オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

この国の鍼灸制度は不適当であるが....

2009年07月21日 06時39分08秒 | オズマの考える政治・経済問題
 オズマが以前から書いているように,日本は,西洋医学盲信者が異常に多い国家・国民である。親族にも異様に多い。不気味だ。つい先日も,健康だった伯父が殺されたようなものだったのに

 だが,世界保健機関WHOが認めているように,鍼灸はいくつもの症状に効くことがしっかり証明されている。

 オズマとしては,この思いがあり,いつも自分の足りない知識をどうにかしたいと思っていた。鍼灸師がアドバイスしてくれることにも限りはある。

 そう思いながら本屋を歩いていると,一冊の書に出会った。


西洋と東洋,どちらも採り入れること。
ホリスティック医療が目指す姿。


 著者は,主に中国で医師として活躍しながらも,日本で鍼灸の普及に努めようと帰化までされた方である。すばらしい

 このような方々ばかりなら鍼灸の世界も安泰なのだが,実際はそうではない。なぜなら,著者のいうとおり,日本では,国家資格として,鍼灸師免許が医師免許に比べてあまりにも甘い基準であることも一因だろう。

 中国では,医師が鍼灸をするという。すなわち,厳しい医師国家試験に通らないと鍼灸治療はできない。だが,日本では,専門学校で,それも神経のしくみなどを深く実習することもなく,とくに大学医学部に比べれば歴然だが,あまりにもその資格が軽い。国家資格であっても重みが違うということである。

 この日本は,明治以降,廃仏毀釈という愚行を行ったりしてきたが,現在の鍼灸師に対する扱いもまたその愚行の一つであると思う。

 患者にとってもっともよい治療方法。それはこの著者がいうように,西洋医学と中医学(東洋医学)の融合にあると思う

 なお,右腕の神経は右側の臓器(すい臓・肝臓など),左腕の神経は左側の臓器(心臓など)に深く関わっている。
 腕の痛みが,実は心臓の病だったりするのである。
 
 こういう基本的な医療知識を仕入れるにも,いまのところ,詳しい鍼灸師に教えてもらうしか手段はない。いまは医師と闘う時代なのにも関わらず。伯父の二の舞はゴスロリだ.......,じゃない,コリゴリだ。

 オズマは西洋医学によって癌から救われたが,その後のケアは皆無。だが,徳のある鍼灸師により蘇った。

 最後に,鍼は痛くありません