右腕の腱鞘炎も致命的だが,左腕も破壊寸前になっているようだ。
いままで何回も経験してしまった,睡眠中に腕が固まる恐怖。左腕が固まり,まったく動かなくなるのである。右腕は常時痛みがあるが左腕にそれはなく,甘く見ていたが,まさに釣りに行くその朝に症状が出た。
「ウウウウウ....」
6/2・3時30分。23時就寝なのでクタクタである。いや,もう毎日クタクタで,釣りに行ってなければココロがキチガイ一歩手前状態だが,ゆえに釣りに行く。ココロだけは健全に,なにより東京砂漠で失ったココロを取り戻すために水郷に向かうのだ だが,左腕が固まってまったく動かない。金縛りのような症状で突っ張ったまま。しばらくすると動いたが,いったいカラダに何が起きているのか...。
そんな感じで水郷には6時到着。夏になるとマズメをハズスのだ。いや,ムリなのだ。体力的に。そこで,久々にベイトフィネスタックルを持ちだしていた。
だが,期待を裏切り,水路に水はないに等しい状態。「いつものポイント」も相変わらずヘラ釣りの方々で賑わっている。
そんなあせりのなかに,奇跡のように天からのお告げがきた。
「ここに行きなさい」
果たして行ってみると,その場所の水は動いていた。浅いが透明感もある。ワームで釣れそうな雰囲気を感じた。そこで,約1年ぶりのネコリグ・カットテールを落としこむ。すると,ドンドコドンと...。
いきなり釣れた1匹目。ワームのヘタクソなオズマに嬉しい1匹。
出家も回避。6時32分だった。
ここからはなんと入れ食い。一箇所に溜まっていたのだ。
2本目。ネコリグって釣れるね。うん。
3本目。サイズがみんな結構イイ。いけるかも
4本目。10分とかからず一気に釣り上げてます。
そしてリミット達成。わずか45分で勝負が決まった。
しかし,ここからはさすがにバイトがなくなる。ワームの種類を変えたりいろいろ行うが反応なし。体力も,5本釣ったのでもはや最低限に突入。
それでも新規ポイント開拓,いやさ,夏にいいであろうポイントに遠征する。しかしこれが見事に外した。ブルーギルも居ない。バスも居ない。もともと見えバスだらけのポイントのようなところなのだが,そこは終わっていた。
10時30分。早すぎる昼食をコンビニでとり,歯磨きを終え,長い昼寝タイム。
起床すると13時近い。2時間は寝ていたな。同時に体力が戻ってきた。オレはまだ終わってない。40UP釣らないとカッコヨクない。
そんなわけで,これまた実績のないポイントであるが,まさに引き入れられたように,ハイピッチャーを投げる。さすがに浅すぎてダメかとあきらめかけたそのとき,
「ズガーン」
黒い物体がスピナベに猛烈アタック。ヘラクレスで一気に引き抜きダゼイ
40ジャスト。やはり居るところに居る。スピナベは外せない。
これで水郷に見切りが着いた。移動しよう。昨年釣れた嘉襟之川へ。
15時すぎに嘉襟之川には到着。あいかわらずハイプレッシャー。クルマを止める場所さえない。まあ,歴史のある川だ。魚は居るんだからね。
とりあえずスピナベ,いやさ,それしか投げないと決めて歩き廻ることにする。そして30分後,岸際ブッシュの際にハーフスピンが通ると強烈な引きがある これは40UPかと錯覚してしまったが,手前に魚を引き寄せると....,
レギュラーでした。7本目。
しかし川バスは引く。
このまま釣れ続ければカッコイイのだが甘くない。
ブッシュにサイドハンドでズバズバ,自分でも信じられないくらいにスピナベが決まっていくがバイトはない。なにしろこの川,ロクな障害物が沈んでないことは冬に調査済みだ。それでも増水してたりすると見た目に騙されるんですよね。昨年もかなり騙されたけど,今年も騙された
それでも18時まで頑張って終了。6月も不定期休暇になりそうなので次回の予定が立たないが,そういえば水郷では久々にこんなものを拾いました。
ブリッツですな。目が腐ってますが...。
この色は使ったことがない。いいチャンスかもね。
やっとワームで釣れ出したのが今回最大の収穫。
ベイトフィネスは,S村プロが煽るかのように専用「高価過ぎる」タックルをプロモートしているが,オズマにとってはやはりSVSのベイトフィネスがトラブル少なく扱いやすい。
そして,ヘラクレスの強靭なパワーを,モーラと比べるとあまりにもありすぎることにビックリした。モーラでも結構イケテイルと思っていたのだが,ヘラクレスはさすがにメイド・イン・ジャパン。
では,6月もとりあえず出家なしでスタート。ワームの在庫は昨年からたくさんあるからしばらく大丈夫だな。