオズマの「GT」原点

2009年02月28日 12時48分03秒 | オズマのクルマよもやま話
 オズマが「GT」というグレード名を意識するようになったのは,ダルマセリカ1600GTが最初だが,心の底から,それこそ今でも乗ってみたいと思うのは,AE86より「アンダー15」のTE71カローラ1600GT「軍団」である

 「アンダー15」であるのは,まず形式名称。
 AE86→TE71,見事に「15」アンダーだ
 また,エンジン出力も,初代4AGEUのグロス130PSに対し,2TGEUはグロス115PS。ここでも見事に「15」アンダーである。

 だが,これらは単なる数値であり,オズマの好みとしては,実はハチロク以上に好きだったのが,このTE71カローラ1600GT軍団である。
 カクカクした直線的デザインに「男らしさ」みたいなものを感じたともいえる

 「軍団」というのにも理由がある。それは,1600TWINCAMエンジン(2TGEU)搭載車のバリエーションが実に幅広かったからである。
 セダン1600GT,リフトバック1600GT,ハードトップ1600GT,そしてクーペ1600GT(これのみをレビン・トレノとよぶ),これだけのワイドバリエーションだったのである。


これはレビン1600GT・初期型。これがカローラ
と思うほどにカッコイイと思いませんか。



これはハードトップ1600GT。GTエンブレムが
実に誇らしい。こんなクルマが今も存在してほしい。


 それにしても,このTE71型がデビューしてからもう30年が経過する。当時「悪夢」といわれた昭和53年度排出ガス規制を三元触媒・EFIなどの技術で乗り越え,いまなお,実はハチロク以上にコアなフアンのいるクルマ,それがTE71軍団である。

 そういえば,友人で,当時このカローラのリフトバック1500SE・5Speed仕様に乗っていた者もいた。実に楽しいクルマだった記憶がある。1500CCのエンジンなのに,妙にレスポンスが良かったことだけは覚えている。

 以上,オズマの思い出である